【REPORT】Stray Kidsの初オンライン公演は感動の嵐!神曲が並ぶ神セットリストで全席神席

Kstyle |

写真提供:JYP Entertainment
韓国の8人組ボーイズ・グループ、Stray Kidsが11月22日午後3時から「Beyond LIVE - Stray Kids 'Unlock : GO LIVE IN LIFE'」と題し、全世界に向けたオンライン・コンサートを開催した。

昨年11月に、ソウル、北米、アジア(日本を含む)、ヨーロッパと周るワールドツアー「Stray Kids World Tour 'District 9 : Unlock'」をスタートさせていた彼ら。ツアーは21地域で24回公演を予定していたが、残念ながらCOVID-19の影響で、アジア、欧州はキャンセルという結果に。本公演は、ワールドツアーのセットリストをベース&凝縮することで、ツアーに参加出来なかったファンへのプレゼントとなっただけでなく、ツアーで披露されなかった曲をプラスすることで、誰もが大満足のライブとなった。

さらに、「Beyond LIVE」という新たなプラットフォームで配信されることで、ファンはチャットで交流し、開演前から、英西韓など様々な言語が入り混じり、ヒートアップ。しかも、ステージをぐるりと囲むモニター画面には世界中のファンが顔を見せて、時にはStray KidsとSTAY(Stray Kidsのファン)が生トーク‼ こうして“無観客公演をネット配信”なんてものとはレベル違いの、底知れぬ臨場感と興奮が生まれ、パソコンの前にいるSTAYは全員がライブ会場一列目を味わえる神席状態! 3時間弱に及ぶ至福の時を過ごしたのだった。


デビュー曲からヒップホップマナーでノンストップ!

写真提供:JYP Entertainment
ボーガン、釘打ちバット、ハンマーなど、それぞれが武器を手に、廃墟からどこかへ向かうメンバーたち。立ち止まって横一列に並んだ彼らは、鉄鎖で封じられた扉に向き合う。バンチャンが怒りに任せて、巨大なハンマーでその扉をブチ壊せば、それは“己を既成概念から解き放て”とのメッセージ。武器をマイクに持ち替えた8人が舞台に姿を見せ、遂にショーの幕が開けた。

オープニングにはデビュー曲「District 9」をチョイスし、イントロ部からチャンビンがスペシャルなライブ・バージョンでハードコアに攻めていく。ノッケから緊迫感が溢れ出すが、ヒョンジンは上着をはだけセクシーさをプラスすることも忘れない。中盤では、ハンとチャンビンが怒涛のマイクリレーを展開し、バトンを受けたバンチャンが腹筋のチラ見せで「全てひっくり返す~」と雄叫びを上げれば、他のメンバーも体をひねりながらジャンプ一発。このパフォーマンスには“既存の&ありきたりのシステムをひっくり返してレボリューションを遂行せん”との熱き魂が込められ、全世界がStray Kidsのアジトと化す。さらに終盤では赤と緑のレーザー光線が乱れ飛び、どれだけ離れていようとも、ステージの熱気が視聴者にダイレクトに伝播。ロックなサウンドに、ラップを主軸とする痺れるパフォーマンスで彼らはヒップホップ・アイドルとしての独自性をきっちりと打ち出していく。

写真提供:JYP Entertainment
そして僅かな間も置くことなく「Victory Song」へ。勝利への自信を漲らせるエネルギッシュな詞に合わせてエキサイティングにパフォーマンスし、フィリックスの魅惑のローボイス・ラップからクールネスが全開だ。また、恐らくパソコンの前で全てのSTAYが「Listen to this 勝戦歌」とシャウトしただろうタイミングで、チャンビンが「Turn it up」と煽り、STAYを更に熱くする。バンチャンはジャンプでまたも腹筋をチラ見せし、ヒョンジンの上着ずらしはここでもセクシー&クールに映える。メンバーの顔には汗が光り、オープニングの2曲だけでも、いかにハードだったかが分かろうってもの。そして歌い終えると、バックには“?”のマークが浮かび、それは次の曲が「Question」であることを示唆。舞台中央で、フィリックスとスンミンがハイタッチを交わした後、彼らは青春の悩みを素直に打ち合けるように歌うが、ラストはフィリックスが「Go Go Go Go」とシャウトし、悩みを吹き飛ばしていた。

写真提供:JYP Entertainment
続く「Side Effects」は、挑戦的な選択に対する多くの悩みと心配で混乱を表現した曲。ダンサーに担がれ、中央にインするバンチャンの首元を、背後からスンミンがバンパイアのように襲い、出だしから全てがスリリング! メンバーは赤い紐を小道具にし、メタファーに満ちたステージは危険な香りも漂わす。終盤では、フィリックスが左手で自分の頭を叩きながら、特有の低音ボイスで「頭が痛い」と歌い、ラストは全員が身体全体で痛みと不安を表現。見る者の感性を刺激する見応えたっぷりの舞台だった。


R&Bもユニット・ステージも!

