富司純子&シム・ウンギョン主演、日本映画「椿の庭」が第2回江陵国際映画祭のオープニング作品に選定“人々に癒しの時間を…”

OSEN |

写真=映画スチール
女優のシム・ウンギョンが主演を務めた日本映画「椿の庭」(監督:上田義彦)が、「第2回江陵(カンヌン)国際映画祭」の開幕作に選ばれた。

「椿の庭」は、椿の花が満開した田舎の家に一緒に暮らすお婆さんと孫娘、2人の美しい同行を描いた作品だ。韓国女優としては初めて「日本アカデミー最優秀主演女優賞」を受賞するなど、韓国と日本、スクリーンとテレビを行き来しながら幅広い演技スペクトルを見せてきた江陵出身のシム・ウンギョンと、存在感だけで作品の重みを増す大女優の富司純子が共同主演を務め、世代を網羅した素晴らしい共演を見せる。

また、映画「ラヂオの時間」「血と骨」の鈴木京香、「黒衣の刺客」「DUNE/デューン 砂の惑星」のチャン・チェンら、アジアを代表する演技派俳優が大勢集まり、さらに期待を集めている。「カンヌ国際広告祭」の銀獅子賞、東京アートディレクターズクラブ大賞などを受賞し、写真と広告ですでに巨匠と呼ばれる上田義彦監督が、初めてメガホンを取った。上田義彦監督は、10年間にわたる企画と1年近い時間にわたって行われた撮影を通じて、田舎の庭に咲き乱れる季節の流れを、一幅の絵のように映画の中に盛り込んだ。

「江陵国際映画祭」のチョ・ミョンジンプログラマーは、「お婆さんと孫娘の美しい触れ合いが、消えていく大切なものに対する記憶を呼び起こすだろう」と映画を紹介し、「誰もが共感できる感性で人々の人生を慰める『椿の庭』が、類を見ないようなコロナ渦の中でも2020年を黙々と耐えている我々に、温かい心の慰めやヒーリングの時間をプレゼントするだろう」とし、オープニング作品に選定した理由を明かした。

オープニング作品を公開して期待を集めている「第2回江陵国際映画祭」は、来月5日から3日間にわたって江陵市一帯で開催する。オープニング作品の「椿の庭」を含む全上映作は、政府の指針を徹底的に遵守し、オフラインだけで上映する。追加上映作の発表と予約の案内は、今後公開する予定だ。

・富司純子&シム・ウンギョン主演、日本映画「椿の庭」新型コロナウイルスの影響で公開延期へ

・シム・ウンギョン、日本で連ドラに初挑戦!テレビ朝日系ドラマ「七人の秘書」に出演決定…木村文乃&江口洋介らと共演

記者 : ソン・ミギョン