済州島（チェジュド）で生活している女優のチン・ジェヨンが、歌手イ・ヒョリ＆イ・サンスン夫妻のようにプライバシーの侵害を訴えた。

チン・ジェヨンは、一部の観光客が彼女の家に無断で侵入し、プライバシーを侵害していることを伝え、不快感を露わにした。

彼女は6日、自身のInstagramに「今日も本当に驚いてドキッとしました。誰かが許可なく自分の家に入ってきて写真まで撮ったら、気持ちの良い人がいるでしょうか」と書き込んだ。

これに先立ってチン・ジェヨンは、昨年JTBCで放送された「LAN線ライフ」に出演して自宅を公開したが、映像では自宅の周辺には塀はないように見えた。そのため観光客が前庭まで入って写真を撮ったものとみられる。

同じく済州島に暮らすイ・ヒョリ＆イ・サンスン夫妻の家には塀があったが、一部の観光客が呼び鈴を押したり、塀から覗いて門の前で写真を撮るなど、プライバシーの侵害が深刻であった。

これまでチン・ジェヨンは、済州島でゆったりと幸せに暮らしている様子を収めた写真、動画を公開してきたため、このような状況は知られていなかった。しかし、観光客の自宅への無断侵入は今回が初めてではなかった。彼女が「たまにそういう方々がいましたが」と付け加えたためだ。

また、今回このように訴えたのは、済州島にも新型コロナウイルスの感染拡大が続いていることも理由と考えられる。

彼女はこの投稿の前日、自身のInstagramで、トルハルバン（済州島を象徴する石像）がマスクをつけている写真と共に「本当に私たち、疲れないようにしましょう。たくさん時間が経って、なぜトルハルバンにマスクをつけたのかと聞かれたら、『あの時はね』と思い出として話す時が来るはずです。週末は、家で必ずソーシャルディスタンスを保ちましょう」という書き込みを掲載した。しかし一部の観光客がこれを無視して訪れたものとみられる。

そのため彼女は「最近のようにソーシャルディスタンスをとらなければいけない時期に、今日は本当に複雑な心境ですね」と不快感を露わにした。

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