Stray Kidsがより濃くなった“麻辣味音楽”でカムバックした。

Stray Kidsは14日午後6時、韓国国内外の音楽配信サイトを通じてニューアルバム「IN生」を発売した。

このアルバムは、6月に発売した1stフルアルバム「GO生」のリパッケージアルバムで、「GO生」で人生に飛び込んでいくため恐れずぶつかる覇気を表現したことに対し、「IN生」では人生に入った後、繰り広げられるStray Kidsの様々な感情と姿を描いた。全17曲のうち、新曲は初の単独コンサートで初披露した未公開曲など8曲だ。

タイトル曲「Back Door」も自作曲だ。2018年3月に発表したデビュー曲「DISTRICT9」をはじめ、これまでStray Kidsの全てのアルバムのタイトル曲、収録曲を作詞・作曲してきたグループ内のプロデュースチーム3RACHAが新曲の作曲・作詞を手掛けた。このうちリーダーのバンチャンは、JYPのプロデューサーHotSauceと共に編曲にも参加し、優れたプロデュースの能力を証明した。

3RACHAはアコースティック、シンセなど多彩な楽器を活用し、活気に満ちたお祭りムードの楽曲を作り上げた。楽曲の中間に独特の音楽装置を入れ、より一層華やかな展開を披露した。所属事務所のJYPエンターテインメントのパク・ジニョン代表もStray Kidsに自ら連絡し「今回の歌、本当によくできている」と絶賛したという。

新曲の歌詞は、1stフルアルバムのタイトル曲「神メニュー」の楽しさを感じ続けたいのであれば、「Back Door」に入って一緒に楽しもうという招待状のように描かれている。「全部取り除いてもう入る / 前のは口直しumm / もう本編でparty / 手に負えないならここにいない方がいい yeah / まあ、オギヨチャ、凝った体 / 全部ほぐして思いっきり楽しんで誰でも / 電気を消して目を覚ませ一晩中 / 押さえていた興をかき集めて放生 / 手すりを回して、僕が望んだものをすべて見る / このドアの前で聞こえる音楽 / 僕の声が裂けるほど叫んで / 止まる時間なんてない」「部外者立ち入り禁止。ここはback door」などの歌詞を通じてグローバルK-POPファンに立ち入り禁止の空間に入ったようなスリル感を与える。

Stray Kids特有のウィットに富んだダンスも見逃せない。メンバーらはミュージックビデオを通じて「まあ、オギヨチャ」という1番の歌詞にふさわしい綱引きダンス、「部外者立ち入り禁止」というサビの歌詞にぴったりなパワフルなパフォーマンス、カンガンスルレ（手に手をとって踊る韓国の伝統舞踊）を思わせるダンスなどを披露した。韓服（韓国の伝統衣装）をモダンにアレンジした衣装、より一層華やかになったメンバーらのヘアカラーなど、イメージチェンジも面白い。

また、ミュージックビデオの中には同じ事務所の後輩であり、6月30日にプレデビューをしたNiziUが出演し、話題になっている。最近、日テレ系「THE MUSIC DAY」に登場したNiziUは、テレビ初歌唱となる「Make you happy」を披露して、フレッシュな魅力あふれるパフォーマンスで盛り上げた。

Stray Kidsは、カムバック前から目を見張るほどの成果を収めた。アルバム「IN生」が11日、先行販売数だけで30万枚を突破したのだ。これは1stフルアルバムの先行販売数20万枚に比べ、10万枚余り増加した自己最高記録だ。より巨大になったファンダム（特定のファンの集まり）の存在が実感できる。

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