写真提供:JYP Entertainment
ヒップホップ度高めのパフォーマンスで駆け抜けた8人の最初のMCはワールドスターらしく、各国の言葉でご挨拶。タイ語(チャンビン)、ドイツ語(スンミン)、スペイン語&ロシア語(ヒョンジン)、英語&中国語(バンチャン)、フランス語(フィリックス)、ベトナム語(アイエン)、インドネシア語(ハン)、日本語(リノ)と、彼らのマルチリンガルぶりには、世界中のSTAYが惚れ惚れ。ハンは「ツアーが中断し、STAYだけでなく僕たちも本当に残念でした」と振り返り、ヒョンジンは「初心に戻って本当にワクワクしながら準備しました」と明かす。またチャンビンは、この日は彼らにとって初のオンライン・コンサートとなり、ファンと直接、目を合わせられない状況で、臨場感をうまく出せるかを悩んだという。スンミンは「この状況を悲しむばかりでなく、違った楽しみを作り出そうと、いつも以上にステージ一つ一つに気を使い、頑張って準備しました」とメッセージし、STAYはペンライトを激しく揺らしてメンバーを応援。チャンビンは「僕たち皆、見てますよ~。実際に(僕らが皆の)目の前にいるように、一緒に楽しみましょう~」と、スンミンは「この時間だけは僕たちだけの時間だから! 最後まで最高に、楽しく、燃え尽きましょう」と話して、ファンのサポートに応えた。

MC後、次のステージに備え、靴紐を締め直したメンバーたち。特にスンミンが念入りに準備すると、世界中の視線が彼に集中する。歌うのはもちろん、ヘヴィなエレクロトサウンドでアグレッシブに攻めまくる「Double Knot」! 靴紐を二重に締めた8人は、キリリとした表情で、思いのままに突き進む。

その後、曲調はガラリと変わり、新たな世界へ。「私が知っていたあなたらしい明るい姿」への恋しさを歌う「M.I.A.」は、切な系R&Bだが、見せ場をたっぷり作っていくのがStray Kids流だ。ハンはフィリックスと肩を組みながら楽し気にラップし、スンミンが「会いたい、会いたい」と歌えば、フィリックスが彼の肩に自分の手をかけ想いやる。カメラに抜かれたリノはピースサインで応え、チャンビンとヒョンジンは互いに語り掛けるようにラップし、思わず笑いが零れる場面も。ハンはファルセットで「もう一度、君に会いたい」と甘さを炸裂させ、切なさの中に楽しさと甘さを忍ばせたステージに胸キュンだ。

写真提供:JYP Entertainment
R&Bで音楽性を広げたメンバーたちは、ユニット・パフォーマンスでポテンシャルの高さも実証していく。まずはDANCE RACHA(リノ、ヒョンジン、フィリックス)が演じる「Wow」から。ヒョンジンとリノは上着を脱ぎ、フィリックスはジャケットから薄手のトップスへチェンジし、パフォーマンスは美しさと色気を醸す。そして恋に落ちる瞬間の男心がスタリッシュに描くのだが、後半部では3人がかつてないほど鮮烈な印象を残すことに成功! 浅く水を張ったステージに移った3人は、水に濡れるのも厭わずに舞い、跳ねる水しぶきが彼らの躍動感を一層浮き立て、溜息が漏れるほど格好良かった。

二番手はスンミンとアイエンからなるVOCAL RACHAで、温もりのある暖色系のセーターを重ねて舞台へ。二人のスウィート・ボイスが奏でる「My Universe」にチャンビンがラップで加勢し、彼は二人の笑顔に合わせて、自身も満面のスマイルを披露。二人のハモリには両手を揺らしてサポート役に徹するが、クールなラッピンがボーカル二人の甘さをより引き立て、聞くものをウットリさせるステージに。ハンは「天国みたいな雰囲気だった」と絶賛し、ファンへのラブソングがSTAYとStray Kidsの距離をグッと縮めていた。

