神話 ドンワン、国際無形遺産映像フェスティバルの開幕式で司会を務める…2年連続で参加

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「2020国際無形遺産映像フェスティバル(以下IIFF2020)」が、本格的なフェスティバルの幕を開ける。

今年で7回目を迎える「IIFF2020」は、無形遺産に対する親近感を高めるために、韓国の文化財庁国立無形遺産院が2014年から毎年開催している映画祭である。

開幕式の司会は2019年と同じく、神話(SHINHWA)のドンワンが引き受けた。開幕式の公演は「スム、シム(息、休みまたは息づく)」という映画祭のテーマに合わせて、パンソリミュージカル映画「ソリクン」の主人公イ・ボングン、ジャズピアニストアンディ・キム、「ソリクン」のチョ・ジョンレ監督が参加する「休み、ソリに染まる」で組まれた。「ソリクン」は、今年の「IIFF2020」の公式オープニング作品である。

今年はオープニング作品とクロージング作品をはじめ、6つの部門(ヘリテージストリーム、IIFFフォーカス、マスターズアリラン、IIFF短編、IIFF VR、特別上映)で構成され、合計18ヶ国、28本の映画が観客と出会う予定だ。

まず、ヘリテージストリーム部門では、アルゼンチンのタンゴマスターたちの特別公演と、1960~70年代のタンゴとタンゴの歴史、タンゴの巨匠たちの人生を描いた映画「ブエノスアイレス タンゴカフェ」が上映される。上映後には、エルタンゴのイ・インギョン代表のタンゴ教室も行われる。

世界的なジャズピアニストであるハービー・ハンコックのジャズの世界を描いたドキュメンタリー「ハービー・ハンコック:無限の可能性」も、ヘリテージストリーム部門で上映される。映画が終わった後は、ユネスコ世界記録遺産に指定された「スイスのモントルー・ジャズ・フェスティバル」の記録遺産に関してMACHANG MUSIC & PICTURESのハ・ジョンウク代表の専門解説の時間が設けられている。

IIFFフォーカス部門では、新型コロナウイルス感染症を通じて、現代文明を振り返ることができるドキュメンタリー「医者の地、カリャワヤの秘密」と、2011年の釜山国際映画祭で上映されて話題を呼んだアタウアルパ・リチー監督の「アンデスの歌」が上映される。

マスターズアリラン部門では、文学的素養をもとに映画芸術について深く悩んだ当代の“モダニスト”チェ・ハウォン監督の作品3編が紹介される。HD画質で復元されたデビュー作「木々、坂に立つ」とファン・スヌォン作家の短編小説を映画化した「甕を作る老人(HD復元)」、キム・ドンリ作家の原作の「巫女図(2K深化復元)」である。上映後は、映画評論家オ・ドンジンの司会のもと、チェ・ハウォン監督と映画評論家のキム・ジョンウォンが参加するオンラインマスタークラスと監督との対話が開かれる。

クロージング作品は、IIFF2020を通じて韓国に初めて紹介される「沈黙:リスボンの音」が選ばれた。ポルトガルの首都リスボンの観光地開発と共に消えている旧都心の昔ながらの趣と風景、芸術そして共同体の生存を語る異なる世代の2人の芸術家、イヴォンヌとマルタの声を収めたドキュメンタリーだ。ポルトガルの伝統音楽「ファド(Fado)」の魅力を垣間見ることができるこの映画は、上映後「ポルトガルの歌、ファド」を書いたファン・ユンギ作家の解説を聞くことができる。

IIFF2020のオープニングとクロージング作品のすべての作品と公演は、NAVER tv「2020国際無形遺産映像フェスティバル」のチャンネルで視聴することができる。クロージング作品は11日午後8時、閉会式は13日午後5時に行われる。

記者 : ペ・ヒョジュ