女優オ・インへさん、生前に誹謗中傷も?多数のドラマやバラエティで活動「両親が悪く言われるのが悔しかった」

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突然この世を去った女優のオ・インヘさんの過去の活動や当時の心境に関心が集まっている。

オ・インヘさんは9月14日午前5時ごろ、仁川(インチョン)延寿(ヨンス)区松島(ソンド)国際都市にある自宅で心肺停止の状態で発見された。その後、近くの病院に運ばれ、一時的に呼吸と脈拍が戻ったが、同日午後に亡くなった。

2011年、故パク・チョルス監督の映画「赤いバカンス、黒いウェディング」でスクリーンデビューしたオ・インヘさんは、同年に「第16回釜山(プサン)国際映画祭」のレッドカーペットで型破りな露出ドレスで世間を賑わせた。

当時、彼女はOSENのインタビューで「あれは『私を見てください』という意味で着た。ただ演技がしたかった。私のことを知らなければ呼んでももらえないから。露出したことよりも、このような気持ちを温かい目で見てほしい」と話していた。

当時、彼女は事務所に所属していなかったため、自ら衣装を準備したという。あの大胆なドレスのおかげで自身の名前を人々に刻印させることができたが、同時に女優として“露出”というレッテルが貼られ、それを脱却するために努力したとも明かした。

翌年、彼女はSBSバラエティ番組「強心臓」に出演して「露出度の高いドレスを着た後、父が昼間にお酒を一杯飲んで電話をかけてきた。最初の一言が『毒々しいけど、よくやったし、苦労したね』だった。あのドレスを着た後、自身に対する誹謗中傷よりも、両親に対する誹謗中傷が悔しかった」と吐露。

露出のイメージを破るためにオ・インヘさんは、2012年にMBCドラマ「馬医」をはじめ「マスタークラスの散歩-迷夢」「Eating Talking Faucking」「願いタクシー」「君に泳げ!」「設計」「ドラマスペシャル-歓郷-チブルノリ」などに出演し、女優として演技の幅を広げていった。

フローリストとスキューバダイビングなど、さまざまな才能も育てた。またウェブバラエティ番組「オ・インヘのシークレット」や自身のYouTubeチャンネルなど、さまざまな形でファンに会い、活動した。

亡くなる直前までファンに日常を公開していたオ・インヘさんは、今年5月にダイエットに励んでいることなどを明かし、着実な自己管理を行っていた。しかし、9月14日に36年の短い生涯を終え、多くの人々から哀悼の声が寄せられている。

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写真=オ・インヘさん YouTubeチャンネル

記者 : パク・ソヨン