コ・ウォニ&オ・ミンソクら出演、ドラマ「仕事の喜びと悲しみ」若者の苦悩と生きがいを描く

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写真=KBS 2TV「仕事の喜びと悲しみ」予告映像キャプチャー
UHD KBSドラマスペシャル2020の4番目の作品「仕事の喜びと悲しみ」が、尊敬するほど頑張っている人々に慰めのメッセージを届ける。

韓国で21日に放送される「仕事の喜びと悲しみ」は、作家・チャン・リュジンの同名小説を原作に夢、自我実現、生計維持手段の間にある不思議で神秘的な仕事の世界を描いたドラマでコ・ウォニ、オ・ミンソク、カン・マルグムが出演する。11月16日に公開された予告映像は“ジョンボ (尊敬されるほど耐え忍ぶ)”する人々にとって仕事場が落ち着ける空間になることを願う作品のメッセージが盛り込まれている。

アンナ(コ・ウォニ)は、板橋(パンギョ)の中古取引アプリ「うどんマーケット」の企画チームの職員だ。ところが、ヘビーユーザーの“亀の卵”ことイ・ジヘ(カン・マルグム)が、「働きながら、すごく変で理解できないと思ったことはありませんでしたか?」という一度も考えたことのない質問をしてから、不思議な仕事の世界が描かれる。5万ウォン(約4700円)を渡しながら「亀のプロフィール写真を変えてみたらどうかと提案してみない?」という代表のデイヴィッド(オ・ミンソク)と、「毎日定時に退勤すること、僕が何か言ったことありますか?」というアンドリュー(ソン・ジヌ)の言葉を思い出したのだ。

硬直化した職位システムを打破するため、職員全員が英語の名前を使う「うどんマーケット」で、ユーザーのプロフィール写真を気にする代表と定時に退勤することを内心不満に思っている取締役。表向きは“自由”を追求するが、心の中では頑固な会社のシステムと同僚たちの間で疲れていたアンナ。そんな彼女に“亀の卵”は「それが変だと思わないでください」とアドバイスする。仕事で出会った“亀の卵”に慰められ始めたアンナが、仕事が与える喜びと悲しみの間で“バランス”を見出すことができるだろうか。

予告映像から毎日繰り返される仕事に埋もれ、一度は考えてみたはずの作品のメッセージが共感を呼ぶ。「仕事の喜びと悲しみ」の制作陣は「アンナは代表のデイヴィッドの指示で、不正利用行為の疑いがあるユーザー“亀の卵”ことイ・ジヘと出会い、心境の変化を経験する。アンナがこれを通じてどのように慰められ、その慰めをどのように視聴者の皆さんと共有するのか、見守ってほしい」と伝えた。また、「仕事による悲しみ、同時にそれによる喜びを感じることができた輝く瞬間をリアルに描いた原作の美徳を生かすために、制作陣と俳優らが色々努力した。原作とドラマファンの期待に応える完成度のある作品を楽しみにしてほしい」と呼びかけた。

「ドラマスペシャル2020」のスタッフは「22日『モダンガール』を皮切りに、毎週日曜日午前0時に『ドラマスペシャル2020』の10本の作品が順を追って再放送される」とし、「見逃して残念に思った作品に出会える時間をお持ちになり、一週間の締めくくりにしてほしい」と伝えた。

記者 : パク・アルム