「第25回釜山国際映画祭」ポスターが公開「パラサイト 半地下の家族」のポスターを手掛けたキム・サンマン監督の作品

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写真=釜山国際映画祭
10月21日から30日まで開かれる「第25回釜山(プサン)国際映画祭」が、公式ポスターを公開した。

釜山国際映画祭は、9月11日に開かれた臨時総会で、開幕・閉幕式とレッドカーペットをはじめ、多くの観客が集まる屋外舞台挨拶、オープントークなど、付帯行事を開かないことを決定した。観客や市民のための決定であり、強力な防疫と安全規則を守り、映画の上映に集中する予定だ。

このような状況の中で発表された「第25回釜山国際映画祭」の公式ポスターは、厳しい時代に折れることなく、新しい時間軸を立てていく精神を表している。大海原の上に立っている造形物は、映画の海を守る釜山国際映画祭の存在を、闇を抜けて出てきた光はどんな困難にも消えない映写機の光を形象化している。ポスターを取り巻く青い光は朝の始まりを知らせ、闇に負けず明日を起こす我々を象徴する。

今年、キム・サンマン監督が手掛けたポスターは、韓国の映画業界に携わっている映画人が作った初のポスターであり、さらに意義深い。キム・サンマン監督は、映画演出、映画美術監督、ポスターデザイナーなど、映画産業で多方面で活躍している。

彼は映画「接続 ザ・コンタクト」のポスターデザインを皮切りに、「浮気な家族」「親切なクムジャさん」「グエムル-漢江の怪物-」などのポスターを手掛け、「ハッピーエンド」「JSA」の美術監督を務めた。演出作としては「ガールスカウト」「ミッドナイトFM」「ザ・テノール 真実の物語」がある。最近、ポン・ジュノ監督の「パラサイト 半地下の家族」のポスターデザインで注目を集めた。

記者 : ペ・ヒョジュ