DAY6のYoung K&ウォンピル&ドウンによるユニットDAY6(Even of Day)、1stアルバム「The book of us : Gluon」をリリース“最大の課題は…”

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写真=JYPエンターテインメント
DAY6のユニットDAY6(Even of Day)が最近、1stユニットアルバム「The Book of Us:Gluon - Nothing can tear us apart」とタイトル曲「波が終わるところまで」を発売した。

所属事務所JYPエンターテインメントを通じてDAY6(Even of Day)が、インタビューに答え、アルバムを紹介した。

――DAY6初の公式ユニットですね。ユニットDAY6(Even of Day)だけの特徴はありますか?

Young K:楽器の構成と音楽に変化を与えました。ドラムとキーボードを、それぞれ電子ドラムとシンセサイザーに変更しました。ベースは本来の役割とエレキギターの役割を加えながら、幅広い表現方法を駆使しました。メロディーと歌詞の部分は、DAY6の感性をそのまま保つことにしました。

ドウン:DAY6の完全体ではなく、3人だけで奏でるサウンドの制限を克服するために、電子サウンドを活用しました。

――ユニット名「Even of Day」は、JYPエンターテインメント(以下、JYP)の代表パク・ジニョンさんがつけてくれたと聞きました。

Young K:「夜」という意味の古語「Even」の後に、「Day」がやって来るという意味です。本当に気に入りました。

ウォンピル:(ユニット名を)つけてくださって、本当に感謝しています。意味も語感も良くて、満足しています。

――ファンがメンバーたちの名前にちなんで、今回のユニットを「江原道(カンウォンド)」と呼んでいました。JYPの代表パク・ジニョンがつけてくれたユニット名とファンが呼ぶ愛称、どちらかを選ぶとしたら?

Young K:パク・ジニョンプロデューサーがつけてくれた名前はカッコいいし、「江原道」は面白くて、ファンがつけてくれた愛称なので気に入っています(笑)。

ウォンピル:聞いてすぐに「江原道」という名前が本当に可愛くて面白いと思いました。ユニット名は「DAY6(Even of Day)」で、愛称は「江原道」というのが1番です!

――ニューアルバム「The Book of Us:Gluon - Nothing can tear us apart」に込められた意味を教えてください。

ウォンピル:人生で思いがけない出来事に出くわした時、お互いが離れることもあります。「そういう状況の中でも、大切なものを見つけられる」という思いと、「どんなものでさえ僕たちを引き離すことはできない」という意味を込めました。

ドウン:どんな厳しい状況に直面しても、「僕たちが一緒なら、すべて乗り越えることができる」というメッセージをアルバム名に込めました。

――今回のアルバムの収録曲は全て繋がっているように見えますが、それは誰のアイデアですか?

Young K:「デニマルズ(DENIMALZ:DAY6のキャラクター)が旅に出るコンセプト」は、私たちといつも一緒に仕事をしてくれているプロデューサーのホン・ジサンさんが提案してくれました。そしてメンバーたちと相談しながら、どんな内容にするか考えて完成しました。「デニマルズが旅をしながら、新しい場所に到着して、深まる感情を経験し、ついにそれが恋であることを知る」、そしてこれが最後ではないというところまで、すべてが1つに繋がっているアルバムを作りたかったです。

ウォンピル:楽曲を制作しながら、自然に導き出されました。いつも手伝ってくださる作曲家さんが、「1つに繋がるアルバムを作ってみたらどうか?」と提案してくださって、メンバーたちとアイデアを練りながら制作しました。

――「すべての瞬間を歌うバンド」になりたいと言っていましたが、ニューアルバムの収録曲は、それぞれどんな瞬間を歌ったものですか?

Young K:3段階になっています。「Landed」は、(旅先に)たどり着いたその瞬間の感情。「波が終わるところまで」は、愛が深まって、心の傷も乗り越えて、いつまでも一緒にいようというメッセージです。「Thanks to」は、愛を気づかせてくれた人に送る感謝の気持ちです。聴く人によって感じる瞬間はさまざまだと思います。そして、その瞬間にこの歌を聴いてくれると嬉しいです。

――ユニットメンバーの中で、ギター演奏をメインにしている人はいませんが、ギターメンバーの不在をどのように埋めたのでしょうか?

