SHINee テミン、タイトル曲「Criminal」MV公開…映画のような世界観&魅力溢れるビジュアル

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写真=「Criminal」映像キャプチャー
SHINeeのテミンがより官能的な魅力を披露した。

テミンの3rdフルアルバム「Never Gonna Dance Again:Act1」が9月7日の午後6時にリリースされた。先日公開された3rdフルアルバムのプロローグシングル「2KIDS」に続き、「Act1」のタイトル曲「Criminal」もベールを脱いだ。

タイトル曲「Criminal」は、緊張感溢れるリズムとニュートロなサウンドが際立つシンセウェイヴジャンルの曲だ。逃れたくても逃れることができない魅力を“ストックホルム症候群”を素材にした歌詞に収め、コンセプチュアルに表現したところが印象的だ。

導入部から「害になることはよく知っている。その眼差しと動き。君から抜け出そうとしても、洗脳されたままでうなづく僕は」「君の言葉にねじれて踊る両足がなぜか嫌じゃない。初めから決まっていた君という真理に抵抗する気はない」と相手から抜け出せない姿をストレートに表現した。

「君というそのSyndrome、僕をおびき寄せて揺さぶる。君の子供のような表情の裏にめまいがするほどのどんでん返し、鳥肌が立つ。傷で開いた心臓にはもう君の指紋がいっぱい」と言いながらも「僕を刺した君の手をつかむ僕の手も綺麗じゃないから」と歌う。

「優雅に僕を害するCriminal。It's okay僕をなだめては苦しめる。君という首輪をつけた僕は息もできないほど苦しみながら恍惚となる。優雅。僕を壊すCriminal。Not okay 首を振ってみるけどどんどん深く引き込まれる。君に落ちた瞬間、もう潔白じゃない僕」というサビは、相手を拒否しながらも恋に落ちた人の心理をクセになるメロディーに込めた。

何よりテミンの官能的なボーカルは大胆な歌詞をより一層魅力的に生かし、一本の映画を見ているかのような雰囲気を演出した。ここに「もっと壊して」という彼の低い声も印象的だ。

先行公開曲「2KIDS」を通じて感性的なボーカリストの姿を見せたことに対し、「Crimianl」ではテミン特有のセクシーさでコンセプチュアルな姿をそのまま盛り込んだ。

実際に彼は今回のアルバムを「スリラー映画」と表現し、タイトル曲について「今回のアルバムのコンセプトによく合う曲だと思った。最初はなかったニュースのような感じの音声を追加し、最後のサビのアドリブも歌をよりドラマチックにするように修正するなど様々な意見を出して曲の完成度を高めた」と紹介した。

3rdフルアルバム「Never Gonna Dance Again」のプロローグシングルを皮切りに「Act1」まで公開したテミンは今後発売予定の「Act2」まで、映画のようなストーリーと音楽で連結されたストーリーを披露する予定だ。3rdフルアルバムは、テミンのアイデンティティを確かなものにしながらも、新しい自我を求めていく彼の悩みや挑戦を盛り込んだアルバムだ。

記者 : イ・ミンジ