YGヤン・ヒョンソク前代表が筆頭株主…居酒屋の代表取締役に有罪判決“横領の疑い”

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写真=マイデイリー DB
YG ENTERTAINMENTのヤン・ヒョンソク前代表が筆頭株主である居酒屋・クラブを運営する会社CDNAの代表取締役が、横領の疑いで有罪判決を受けた。

23日、裁判所によるとソウル西部地裁刑事合意12部(部長判事:イ・ジョンミン)は、特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(横領)、租税処罰法違反の疑いなどで裁判を受けているCDNAの代表取締役キム氏に、懲役1年6ヶ月に執行猶予2年と罰金200万ウォン(約17万7千円)を宣告した。法人にも罰金200万ウォンを言い渡した。

CDNAはヤン・ヒョンソクが持ち分70%、ヤン・ヒョンソクの弟であるヤン・ミンソクがYGの持ち分の30%を所有しており、弘大(ホンデ)のサムゴリポチャ、サムゴリビョルバム、ムーンナイト、カビア、トトガヨなどを運営している。

裁判所によると、代表取締役のキム氏は2013年から2018年まで、計6億4970億ウォン(約5700万円)を横領した。また、彼はサムゴリビョルバムとカビアを居酒屋ではなく一般飲食店として申告し、2016年~2019年に約7000万ウォン(約622万円)の個別消費税と教育税を横領した。

これと共に、知人の名義で支払った虚偽の人件費を計算に入れて利益を隠したまま、売上を販売情報システムに注文キャンセルや返品を入力する手法で約5900万ウォン(約524万円)の法人税も納付しなかった。この中には、ヤン・ヒョンソクが芸能人や知人を連れてきて料理とお酒を注文し、発生した未収金3億2000万ウォン(約2845万円)も含まれている。

裁判所は「被告人の犯行は租税収入減少による国庫損失で、すべての国民に負担を与える犯罪という点で、罪が重い」と量刑の理由を明かした。

記者 : クォン・ヘミ