イ・ジョンウォン、ドラマ「アマンジャ」終了の感想を語る“温かい作品に参加できて光栄”

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写真=カカオM
俳優のイ・ジョンウォンが、kakaoTVオリジナルドラマ「アマンジャ」終了の想いを語った。

kakaoTVのオリジナルドラマ「アマンジャ」は10月27日、名作デジタルドラマの新しい地平を切り開いたという好評の中で幕を下ろした。劇中で家族の反対の中でも、自身の夢を守る人生を生きるために努力するドンヨン役で活躍したイ・ジョンウォンが、作品と別れる寂しい気持ちを表した。

イ・ジョンウォンは29日、所属事務所を通じて「本当の人生の意味を探していく温かい作品に参加することができて光栄だった。良い人々と仕事をさせていただいて、本当に楽しかった時間として記憶に残りそうだ」とし、作品への愛情を表した。また、「最後までドンヨンを見守ってくださったすべての方々に感謝を言いたい。ドラマは幕を下ろしたけれど、忙しい日常の中でたまに思い浮かぶ作品として残ってほしい。人生の中で大切なものを逃していないか考える時間になると思う」とコメントした。

「アマンジャ」の中でイ・ジョンウォンが務めたドンヨンは、末期胃がんを宣言された27歳の就活生(ジス)の4歳離れた弟として、サバサバとした性格の持ち主のキャラクターだ。兄とは違って、自身の夢を叶えるために家族のもとを離れたが、心の片隅には兄に対する申し訳ない気持ちを持っている人物だ。イ・ジョンウォンは、ジスと共演して、切ない兄弟のケミ(ケミストリー、相手との相性)でドラマの雰囲気を盛り上げた。

特に、自由なアーティストのドンヨンのキャラクターを完璧に表現するためにイメージチェンジを図ったイ・ジョンウォンの姿が注目を集めた。大胆にタトゥーに挑戦して、タフながらもスタイリッシュなドンヨンの魅力を十分に生かしたのだ。撮影ごとにこまめに扮装しなければならなかったイ・ジョンウォンの隠れた努力がビハインドカットで公開され、話題を集めた。

イ・ジョンウォンは、役に入り込む柔軟な演技とナチュラルさを見せ、夢に向かって突進するドンヨンの姿を詳細に心のこもった演技で伝えた。また、病魔と闘いながら死んでいく兄を見守るほかない状況に対する切なさを繊細な感情演技で表現し、ドラマへの没入感を高めた。

安定した演技で次世代俳優としての存在感を高めているイ・ジョンウォンは、現在MBC水木ドラマ「私を愛したスパイ」で、クラシックカーの復元専門家で、産業スパイのティンカー役として出演している。

記者 : イ・ミンジ