飲酒シーン&過度なPRが問題に?放送通信審議委員会、人気バラエティ「ピョンストラン」に法的制裁へ

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写真=KBS 2TV
「ピョンストラン」が放送通信審議委員会の広告審議小委員会から法廷制裁を言い渡された。

放送通信審議委員会の広告審議小委員会は3日、ソウル木洞(モクトン)放送会館で会議を開き、酒類の商品に不適切な広告効果を与えたKBS 2TV(韓国放送公社)の「ピョンストラン」に対して法廷制裁(注意)を決定し、全体会議に上程することを決めた。

広告審議小委員会は特定酒類の商標を一部変更し、長時間繰り返して映し出して強調し、飲酒するシーンを青少年視聴保護時間帯にそのまま再放送したことと関連し、「内容の展開上、一部不可避な部分はあるが、特定の会社の酒類を持続的に映し出して直接的な宣伝効果をもたらした。青少年の情緒発達を阻害する恐れのある飲酒シーンを青少年視聴保護時間帯に再放送したという点を考慮すれば、法廷制裁措置が避けられない」と決定の理由を明らかにした。

一方、間接広告商品を単独画面で映し出したり、出演者たちがこの商品を使うシーンを強調し、番組の流れを妨害したMBC「遊ぶなら何する?」については、行政指導である“勧告”を言い渡した。

広告審議小委員会は「間接広告の商品を繰り返し映し出すことで視聴の流れを阻害したが、特別企画と関連した収益金を寄付する計画であることなどを考慮し、今後関連の審議規定を遵守することを勧告する」と決定の理由を明らかにした。

また、移動通信会社のCMのキャッチコピーを連想させる出演者の発言とともに、その商品の実際のCMの画像などを放送して広告効果を与えた放送4社(NQQ、SKY、SBS FiL、SBS MTV)、エンジン用コーティング剤のCM「X-1R(4分)」で、音声と字幕を通じて米NASAが開発した商品であるかのように表現するとともに、NASAのロゴとスペースシャトル発射場面などを映し出し、消費者を誤解させたクッキー健康TVについては、それぞれ行政指導である「勧告」を決定した。

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記者 : キム・ミョンミ