TOMORROW X TOGETHER、カムバックへの意気込み語る「先輩のBTS(防弾少年団)に次いでディスコブームを続けていきたい」

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写真=Big Hitエンターテインメント
TOMORROW X TOGETHERが、先輩であるBTS(防弾少年団)が巻き起こしたディスコブームを続けていくという覚悟を明かした。

10月26日の午後4時、ソウル広津(クァンジン)区のYES24ライブホールで、TOMORROW X TOGETHERの3rdミニアルバム「minisode1 : Blue Hour」の発売を記念するメディアショーケースが開かれた。

この日の午後6時に公開された「minisode1 : Blue Hour」は、TOMORROW X TOGETHERが5月に発売した2ndミニアルバム「夢の章: ETERNITY」以来5ヶ月ぶりに披露するニューアルバムだ。TOMORROW X TOGETHERはアルバム公開を2時間前に控えて行ったショーケースで新曲のステージを初公開し、アルバムに関するエピソードを公開した。

タイトル曲「Blue Hour」は、活気溢れるディスコジャンルのダンス曲だ。Big Hit所属のプロデューサーであるSlow Rabbit、バン・シヒョク代表が参加した。所属事務所の先輩である防弾少年団が8月に発表したシングル「Dynamite」に次いでディスコーブームを起こすことができるのか、注目が集まっている。

ヨンジュンはタイトル曲について「今回もタイトルを初めて聞いた時は驚いたけれど、もう短いタイトルだったら寂しそうな感じがする」と話した。続いて「甘い音楽とエネルギーが同時に感じられる曲で、防弾少年団先輩の後を次いで、もう一度ディスコーブームを続けていく」とつけ加えた。

彼はタイトル曲の爽やかなコンセプトについて「ジェントルマンでおぼろげな雰囲気も加えられた爽やかさだ。ディスコージャンル特有の賑やかさに、TOMORROW X TOGETHERだけのおぼろげな感じが調和したディスコーだと言えると思う」と紹介した。

ボムギュは新曲のパフォーマンスについて「時計を表現した時計ダンス、腕や肩、手を使う愛の銃弾ダンス、両手を広げる羽ダンスがある。また、メンバーが二人ずつ組んで見せるダンスもある。後半にコートと帽子を活用したダンスブレイクもあるが、僕たちも初めてだったので、一生懸命に練習した。キレのある群舞、ミュージカルのように躍動感のあるパフォーマンス、表情にも気を遣った」と説明した。

新しいアルバムにはタイトル曲だけでなく、「Ghosting」「天気を失ってしまった」「Wishlist」「下校の道」なども収録された。特に「天気を失ってしまった」は、新型コロナウイルスにより、完全に変わった日常を過ごしている10代のストーリーを表現した曲で、期待を集めた。

スビンは「バン・シヒョクプロデューサーが、IMFの状況を描いたハンスバンドの『娯楽室』からアイディアを得た曲だと聞いた」と話した。ヒュニンカイは「僕たちが生きている現在の状況を描いた歌詞なので、歌いながらすごく共感した。ハンスバンドの『娯楽室』が大衆の共感を得たように、『We Lost The Summer』も多くの方々に共感してもらえたら嬉しい」と明かした。

テヒョンは新型コロナウイルスの感染拡大について「みんなと同じように、僕たちも初めて経験する状況なので戸惑った。音楽番組の収録でファンの応援の声を聞けないのが寂しかった。今回のカムバックショーを通じてファンの声を聞くと涙が出た。1日も早く会いたい。そんな気持ちを込めて今回のアルバムを準備した」と話した。

メンバーたちの参加度も高くなった。前回のアルバム「夢の章:ETERNITY」の収録曲「鏡の中の迷路」で初めて5人の自作曲を披露したことに続き、今回のアルバムではスビンとテヒョンが「Ghosting」、ヨンジュンとヒュニンカイ、テヒョンが「Wishlist」の制作に参加した。テヒョンは「今回のアルバムをきっかけに、もっとたくさんのアルバムに参加したいと思った」と明かした。

今回のアルバムを通じて手にしたい修飾語も公開した。ヒュニンカイは「Big Hitの最強の末っ子、次世代アイドルの代表走者」、テヒョンは「パフォーマンスの実力者とも言われたいし、何一つ足りないものがないと言われたい」と説明した。またヨンジュンは「爽やかさの最強者と認められたいし、どんなコンセプトでもうまく表現できると言われたい」と伝えた。

TOMORROW X TOGETHERは昨年3月にデビューし、計10の新人賞のトロフィーを手に入れた。聴く人を魅了する音楽と多彩なパフォーマンス、着実な成長に基づいてファンダム(特定のファンの集まり)を拡張し、今回のアルバムで韓国国内外の先行注文量が40万枚を突破した。これはTOMORROW X TOGETHERの自己新記録だ。

ファンの愛情を実感しているかという質問にヒュニンカイは「先行注文量の自己新記録はもちろん、SNSでファンの皆さんがコミュニケーションするところを見ると、僕たちの音楽を通じて力をもらうと言っていた。それによってファンの方々から関心と愛情をもらっているんだと実感した。力を得て僕たちもファンの方々に幸せと希望を与えたい。それが僕らがもらっている関心と愛情に応えることだと思う」と話した。

記者 : ファン・ヘジン