「アリス」チュウォン、命がけで自身を救ってくれた父親の死に涙

Newsen |

※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=SBS「アリス」キャプチャー
チュウォンが自分を救い、亡くなった父のキム・サンホを見て号泣した。

10月10日に韓国で放送された、SBS金土ドラマ「アリス」第12話では、ソク・オウォン(チェ・ウォンヨン)がパク・ジンギョム(チュ・ウォン)に自分の正体を現した。現在のソク・オウォンは、時間旅行が続くことを願うタイムトラベラーだった。

ソク・オウォンは「いつからだましたのか」と尋ねるパク・ジンギョムに、「お母さんも私に同じ質問をした」とし、自分がパク・ソンヨン(キム・ヒソン)を殺した人物であることをほのめかした。これにパク・ジンギョムは「時間旅行のためにお母さんを殺したのか」と言って静かに怒りを表した。

だがソク・オウォンは「一つ分からないことがある」と時間旅行を作ったのがパク・ソンヨンだと明かした。続いてソク・オウォンは「お母さんがなぜ、私たちを裏切って自分が作った時間旅行を破壊しようとしたのか理解できなかった。おそらくこうしたことが起こると予測していたのではないだろうか」と述べ、パク・ジンギョムに銃を向けた。

この時、コ・ヒョンソク(キム・サンホ)が登場した。彼は危険だと言って、来ないでほしいというパク・ジンギョムの言葉を押し切って、彼の手錠をはずした。そしてソク・オウォンは、コ・ヒョンソクを銃で撃って逃げた。

コ・ヒョンソクは死に際に「2度生きるのは疲れる。すまない。私がしっかり導いてあげるべきだったのに」と謝り、「私がここに来たら豊かに暮らせると思った。ところが、しきりに思い出した。私の隣でさびしく生きていて死んだあの人(ペ・ヘソン)を思い出した。時間旅行をした時、私の人生はすでに止まってしまった。だからジンギョム、過去にとらわれるな。大切なのは今だよ。君の隣にいる人。それでもお前に会えて、うちの妻にまた会えて幸せだった」という遺言を残した。パク・ジンギョムは「僕もとても幸せだった」と涙を流し、コ・ヒョンソクを「お父さん」と呼んだ。

一方、かつてコ・ヒョンソクは、キ・チョルアム(キム・ギョンナム)の指示に従わず、パク・ソンヨンの元を訪れ、「先生があなたを狙っている。体にお気をつけなさい。お手伝いできず申し訳ない」という警告だけを残して去っていった。

記者 : ソ・ユナ