SEVENTEEN、タイトル曲「HOME;RUN」MV公開…中毒性溢れるメロディー&ダンスに注目

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写真=「HOME;RUN」ミュージックビデオキャプチャー
SEVENTEENが若者たちに慰めと応援のメッセージを送った。

SEVENTEENは19日の午後6時、各音楽配信サイトを通じてスペシャルアルバム「; [Semicolon]」の全曲とタイトル曲「HOME;RUN」のミュージックビデオを公開した。

2015年のデビュー以来、爽やかな少年の姿から男らしい魅力まで幅広いコンセプトをこなしてきたSEVENTEENは、スペシャルアルバム「;[Semicolon]」を通じて若者に温かい励ましと応援のメッセージを送った。休まず一生懸命に走っている若者たちが少しでも呼吸を整え、眩しい青春を楽しんでほしいという気持ちを「;」という符号に込めて表現した。

全6曲が収録された今回のアルバムは、スイングジャンルベースのタイトル曲「HOME;RUN」をはじめ、レトロパンク、ラテン、ボサノバなど多彩なジャンルが収録された。全体的なコンセプトである「レトロ」をベースに、時代別に若者たちが楽しんだ様々な音楽をSEVENTEENならではの特色を込めて表現した。

ボーカルチーム、パフォーマンスチーム、ヒップホップチームの3つのユニットに分けられたコンセプトで他のグループと差別化を図ったSEVENTEENは「;[Semicolon]」でもユニット体制の限りない変奏を見せてくれた。スングァン、バーノン、ディノの「ドレミ」、ディエイト、ミンギュ、ドギョムの「HEY BUDDY」、ジュン、ホシ、ウォヌ、ウジの「心に火をつけ」、S.COUPS、ジョンハン、ジョシュアの「AH! LOVE」までユニークなユニット構成が、リスナーを魅了した。

タイトル曲「HOME;RUN」は軽快で打撃感あふれるサウンドが際立つレトロ風の楽曲だ。ウジが作詞・作曲に参加し、バーノンとスングァンも作詞に参加した。

この曲には若者に送る慰めのメッセージが込められている。「みんな一緒に遊ぼう / 力の及ぶ限りもっと / 人生は息が詰まるほど追いかけてくる / 逃げるのにみんな忙しい / 鬼ごっこをどうしてするの / 他のことをして遊びましょう / いつもみたいにすればいい / 何がそんなに心配なの」という歌詞で青春の旅程には切りがないが、今日だけは休んでもいいという温かい慰めのメッセージを込めた。

音源とともに公開されたミュージックビデオでSEVENTEENは、愉快なストーリーと華やかなダンスを通じて一本のミュージカルのようなパフォーマンスを完成させた。柔らかさとパワフルさを調整し、以前よりもはるかに成熟した姿を披露した。特にミュージックビデオにはSEVENTEENとCARAT(SEVENTEENのファン)を全て象徴するダイヤモンドが登場し、ファンへの愛情を間接的に表現した。

この日行われたアルバム発売記念記者懇談会でもSEVENTEENは、「デビューした頃は成績や公演会場の規模が成長の基準でしたが、最近ではファンに良い音楽を聞かせて愛に応えることが一番の幸せだと思っています」とし「CARATにとって自慢のアーティストになることが成功の基準になりました。今回のアルバムがCARATにとって『休み』のような音楽になってほしい」とアルバムに込められた意味を強調した。

SEVENTEENはスペシャルアルバム「;[Semicolon]」でダブルミリオンセラーを目前に控えている。先行注文だけで106万枚を記録した前作「Heng:garæ」に続き、今回のアルバムも先行注文が110万枚を記録し、自己最高記録を更新する可能性を高めた。“自主制作アイドル”というアイデンティティを基に成長しているSEVENTEENのこれからの活躍が期待される。

記者 : イ・ハナ