Netflixが「保健教師アン・ウニョン」の世界観が詰まったポスターを公開して、期待感を高めた。

「保健教師アン・ウニョン」は平凡な名前とは異なり、他の人の目に見えない“ジェリー”を見ることができる特別な能力を持った保健教師のアン・ウニョン（チョン・ユミ）が、新たに赴任した高校で尋常ではない謎を発見し、漢文教師ホン・インピョ（ナム・ジュヒョク）とともに、これを解決していくファンタジーだ。

2日に公開されたポスターには、夕焼けの都市を背景に並ぶアン・ウニョンとホン・インピョの姿が収められている。二人の周りに浮かぶクジラやクラゲは、実際の生き物ではなく、アン・ウニョンだけに見えるジェリーだ。ジェリーとは、生きている動植物が作る見えない欲望の残留物で、無害なものもあるが、汚染されると人に害を及ぼす可能性があり、特別な能力を持って生まれたウニョンが退治している。色とりどりの様々なジェリーが空を埋め尽くした“異常で美しい”ビジュアルの前に、手をつないで立つアン・ウニョンとホン・インピョの姿が目を引く。

保健教師の白衣に似合わない虹色の剣を持って、誰よりも真剣な女戦士の姿で佇むウニョンは、「保健教師アン・ウニョン」の中で繰り広げられる個性あふれる世界に対する好奇心をくすぐる。漢文教師ホン・インピョは、ウニョンの手に触れることで、自分を取り巻く良いオーラを伝え、彼女がジェリーと戦う際に必要なエネルギーを充電させることができる。ジェリーを退治しなければならないアン・ウニョンと彼女を充電しなければならないホン・インピョが、学校に広がってしまったジェリーをどのように退治するのか、新鮮なストーリーと視覚的な楽しさをさらに期待させる。

また、他の人の目には見えない存在と戦いながら孤独に生きてきたアン・ウニョンと、片方の足が不自由なために人々と距離を置いて生きてきたホン・インピョ、完全ではない二人が出会い、お互いを完成させていく姿を描き出すチョン・ユミとナム・ジュヒョクの相性にも注目が集まっている。

ポスター第1弾を公開し、爆発的な期待を集めた「保健教師アン・ウニョン」は、原作者のチョン・セランが脚本に参加して、個性あふれる演出を披露してきたイ・ギョンミ監督が脚本と演出を引き受けた。Netflixを通じて9月25日に全世界で公開される。