女優オ・インへさん、生前のインタビューで苦悩を吐露も「露出のイメージ…人々が誤解している部分が多い」

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写真=オ・インヘさん Instagram
女優のオ・インヘさんの突然の訃報が報じられた中、彼女が生前のインタビューで語った演技への情熱が再び関心を集めている。

オ・インヘさんは9月14日午前5時ごろ、仁川(インチョン)延寿(ヨンス)区松島(ソンド)国際都市にある自宅で心肺停止の状態で発見された。その後、近くの病院に運ばれ、一時的に呼吸と脈拍が戻ったが、同日午後に亡くなった。警察は、うつ病を患っていたオ・インヘさんが極端な選択をした可能性もあるとみて調査している。

彼女は2011年の「第16回釜山(プサン)国際映画祭」に、大胆な露出ドレスで登場し注目を浴びた。しかしその後、露出のイメージに悩まされたオ・インヘさんは、インタビューを通じて「様々な役に挑みたかったけれど、露出のイメージが強すぎるせいで簡単ではなく、そのため私の意図とは違ってブランクが長くなった」と残念な心境を打ち明けた。

オ・インヘさんは、2014年に韓国で公開された映画「設計」に関するインタビューの際にも、自身に対する露出のイメージとそれによる先入観に悩んでいると打ち明けた。同映画はオ・インヘさんの露出シーンがない作品であるにもかかわらず、露出したという誤解を受けたと明かし、「『オ・インヘがまた露出した』と当たり前のように思われて悔しかった。だから全く露出シーンのない作品に出演しなければいけないと思った。でも、今すぐ私がラブコメディに出演したいと言っても簡単に出演できるわけではない。人々が私を誤解している部分が多い」と告白。また「そんなことにこだわらず、自分自身がイメージを変えるために努力したい」と話していた。

その後、彼女はMBCドラマ「馬医」、KBS 2TV「ドラマスペシャル-歓郷-チブルノリ」など、露出シーンのない作品を中心に出演した。オ・インヘさんはかつてNewsenとの取材で「露出のイメージに対する先入観なしに、ただ女優として私を見て、キャスティングしてくださった方々に本当に感謝を言いたい。女優は何でもこなさなければならないが、先入観のせいで『この子にはこんな演技はできないだろう』『似合わない』というふうに、機会すらも奪われるのは残念だ。授賞式での露出のイメージが嫌だというわけではない。しかし、それ以外にも私に別の姿があることを知ってもらいたい。また、オ・インヘという女優を見た時に、露出以外にも演技の部分に関心を持ってほしい」と語った。

オ・インヘさんは最近まで演技に対する意欲を表していた。8月にYouTubeチャンネル「近況オリンピック」に出演した彼女は「『活動はしないのか』と言われるのが辛い。私も出演したいのに。人に会うのも嫌になって、両親に連絡するのも嫌になった。でも今は峠を越えた」と演技に対する情熱を示していた。

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記者 : パク・アルム