「私がいちばんキレイだった時」イム・スヒャン“演技しながらキスをしたいと思った瞬間があった”

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=FNエンターテインメント
女優のイム・スヒャンが、ジスとのラブシーンに関するファンからの激しい反応に言及した。

イム・スヒャンはMBC水木ドラマ「私がいちばんキレイだった時」(脚本:チョ・ヒョンギョン、演出:オ・ギョンフン、ソン・ヨンファ)でソ・ファン(ジス)の教育実習の先生でソ・ジン(ハ・ソクジン)の妻であるオ・イェジ役を務め、熱演した。

劇中でオ・イェジは平凡な幸せを夢見ているが、兄弟の両方と恋に落ちる過酷な運命を経験する人物だ。イム・スヒャンは過去のトラウマから逃げず真実を受け止め、自身のための人生を生きるオ・イェジの成長を完璧に表現した。特にイム・スヒャンは「私がいちばんキレイだった時」を通じて自身初の正統派メロドラマに挑戦し、話題となった。初恋の切ない姿から変化していく人物の心理の描写まで、オ・イェジという難しいキャラクターを繊細に描き、好評を受けた。

イム・スヒャンは最近、ソウル江南(カンナム)区論硯洞(ノンヒョンドン)のあるカフェで行われたNewsenとのインタビューで「この作品を選んだ時に、見せたいと思った部分がありました。『私がいちばんキレイだった時』が持っているカラーや、メロ的な部分を視聴者の皆さんが好きになってくださったら嬉しいと思っていましたが、多くの方々が共感してくださったようで、女優として嬉しかったです。このように深みのあるキャラクターを演じられること自体がとてもありがたく、幸せでした。今も余韻に浸っています」と長い時間、オ・イェジとして生きた感想を伝えた。

今回の作品でイム・スヒャンは数えられないほどの涙を流した。感情の消耗が大きかったと明かした彼女は「感情がとても緻密に入っています。キャラクターの心理状態に沿って見るドラマなので、退屈に感じさせず、説得力を得られるように表現するためとても努力しました。キャラクターが泣きますが、結局は私が泣くことになるので、イェジの過酷な運命を自ら体験し、少し私自身も大変だったりしました」と打ち明けた。

第4話までの台本を見て出演を決めたが、イム・スヒャンは思ったよりオ・イェジの傷と恋は深かったという。彼女は「若者のメロが加わったストーリーだと思ったのですが、後半になるにつれて感情の渦巻がさらに激しく押し寄せました」とし「女優として演じる甲斐があるキャラクターでしたね」と伝えた。

結末に対する感想も語った。多数の視聴者はオ・イェジとソ・ファンの恋を望んだが、結局2人は悲しい結末を迎えた。イム・スヒャンは「これが最善だと思いました。結末がある程度は決まっていたので……2人が結ばれるとしても、それも少しどうかと思います。イェジはあまりにも自己中心的な選択をしたと言う人々もいますが、彼女はファンに『あなたから父、母、兄を奪うことはできない』と言いました。イェジがもし自身のことだけを思う人だったら、ファンと一緒に逃げたかもしれないです。しかし、ファンに自分と同じ悲しみを経験させるわけにはいかなかったと思います」と説明した。

イム・スヒャンは「それでも最後には『愛してる』と言いました。もちろんそれが自己中心的なのかもしれませんが、ファンの立場からすると、7~8年も愛した女性にその言葉を言われると、心境の変化が生じると思います。イェジの愛を覚えておきながら、ファンも自身の人生を生きることができるだろうと思いました」と付け加えた。

イム・スヒャンは「最後に表現されていない部分がありました。番組ではイェジが『愛してる』と告白し、2人が民宿でじれったい気持ちのままいて、イェジが手紙を置いて去るシーンで表現されています。実は、彼女が食事をしながらファンと会話する場面がありました。ファンが『母さんとずっと、そうやって暮らすのか』と質問すると、イェジは『いいえ、良い人に会う。あなたは、愛の基準を立ててくれた。あなたより素敵な人、あなたのように私を愛してくれる人に会って、家庭を築き、愛し合って元気に生きる。だから、あなたも絶対に幸せになると約束してほしい』と言い、手紙を置いて去ります。そのシーンが入っても良かったのではと思っています」と伝えた。

彼女は「私が出した意見のエンディングは、そうやって別れたイェジとファンが中年になって再会することでした。ファンのように見える中年の男性が、イェジを見つめている視線で終わっても良いだろうと思いました。『2人は結ばれるのではないだろうか』と思わせる、開かれた結末です」と付け加えた。

夫の弟という設定ではあったが、オ・イェジとソ・ファンは16話が終わるまでキスを一度も交わすことができなかった。イム・スヒャンは「脚本家に『メロを撮りながら男性主人公と一度もキスしなかったのは初めて』と言いました。『妄想のシーンでも入れるべきではないか』と言いました」と言い、笑いを誘った。イム・スヒャンは「もちろん関係が持っている壁が大きかったです。生徒と先生であり、家族でした。また、イェジとファンの関係はそのようなものが重要ではなかったです」と言った。

「もちろん視聴者の皆さんには重要だったかもしれないです。誰よりも多くコメントを読みましたが“キガル”という言葉を初めて知りました」とし「飛ばせなかった」と付け加え、周りを爆笑させた。「キガル」とは「キスを飛ばせ」の略語であり、ネットユーザーの間で流行っている造語だ。オ・イェジとソ・ファンのキスシーンが見たい視聴者たちはこの言葉を使って激しく反応した。

イム・スヒャンは「演技をしながら、キスをしたいと思った瞬間がありました。ファンとはそのような部分がよく通じていました。実際にジスさんと演技をする時『このシーンでは顔が触りたい』『このシーンでキスがしたい』と思ったりしました。最後の別れのシーンで、ファンはキスをするようだったけど、結局無くなりました。その時も私たちは『その時、するべきだった』と言っていました」とし「イェジとファンからするととても望んでいたと思うけど、2人は線を超えなかったです。なので美しく締めくくることができたと思います」と打ち明けた。

もし、オ・イェジではなくイム・スヒャンだったらどんな選択をしたのだろうか。彼女は「私もそのような選択をしたと思います。現実的に考え、心の中に秘めてこそ美しい恋があると思います。私もそのような存在として残したと思います。初恋を切なく可憐に残しておく、そんな感じだと思います」と答えた。

記者 : キム・ミョンミ