ソルリさんの母親、娘の人生を振り返る「恋愛を始めて断絶状態に…不安だったと思う」

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写真=MBC
MBC「ドキュフレックス」ソルリさん編第2部が、番組史上最高視聴率を記録した。

視聴率調査会社ニールセン・コリアによると、10日に韓国で放送されたMBC「ドキュフレックス」の「ソルリがなぜ不快だったんですか?」は、首都圏世帯基準2.9%(第1部)の視聴率を記録し、先週の放送に比べて2%上昇した。広告業界が主な指標としている20~49歳における視聴率は1.4%(第2部)を記録し、ドラマを除くと同時間帯1位の数値だった。

同日放送された「ソルリがなぜ不快だったんですか?」では、25歳の若さで亡くなったソルリさんの人生を振り返った。

初めてテレビに出演したソルリさんの母親キム・スジョンさんは、ソルリさんの幼少期からデビュー以降、そして最後の姿までを追憶した。経済的に厳しく、幼稚園の代わりに演技スクールに通わせたという。番組で公開された昔の映像で、ソルリさんはその年齢とは思えない歌声で「椿のお嬢さん」を悲しげに歌った。

ソルリさんはオーディションを通じてドラマ「薯童謡(ソドンヨ)」のソンファ姫役に抜擢された。同作を演出したイ・ビョンフン監督は「(ソルリさんは)堂々としていて、明るく、顔全体が姫のように華やかだった」と振り返った。

小中学時代、学校と厳しい練習生の生活を並行しながら着実に子役として活動したソルリさん。しかし、年齢に比べて高い身長で演技に負担を感じ、アイドルとしてデビューすることになった。

同日の放送では2013年9月に浮上したDynamic DuoのCHOIZAとソルリさんの熱愛にも触れた。

熱愛報道後にも繰り返された熱愛疑惑。そしてようやく熱愛を認めた後、ソルリさんは悪質なコメントに悩まされた。

ソルリさんの母親は「ソルリは恋愛を始めてから経済的に独立を宣言し、それをきっかけにほぼ断絶状態になりました」と打ち明けた。

そしてある日、突然所属事務所から死亡の連絡を受けたという。「すべてが不安だったと思います。愛する男は去りそうで、母もそばにいない。様々なことが多分本人が耐えるには厳しかったでしょう」と当時の状況を説明した。

ソルリさんも生前のインタビューで「人に傷つけられて、その時完全に崩れた感じです」とし「その人達に支えられて、後ろに隠れることもできて、一緒に頑張れたのに。今は親しかった人たち、周りの人達がいなくなって……。助けてと手を差し伸べたりもしましたが、掴んでくれませんでした。その時絶望しました」と打ち明けていた。

2019年10月14日にこの世を去ったソルリさん。ソルリさんの母親は「手を触って、顔も触って、1時間以上自分の足にソルリを寝かせているようにして、ずっと抱きしめていました」とし「未練はいつも残っています。つま先まで撫でてあげたかったと思います。もっと起こしてみたらよかったとも思います。もっと名前を呼んでみたら、聞こえたかなと思ったりします」と娘を恋しがった。

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記者 : イ・ユニ