AKMU イ・スヒョン、ソロデビューシングル「ALIEN」を発売“私だけのアイデンティティを盛り込んだ”

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写真=YG ENTERTAINMENT
AKMUのイ・スヒョンが、デビュー6年目で初ソロアルバムを発売する感想を伝えた。

最近、イ・スヒョンはソロデビューシングル「ALIEN」の発売を記念してマイデイリーとのインタビューを行った。

昨年9月にリリースしたAKMUの3rdフルアルバム「航海」以来、約1年ぶりのカムバックであり、初のソロアルバムで帰ってきたイ・スヒョンは“エイリアン”というユニークなコンセプトで強烈なインパクトを与えた。これまでラブリーで訴えかけるような歌声で人々の心を捉えてきた彼女が、シングル「ALIEN」にどのような意味を込めたのだろう。

「『ALIEN』は、断定しにくいすごくユニークなコンセプトだと言えるでしょう。この話は、プライドが低くなっている娘にお母さんがこれまで隠してきた秘密を打ち明けることから始まります。実は娘がこの地球を揺るがすほどすごい力を持っている“エイリアン”という事実を。娘はお母さんの話に勇気をもらい、“スーパーエイリアン”という自我を探すようになります。もし自身が何者でもないと感じたときは、この曲を聞いて皆さんがどのような秘密を持っているエイリアンなのか、調べてみてください! そして私と共に世界を揺るがすエイリアン軍団になったらどうでしょう?」

これに先駆けて公開した「ALIEN」の予告ポスターとスポイラー(ネタバレ)映像では、イ・スヒョンのギャップのあるイメージを垣間見ることができる。ミントカラーのヘア、赤い口紅、ホットピンク色の衣装で登場した彼女は、本物の“エイリアン”のようなビジュアルで注目を集めた。歌唱だけではなくパフォーマンスにも重点を置き、万全の準備を終えた彼女は「多様な才能をもっと表現してみたかったんです」と説明した。

「以前からソロ曲を準備してきましたが、いよいよ公開することができて嬉しいです。ソロアルバムを発売するときは、私だけにできるユニークで斬新なキャラクターを見せたかったですし、AKMUでは見せることができなかった才能をもっと表現してみたかったんです。これまで様々なことに挑戦してみましたが、中止したり最初からやり直したこともありました。今年、天気がいい時期に満足できるものができたら、ソロ曲を披露したかったので、ついに夢を叶えることができました」

AKMUとしてイ・スヒョンは実兄でありメンバーであるイ・チャンヒョクと、音楽界に新鮮で気持ちいい衝撃を与えた。彼らだけの強い個性と明確なメッセージ、同時に特別な感性を持つ音楽は、AKMUだけの専有物となった。しかし、イ・チャンヒョクが入隊した間も1人で着実に活動してきたイ・スヒョンは、ソロ活動に対する懸念よりはトキメキをより大きく表現した。

「ソロ歌手として活動する時は、私だけの個性とユニークさを盛り込んだ音楽と対話でコミュニケーションしたいと思います。違いとしては、センターは私1人という点です! メリットが大きいです(笑)。AKMUとして活動する時に、音楽的趣向も変わっていくのを感じました。変化を感じて私だけのアイデンティティを盛り込んだものを作りたいと思いました。そうして作られた『ALIEN』は、独創的で快活な魅力がある曲です。『AKMUのイ・スヒョンではなくソロ歌手のイ・スヒョンは、こんな色を持っているんだ』と感じていただきたいですし、たまに大変な時にはこの曲が力になってほしいです」

最後にイ・スヒョンは、初めてソロアルバムを発売することについての抱負を伝え、今後の夢と目標について明かした。数値的な結果ではなく、もっぱら音楽に関するシンプルな夢だった。

「毎日考えが変わり、やりたいことも変わるので『次のソロはこんな感じだ』と確信することができないです。今の私をそのまま盛り込んだ『ALIEN』のように、その時その時の私の考えと表現したい色を詰め込んだソロ曲、またはアルバムを披露するのが目標です。またAKMUとしても活発に活動するので楽しみにしてください!」

イ・スヒョンの新曲「ALIEN」は、各音楽配信サイトを通じて公開されている。

記者 : クォン・ヘミ