写真提供:JYP Entertainment
その後、モニター画面には大きな帆船が映し出され、いつの間にか、ステージには大きな船首のセットが置かれ、荒れる海原を力強く進んでいく。そこに乗り込んだ8人はダンスホールの軽快なサウンドに、不退転の強い意志を乗せた「Mixtape#4」で、自分と言う羅針盤を信じて未知なる海へと向かう。そして、スンミンが「深く暗い海の上。初めてだから怖かったけど」と歌うと、メンバーは荒ぶる波を乗り越えようと甲板の上で一斉にジャンプし、アイエンのパートでは、他のメンバーが前進する船を演じるなど、見どころ満載! ラストは全員が右手を胸に当て、強い決意をひしと噛み締めるのだった。そんな彼らの旅路に天は祝福をプレゼントし、荒れ模様だった天気も好転。続く「Blueprint」では、朗らかな表情を見せ、夢に向かって真っすぐ歩くポジティブマインドを歌にしたためる。ラストはバンチャンが開けたトレジャーボックスからスンミンが希望の羅針盤を取り出して見せ、笑顔の幕締めだった。


スペシャルセットでの神曲連発に大興奮!

写真提供:JYP Entertainment
時は戻り、再び武器を手に結集した8人の若者たち。彼らはルードボーイと化し、街を破壊していくが、それは怒りによるものなのか、それとも、衝動的なものなのか? 彷徨いの中でどこへ向かうのか? ……そんな疑問に襲われていると、ステージはいつの間にか、キッチンスタジアムと化している。ここからはツアー未公開の曲を連発し、スペシャル度はさらにアップしていく。まずはオリエンタルファッションに身を包んで、6月に発売した1stフルアルバム『GO LIVE』からタイトル曲「God's Menu」をセレクト。チャンビンが「はい、お客様」と一礼し、物腰柔らかく「いらっしゃいませ。当店はメニューを選ぶのも簡単ですよ」とラップするが、そのマナーはとことんハード。ハンは、モダンフレンチやヌーベルシノワのように伝統に捕らわれない料理(サウンド)を作り上げていく、シェフとしての姿勢をラップする。彼らのバックでは、ダンサーが小麦粉を捏ねて麺を延ばしてと、リアルに腕をふるい、これぞクッキング・エンターテインメント! と、ここまでは想像の範囲内で、驚くのはここから。銅鑼が鳴ると同時に、8人は両手に包丁を持ち、ドラムのスティックの様に操り、ファンタスティックなリズム感でナンタ・パフォーマンスを披露する。口技で勝負するラッパーが多数所属するStray Kidsがそれを封印して、ノン・ヴァーバルで魅せるのも実にニクイ仕掛けだ。

写真提供:JYP Entertainment
続くは日本でリリースしたばかりの初Mini Album『ALL IN』からリード曲「ALL IN」をKorean Ver.で。しかも11月26日発売曲の先行公開というから嬉しさも2倍だ。ステージは勿論の事、あらゆる物事に全力で打ち込む彼らの生きざまをフルスロットルで歌い上げると、世界中から歓声がこだま。スンミンは「『God's Menu』『ALL IN』は、僕たちにとって本当に特別な曲」と話し、この2連発がこの日のクライマックスの一つに。ハンは「より躍動感のあるライブステージをお送りする為に、派手なカメラワークとステージ展開、見る楽しさをお届けしました」と続け、チャンビンは「全ての原動力はSTAY」と打ち明け、メンバーはSTAYへ感謝。そんな活躍の源となるファンへ、ツアー未公開の「Ex」をプレゼントした後は、オリエンタルな衣装を脱ぎすて、カジュアルに着飾り、「私(I)」は「あなた(YOU)」を通じて成長し、何にでも打ち勝つ力を得るという希望のメッセージを込めた「I am YOU」をピアノの伴奏のみで! ファンに甘く寄り添う歌がSTAYの胸を打つ。

写真提供:JYP Entertainment
その後、チームの思い出のシーンが流れ、「8人の歩みをプレイバックするコーナーかな?」と思った瞬間、不穏な曲調へと変化し、何やら怪しげなムードに。赤く染まったブラウン管ではチーム内プロデューシング・ユニット、3RACHAの3人(バンチャン、チャンビン、ハン)がソファに腰を掛け、バンチャンがリモコン・ボタンをプッシュすると、ハンが現実世界へと飛び出てくる。続けて、ハンがリモコンを操作すると、バンチャンが突如、目の前に。さらにバンチャンがリモコンをいじれば、さっき迄ブラウン管の中でスヤスヤ寝ていたチャンビンが登場し、ブラウン管の中と現実が異次元で繋がるマジカル・ヒップホップでファンを驚かせた。

