三浦春馬さんの遺作映画「天外者」日本での公開決定が韓国でも報道

Newsen |

写真=「天外者」ポスター
三浦春馬さんの遺作映画「天外者(てんがらもん)」が、12月に日本で公開される。同作の公開決定は韓国でも報道され、三浦春馬さんの幅広い人気を証明している。

9月24日、SANSPO.COMなどによると、三浦春馬さんの最後の主演映画「天外者」は、12月11日に公開される。

「天外者」は薩摩藩士から実業家、五代友厚(ともあつ)など、激動の時代を切り開いていく青春群像劇だ。三浦春馬さんは、劇中で武士から事業家になった五代友厚役を務めて、江戸幕府の末期に新しい時代を切り開く。

昨年10月と11月に京都などで撮影された「天外者」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で公開日が決まっていない状況だった。その間、三浦春馬さんが死去し、制作スタッフたちは彼の魂が込められた作品を世に中に見せることができるように全力を尽くした。その後、「天外者」は新型コロナウイルスの感染拡大の安定化と規制緩和を受け、公開日を確定した。

田中光敏監督は、三浦春馬さんに「出演してくれて感謝している。ただ、春馬さんが完成した作品を見ることができないのが残念だ」と伝えた。

三浦春馬さんは7月18日の午後1時頃、東京都内の自宅で息を引き取った状態で発見された。遺作ドラマであるTBS「おカネの切れ目が恋のはじまり」は、今月15日に日本で初放送された。この作品は当初、全7話で放送される予定だったが、三浦春馬さんが3話分まで撮影を終えた状態で亡くなり、台本の修正を経て、全4話で完結することを決定した。

記者 : パク・スイン