VAVが6人体制でカムバックした。

VAVは15日正午、音楽配信サイトを通じて6thミニアルバム「MADE FOR TWO」全曲の音源と同名のタイトル曲のミュージックビデオを公開した。

VAVのカムバックは、昨年10月に発売した5thミニアルバム「POISON」以来、約11ヶ月ぶりとなる。別れの傷を持つ秋の男になってオムファタール（魔性の男）の魅力を見せたVAVは、今回は叙情的な楽曲で180度イメージチェンジした。

今回のアルバムには、タイトル曲「MADE FOR TWO」をはじめ「Into You」「Moto」「Hold Tight」「You Taught Me Love」など、全5曲が収録された。VAVのメンバーたちは、タイトル曲のラップメイキング、収録曲4曲の作詞・作曲などに参加し、アーティストとしての一面を披露した。

タイトル曲「MADE FOR TWO」は、シャッフルベースのリズムとスカンジナビアポップがバランスよく合わさった神秘的な北欧の感性の楽曲で、叙情的で豊富なメロディーラインが印象的だ。ライアン・チョンが手掛けた。

新曲「MADE FOR TWO」の歌詞には、別れの感性が漂うが悲しい雰囲気ばかりではない。「時間の前に何もかもが簡単に色あせていっても / Oh 僕はこの心が終わらないことを願う / Oh 待って、僕は it's not the end now / その目を開けたら、再び僕たちは一緒になるはず」などの歌詞を通じて、幸せだった時間を振り返り、再び出会う日に対する期待を描いた。

楽曲に込められたメッセージは、最近入隊したバロンを除いて、6人体制で活動を始めるVAVの状況と重なる。入隊前にバロンは、「VAVのバロンにとって、皆さんは本当に光のような存在です。暗かった僕の前に現れた灯火で、明るく照らしてくれるスポットライトです。1年6ヶ月の間、僕はもう一度大きく成長し、皆さんの元に戻ってきます」と、ファンに挨拶した。

ミュージックビデオで済州島（チェジュド）の美しい風景を背景に、VAVは爽やかながらも柔らかい男の魅力をアピールした。これまでのパワフルなエネルギーやセクシーさが中心になったパフォーマンスも、今回は線が中心になった。

ミュージックビデオの中には、一緒に思い出を残すVAVのメンバーたちの様子が収められている。活動には参加できないが、バロンも一緒に加わった。一人離れているバロンに駆けつけていくメンバーたちの様子は、切なくこみ上げる感情を引き上げ、“再び会う日に対する期待”という曲のメッセージを表現する。

曲のコンセプト、6人体制など、多くの変化に直面したVAVが、今回どのような活動を披露するのか関心が高まっている。