ユニットコーナーが終わりを告げると、8人はまたもツアー未公開の曲を。「I don't care」自分の思う通りに生きるという覇気が感じられる「Easy」と、続いて「My Pace」では悩める若者に向かい“他人と比べるな、己を信じてゆっくり前を歩め”と笑顔でレクチャー。途中、アイエンがアドリブで、“逆立ち⇒フリーズ”ダンスにトライし、全員がチャレンジする楽しいシーンまで。


スペクタクル感たっぷりのステージでファンを圧倒

写真提供:JYP Entertainment
ラストスパートをかける前に、メンバーは今日の感想をこうコメントした。

チャンビン「準備しながらワクワクしましたが、残念な気持ちもありました。こんなに熱心に準備したのに、STAYに実際に会えないからです。また、遠くから見ているSTAYが、この臨場感を感じることができるかも悩みました。僕たちの気持ちが伝わることを願っています。STAY、愛しています」

スンミン「しばらく会えていませんね。とても会いたいし、皆さんの前でライブをしたいです。皆さんと話せること自体がとてもありがたいです。直接会えなくても、僕たちはいつもSTAYのことを考えながら頑張っています(ダブル・サムズアップ)」

ヒョンジン「初心に戻り、皆さんに素敵なステージをお見せできるよう努力しました。直接会えなくても、皆さんが僕たちのステージに満足し、楽しんでくだされば嬉しいです。これからもずっと一緒にいましょう。愛しています」

写真提供:JYP Entertainment
バンチャン「僕たちだけの空間がありますよね。コンサート会場が僕たちとSTAYだけの特別なアジトのようで、とても良かったです。残念ながら、直接会うことは出来なかったけど、このステージに立てて嬉しいです。皆さんは本当に美しいし、素晴らしい。このスペシャルな場所に来てくれたことに感謝します」

フィリックス「一生懸命準備し、緊張もしたし、心配もありました。STAYの皆に元気を上げたいし、本当に成長した姿をお見せしたかったんです。STAYと集まって楽しいコンサートができて嬉しかったです。(両手を合わせて)STAY、愛しています。STAY、元気でいてください。これが最後じゃないので、またすぐに会いましょう!」

アイエン「ワールドツアーが最後まで出来ず、とても残念で悲しかったです。そのため、憂鬱な時もありましたが、ファンの皆さんが一番悲しんでいるのではと心配しました。STAYにこうやって会えて幸せです。ありがとうございます!」

写真提供:JYP Entertainment
ハン「テレビ電話をしているみたいですね。皆さんの前で久しぶりにステージをできて、とても面白かったです。STAYの愛をたくさん感じました。本当にありがとうございます。今日の思い出を永遠に記憶してくれたら嬉しいです。(左手小指を立てて)約束しましょう! 皆、愛しています」

リノ「僕たちのために時間を割いてくださり、ありがとうございます。誰かに愛されるのは簡単なことではないのに、僕たちをこんなに愛してくださって感謝しています」

そして、リノがファンに向け「楽しんでるなら、ハート!!」とリクエストすると、指ハートが、バンチャンが「どうでしたか?」と問いかけると、歓声と笑顔が世界中から贈られる。またメンバーがチャット欄を読み上げ、ファンのダイレクトな感想をピックアップし、トークはインタラクティブに進行。「ヒョンジンの顔が一番面白い(カッコ良くて見る楽しさがある意味)」と言うコメントには彼が両手を顎の下に当て、愛嬌でレスポンスしていた。

写真提供:JYP Entertainment
気づけば、STAY全員が「SKZ + STAY =FAM」と言うメッセージカードを掲げ、メンバーにサプライズ! チャンビンの“シャカ・サイン+「Yo~~」”を挟んで、全員で「Stray Kids Everywhere All Around the World! You Make Stray Kids Stay!」とシャウトすれば、ラストスパートの始まりだ。

まずは本国での最新曲「Back Door」を披露し、フィリックスの「Hey, you wanna come in?」がバックステージのエレクトロ・スウィングなパーティーへとご招待。続く「Boxer」では、ファイティングスピリットを漲らせ、ヒョンジンが差し出したボードにハンが「#LOVE STAY, SKZ X STAY “BEYOND LIVE”」と描き、ファンに感謝の意を伝えた。