ウォンピル:シンセサイザーをたくさん使いました。さらに、ベースは音程を変化させてギターサウンドのように聴かせるなど、新しいことに挑戦してみました。

ドウン:ギター音の穴を埋めるのが、僕たちの最大の課題でした。サウンドをエレクトロニックにするために努力しました。

――作詞・作曲を続けていると、時にはアイデアが思い浮かばないこともあると思います。スランプはどのようにして乗り越えていますか?

Young K:すべての作業を中断して、ゲームや別のことに集中するなど、作業に関する考えを一旦消します。考えが深まると、伝える表現も難しくなると思っているからです。しかし、今回のアルバムは全体的にどのように引っ張っていくか、最初から最後まで頭の中でイメージしていたので、全く難しくありませんでした。

ウォンピル:頭を空にして作業したり、自身の考えを180度変えてアプローチしようと努力します。

――アルバム準備の過程でファンに教えたいTMI(Too Much Information)はありますか?

Young K:メンバーが本当に一生懸命に英語の発音を勉強しました。僕の口の形に集中するメンバーたちが本当に可愛くて、可笑しくて、ずっと忘れられないと思います(笑)。

ウォンピル:デニマルズの楽曲がすべて英語なので、発音に気を使いながらレコーディングしました。その過程が少し難しかったです。

ドウン:今回、パッド電子ドラム(SPD)という楽器をたくさん使用しました。実はこの楽器があまり上手ではなかったので、今回集中的に習いました。

――今回のアルバムのキーワードが「Gluon(強力)」ですが、DAY6(Even of Day)を強力に1つに引き寄せるものはなんですか?

Young K:「音楽」です。メンバー全員が生活パターンや趣味、スタイルがはっきり分かれています。でも、音楽について話す時はみんな目がキラキラしています。音楽に向き合う態度はそれぞれ異なりますが、それぞれの誠実さがあって、いつも興味深いと思っています。

ウォンピル:My Day(ファンの愛称)です。ファンの方々が僕たちに伝えてくださるエネルギーが、僕たちを1つにまとめてくれます。

ドウン:いつでも、どこでも送ってくださるファンの方々の無限の愛情と応援です。

――いつ、どんな瞬間にメンバーと最も1つになっていると感じますか?

Young K:ステージの上です。特に僕たちのコンサートをする時です。最初から最後まで1つの空間でエネルギーを引っ張っていくということは簡単ではありませんが、一緒に歌っている時に最も強く団結していると思います。

ウォンピル:公演をするときです。公演中にメンバーたちが奏でる音とファンの方々の歓声で、会場がいっぱいになった時、本当に幸せで一つになっている気分です。

ドウン:お互いのことを心配して本心で話し合っているときに、お互いが強く結ばれていると感じます。

――メンバーそれぞれがYouTube、ラジオDJなど、さまざまな分野で活動していますが、今後挑戦してみたい分野はありますか?

Young K:音楽の面で、もっと様々な挑戦をしてみたいです。ミュージシャンとして、いろいろな姿をお見せしたいです。特に、JTBC「Begin Again」のような音楽番組に出演して、アーティストの方々とコミュニケーションをとって、お互いに影響を受けて、さまざまな環境で歌を歌ってみたいです。それ以外は、個人的な欲を満たすために、食べ物を食べるバラエティ番組にもレギュラーで出演してみたいです(笑)。

ウォンピル:最近、NAVERのウェブ漫画「唯一無二ロマンス」のコラボ音源をリリースしましたが、それが本当に光栄で、すごく楽しい経験でした。アンニョンハシンガヨンさんとは初対面で、初めて一緒にレコーディングをしたのに、気楽に接してくださったおかげで、良い曲が出来上がりました。

ドウン:何でもやってみたいです。たくさんコミュニケーションをとって、情報を共有をしたり、tvN「三食ごはん」のように自然の中に行くのも良いと思います。

記者 : パク・スイン