ミステリーからラブストーリーまで!韓国映画界の新人監督に注目

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写真=映画「声もなく」「ディーバ」スチール
今年、韓国の新人監督の躍進が目立っている中、注目すべき新人監督の作品が映画館に新たな風を吹き込む。

映画「声もなく」のホン・ウィジョン監督並びに、「ディーバ」のチョ・スレ監督、「私たち、ジャヨン」のチョン・ガヨン監督が新鮮かつユニークな映画で登場し、韓国映画界に新たな活力を吹き込む。特に彼らは犯罪ドラマ、ミステリースリラー、ラブストーリーなど、様々なジャンルの作品で競争し、映画館の活力を高めている。

ホン・ウィジョン監督の「声もなく」は、ユ・アインとユ・ジェミョンの大胆な変身で連日話題を集めている作品だ。「声もなく」は誘拐された子供たちを意図せず、預かることになった2人の男が、その子供によって予想もしていなかった事件に巻き込まれる物語だ。

「第23回釜山(プサン)国際映画祭」でピョン・ヒボン主演のSF短編映画「生息地」でその演出力が認められ、韓国映画界の期待株として注目を集めたホン・ウィジョン監督は、「声もなく」の脚本と演出を手掛け、新しいスタイルの犯罪劇を披露する予定だ。

犯罪組織の掃除役“テイン”と“チャンボク”という独特なキャラクターと、意図せず誘拐犯になってしまった事件のアイロニーを通して従来の犯罪素材の映画とは差別化を図り、一風変わった魅力で観客との出会いを準備している。特にランニングタイムの間、台詞が全くない“テイン”のキャラクターを大胆な外的変身と共に演じたユ・アインは「特別で、もっと良い作品」と伝え、映画に対する期待を高める。

さらに「タクシー運転手」の脚色、「隠された時間」の脚本を手掛け、ストーリーテラーとして頭角を現したチョ・スレ監督は、初めての長編デビュー作「ディーバ」で観客の元を訪れた。

シン・ミナとイ・ユヨンを筆頭に、ダイビングという新鮮な素材とスリラーで期待を高めている。

最後に、がむしゃらなストーリーで独立映画界で着実に関心を集めてきたチョン・ガヨン監督が「私たち、ジャヨン」で、魅力的な恋愛の感性を届ける予定だ。チョン・ガヨン監督特有の挑発的でありながらも、現実的かつスタイリッシュで独創的な恋愛の世界観に注目が集まる。

記者 : イ・ユニ