写真提供:JYP Entertainment
迷路、彷徨、希望、未来、といった彼らの音楽を貫くテーマを詰め込んだ、原点中の原点「Hellevator」は演出、見せ方がハンパない。圧倒的なスケール感で演じるステージは、炎に包まれたどん底からリアルにエレベーターで上昇していくような臨場感を感じさせ、曲の終盤で8人はビルの屋上へ。彼等の足元にはHの文字が描かれ、それはHELIPORTの意か、HELLの意か。下を見下ろせば、足が震えそうになるほど、高い場所に辿り着いていた。最上階に到着しても、彼らは、向上心を忘れることなく、ハイパーなエレクトロチューン「MIROH」を歌う。そしてフィナーレは激アツなパーティー・チューン「TA」! 8人はブラック&ホワイトのタオルを手にし、プロペラからの真上トスで超ノリノリ。バンチャンが「You ready? Take me to the top. オラタ!」と声を上げると、ゴールド&シルバーのテープが発射され、お祭り騒ぎに! 最後はスンミンがフィリックスの背中にチョコンと“TA(乗って)”、ハンはピースサインと、全員が笑顔を見せた。


本編終了後はインタラクティブにアフターパーティー

写真提供:JYP Entertainment
本編を終えても、彼らのファンサービスは終わらない。野球のユニフォーム姿で演じる「ALL IN (Korean Ver.)」と「TA」の赤タオルバージョンのビデオを上映した後は、ステージへとカムバック。Q&Aコーナーのスタートだ。

「準備中に楽しみにしていた舞台は?」との問いには、「God's Menuのナンタ・パフォーマンス」(チャンビン)、「TA」(スンミン)、「Hellevator」(ヒョンジン)、「ユニット・ステージ」(バンチャン)、「Side Effects」(フィリックス)、「ALL IN (Korean Ver.)」(アイエン)、「District 9」(ハン)、「MIROH」(リノ)と答え、「今晩、食べたいものは?」には、「コプチャン焼き」(フィリックス)、「テッチャン」(チャンビン)とアンサー。ファンから「マッチャン(ギアラ)」との声が飛ぶと、バンチャンは「センスがいいね」と応じ、リノは「ヤンコチ(羊の串焼き)」と歌でリスポンスした。

写真提供:JYP Entertainment
「コラボするなら誰?」では、「3RACHA」(フィリックス)、「スンミン(とラップで)」(ハン)、「ヨンボク兄さん(フィリックス)」(アイエン)、「チャン兄さん(バンチャン)とR&Bを」(ヒョンジン)などなど、そして「無人島に連れていくなら誰?」には、「キャンプに長けたフィリックス」(バンチャン)、「面白いスンミン」(ヒョンジン)、「リノ兄さん」(スンミン)など楽しく進んでいく。さらに「クリスマスの予定は?」で、アイエンが「チキンを食べたい」と話すと、スンミンは「僕と過ごそう」とラブコール! が、アイエンは「嫌」と即答し、最後にヒョンジンが「キャロルを聞きたい」と答えると、周りからは「既に今も聞いてるよ」と暴露された。

最後は8文字でSTAYへのラストメッセージ!

アイエン「オヌル・コンヨン・スゴヘッタ(今日の公演、お疲れ様)」

スンミン「STAY、チャン・ポゴシプタ(STAY、最高に会いたいよ)」

フィリックス「STAY、ポゴシッポヨ(STAY、会いたいヨンボク)」

ハン「ポゴシプタ、BABYドゥル(会いたいよ、BABY達)」

写真提供:JYP Entertainment
ヒョンジン「オヌル・キオカルケヨ(今日の日を憶えるね)」

チャンビン「STAYヌン・トェッキ(彼のニックネーム)コジ」(STAYは僕のもの)」

リノ「コンヨンヌン スキズガ・チャン(公演はStray Kidsが最高)」

バンチャン「イェップダ・ウリSTAY(綺麗だ、僕たちのSTAY)」

最後のファンサービスも含めて約3時間。8人は国境を越えて、感動と興奮、そして感謝を世界中に伝え、STAYもメンバーとダイレクトに交流。リアルなライブでは出来ない演出も楽しさ満点で、新たな時代にふさわしいライブとなった。

写真提供:JYP Entertainment

取材:きむ・たく

Stray Kids ONLINE CONCERT Beyond LIVE 'Unlock : GO LIVE IN LIFE'
開催日時:2020年11月22日 15:00

【SETLIST】
1. District 9
2. Victory Song
3. Question
4. Side Effects
5. Double Knot
6. M.I.A
7. Wow (Lee Know, Hyunjin, Felix)
8. My Universe (Seungmin, I.N, Feat. Changbin)
9. Mixtape
10. Blueprint
11. God's Menu
12. ALL IN (Korean Ver.)
13. Ex
14. I am YOU
15. We Go(Bang Chan, Changbin, HAN)
16. Easy
17. My Pace
18. Back Door
19. Boxer
20. Hellevator
21. MIROH
22. TA

記者 : Kstyle編集部