「九尾狐伝」イ・ドンウクが前世でチョ・ボアを殺した理由が明らかに

Newsen |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=tvN「九尾狐伝」キャプチャー
イ・ドンウクが、チョ・ボアを自身の手で殺さなければならなかった、胸の痛む理由が明らかになった。

11月5日に韓国で放送されたtvN水木ドラマ「九尾狐伝」第10話では、ナム・ジア(アウム役、チョ・ボア)が前世で経験したことが詳細に描かれた。

当時、アウムは父親の王を守るために大蛇に身を捧げ、大蛇はアウムを簡単に攻撃できないイ・ヨン(イ・ドンウク)の心を利用してイ・ヨンを殺そうとした。

イ・ヨンは「この女は僕にとって何の意味もない。女をおとりにして僕を誘ったと思っているか? この女をおとりに僕がお前を誘ったとは思わないのか?」とアウムを守るために嘘をついてみたが、大蛇は信じなかった。

結局、イ・ヨンはアウムを救うために自分が犠牲になることを決心し、「お前がほしいのは僕だろう? 僕の体を持っていって、彼女を離せ」と提案した。山神の体がほしかった大蛇は、その代わりに心臓を求めた。

イ・ヨンが自身の心臓をあげる直前、最後に意識が朦朧としているアウムに、「そこで聞いているんだろう? 1つだけ約束してほしい。僕を忘れると。僕を忘れて長く生きなさい、君は。僕に悪いと思うことも、ありがたいと思うこともない。どうせ僕の命は僕のものだから」と話した。

しかし、この瞬間、アウムが目を覚ました。アウムは「勝手に死ぬんじゃない」とし、イ・ヨンを止めた。続いてアウムは「イ・ヨン、あなたは忘れるようにと言ったけれど、私はいや。私を忘れないで。他の女と付き合ったらお墓から這い上がるから」と意味深な警告もした。

アウムは、イ・ヨンが自身の言葉を聞いて戸惑っている間「恩を返せ、イ・ヨン。私を殺せ」と願いを言った。かつてアウムに助けられて、必ず1度の願いを叶えてあげなければならなかったイ・ヨンは、これで自身の運命に抵抗もできないまま、自分の手でアウムを殺さなければならなかった。アウムは「約束したでしょう。私があなたを守るって」という言葉だけを残して、イ・ヨンの胸で死んでいった。

記者 : ソ・ユナ