BTS(防弾少年団)&少女時代 テヨンら、新型コロナウイルスの深刻な状況に苦痛を吐露
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写真=SMエンターテインメント
多くの韓国芸能人たちが、“コロナブルー”に苦しんでいる。新型コロナウイルスの感染拡大が長期にわたり、“コロナブルー”を訴える人々が増えている。“コロナブルー”とは、新型コロナウイルスと憂うつを意味する英単語ブルー(blue)の合成語である。室内での生活が長くなり、自由な社会活動が困難な状況により、憂うつな気分になることを意味する。落ち着かない新型コロナウイルスの状況は、全国民に不安を抱かせ、憂うつな気分にさせている。芸能人たちも例外ではない。ステージに立つ機会を失った歌手や、芸能活動に制約がかかった芸能人たちが“コロナブルー”を経験している。
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少女時代 テヨンは8月28日、自身のInstagramのライブ配信で、もどかしさを打ち明けた。彼女は「新型コロナウイルスがあまりにも深刻で、ソーシャルディスタンスが2.5段階に引き上げられた。3段階にはまだ行っていないが、3段階とほぼ同様に考えなければならないと思う。(感染者数が)減らず、具合の悪い方がとても多い。スケジュールにも支障をきたしている。ソーシャルディスタンスをきちんととってほしい。コロナが深刻になればなるほど、私たちができることがなくなっていくと考えればよいと思う」と話を切り出した。
彼女は「チプコク(家に閉じこもること)をして、きちんと距離をとっている方々のために生配信をした」とし「率直に言って、今はみんな同じ状況ではないか。みんな家の中で退屈して、無気力になることもあり、人が恋しくなることもあって。でも今は距離を置かなければならない」と述べた。続いて「ますます皆さんにお会いする機会が少なくなっているようで悲しい。職を失った気分だ。公演ができなくて、本当に涙が出そうだった。たくさんの方々とお会いできる日を待っている」とつけ加えた。
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またBTS(防弾少年団)は8月21日、新曲「Dynamite」発売記念記者懇談会で、新型コロナウイルスの感染拡大により、ステージに立つ機会を失った時の心境を打ち明けた。RMは「計画していた多くのことが白紙になって、最初は怒りがこみ上げてきたり、無気力になってしまうこともあった。しかし、時間が少しずつ流れ、ろ過されて沈むと、今のことを考えてみたり、先まで見通すことができるようになった」と話した。また「新型コロナウイルスは、私たちの活動にブレーキをかけたが、その時間は音楽を作ることだけでなく、さらに私たち自身のため、たくさん悩むことができる時間であった。そのおかげで、『Dynamite』が世に出ることができたし、より明るく楽しい曲を試すことができたのではないかと考えている」と話した。
ジミンは「最近の状況はあまりにも深刻だ。誰も予想していなかった状況であり、僕たちも計画していたたくさんの事ができなくなった。ステージにもたくさん立ちたいのに、そのような状況の中で、無力感を抱いたと思う」と本音を明かした。SUGAも「新型コロナウイルスにより、全世界が苦しい状況になって、ワールドツアーの日程を再調整することになった時、正直に言うと無気力で無力感も抱いて苦しく、窮屈感を持った。努力しても難しいことであり、活動を始めてから初めて経験する状況だった。走っている途中に転んだような気持ちになった」と共感した。
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さらにホン・ソクチョンは、新型コロナウイルスの影響で、レストランの閉店を知らせると共に複雑な心境を告白し、困難を経験している自営業者たちの共感を呼んだ。8月27日、ホンソクチョンは自身のInstagramで「私の青春の記憶がすべて詰まっている梨泰院。私の店My Chelsea(マイチェルシー)。梨泰院を守るというのが本当に重い」と明かした。そして「新型コロナウイルスと戦わなければならないが、力が及ばない。大韓民国の自営業者の力が抜けているのに、どうやって元気を出せばいいのか。本当に私が力不足だということを実感している夜である。諦めという言葉は私に似合わないと思っていたが、休みたくなるというのが事実だ」と訴えた。
また29日には「梨泰院だけで18年食堂を経営してきた。本当に長い時間だ。私の30代、40代をひたすらここで過ごしてきたが、少し休む時が来たようだ」とレストランの閉店を発表した。続いて「2000年、30歳でカミングアウトして、放送界から追い出された時、ありのままの私の姿を受け入れてくれたのが梨泰院だった。小さな屋上のレストランから始めて、多い時は7店舗も運営していたが、日曜日になったら梨泰院に残っている私の最後のお店My Chelseaを閉めることになる」と話した。
続いて「金融危機、MERSなど、全ての危機を乗り越えたが、こいつ、新型コロナウイルスの前では僕も耐えられない。私の青春の夢、人、愛、すべてがある梨泰院。20代の若い時、梨泰院の裏通りに、香港の蘭桂坊(ランカイフォン)やニューヨークのソーホーのような通りを作りたいという漠然とした夢が歳月を経てできたと思ったのに、あまりにも残念で悲しく、怒りもこみ上げる。名残惜しい気持ちだ」と吐露した。
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記者 : イ・サンジ