TREASURE、YGから4年ぶりのグループデビュー!メンバーが語る #12人の強み #BIGBANGとの縁 #今後の抱負

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写真=YG ENTERTAINMENT
YG ENTERTAINMENTの大型新人TREASUREが、驚くべき成績と共に力強いスタートを告げた。

TREASUREは最近、ソウル麻浦(マポ)区YGX社屋で、1stシングル「THE FIRST STEP:CHAPTER ONE」の発売記念ラウンドインタビューを行った。

TREASUREは、チェ・ヒョンソク、ジフン、ヨシ、ジュンギュ、マシホ、ユン・ジェヒョク、アサヒ、バン・イェダム、ドヨン、ハルト、パク・ジョンウ、ソ・ジョンファンの12人で構成されており、グローバル市場を狙って準備してきたグループであるだけに、今年のK-POP最高の期待株として名前が上がっている。

これに後押しされ、TREASUREは8月9日に韓国で放送されたSBS「人気歌謡」で、初の音楽番組でデビューステージを披露した。エネルギー溢れる“ティーンクラッシュ”の魅力をアピールしたTREASUREのステージに、世界中のファンが大きな反響を送った。関係者たちも期待を上回っていると評価している。

チェ・ヒョンソクは「TREASUREの名前をかけたステージだった。言い表せないほど、こみ上げるものがあった。デビュー当日に『V LIVE(NAVERのライブ映像配信アプリ)』を終えて、何人かのメンバーが泣いた」と明らかにした。

涙を見せたメンバーは、チェ・ヒョンソク、バン・イェダム、パク・ジョンウだった。バン・イェダムとチェ・ヒョンソクは「練習生として過ごした時間が頭をよぎった。メンバーの顔を見たら涙が出た」と語った。

これに対して、バン・イェダムは「初の音楽番組に出演して、デビューしたことを実感することができた。バタバタしていながらも不思議だった」と振り返った。ジフンは、「まだ学ぶことが多いなと感じるようになった」と付け加えた。

TREASUREのタイトル曲「BOY」の音源は、発売後に香港、シンガポール、メキシコ、サウジアラビアなど、19ヶ国のiTunesでチャート1位を獲得する快挙を成し遂げた。日本ではLINE MUSICのリアルタイムソングTOP100ランキング1位、iTunesのK-Popソングランキング1位を獲得し、中国のQQ MUSICの新曲チャートでもトップ11にランクインして、快調の滑り出しを見せた。

バン・イェダムは「成績については予想していなかった。19ヶ国で1位を獲得できたことに感謝した。驚いたけど、ファンの皆さんに感謝している」と話した。マシホは「注目を集めることができて光栄であり、嬉しい」と打ち明けた。

何よりTREASUREには、日本人メンバーもいるだけに、日本列島も熱く盛り上げており目を引いた。チェ・ヒョンソクは、「日本人メンバーもいて、さらに関心を集めたみたいだ。僕たちが一生懸命頑張ってきた結果、良い成果を収めることができたと思う」と謙虚な姿勢を表した。

ジフンは、日本人メンバーたちとの相性について「日本にもっと親しみを持って近づくことができる。日本のファンに、言語的な部分でも簡単にコミュニケーションすることができて良い」と述べた。

マシホは韓国でデビューした理由について「子どもの頃からK-POPが好きだった。韓国で良い機会を得られて嬉しい。メンバーたちと成長していきたい」と伝え、チームワークを誇った。

またチェ・ヒョンソクは、デビュー当日に行われた記念プレスカンファレンスで「歴史に一線を画すグループになる」と覚悟を表したことに対して、「これから一生懸命、着実に上がっていきたいという意味だった。どれだけ一生懸命にやっていくかについての抱負を示したかった」とアピールした。

特にTREASUREは、YGがBLACKPINK以来、4年ぶりに披露する新人であり、BIGBANG、WINNER、iKONに続いて、4組目のボーイズグループである。それだけに、デビュー前より音楽業界から注目を集めてきた。

プレッシャーを感じないかという質問に、バン・イェダムは「プレッシャーというより、先輩たちがグローバルな部分で道を作ってくださった。いつもありがたく思っている。僕たちも一生懸命頑張りたいと思う」と意気込みを表した。

それとともにTREASUREは、先輩に対する感謝の気持ちも表した。チェ・ヒョンソクは、「BIGBANG先輩の音楽を聴いて育ったので光栄である。もっと一生懸命頑張ることができる動機づけになると思う。BIGBANGの先輩方が、練習生時代から温かく応援してくれた。特にG-DRAGON先輩、SOL先輩の一言一言が力になった」と明らかにした。

バン・イェダムは「SOL先輩は僕が幼い頃から、頭を撫でてくれてながら『ご飯をちゃんと食べるように』と言ってくれた」と話した。ジフンは、「SOL先輩に廊下で出会うと、近況を聞いてくださったり、『頑張れ』と言ってくださるなど、良い言葉をたくさんいただいた。練習生から見て、すごく大きく感じた」と伝えた。

それだけではなくTREASUREは、YGの創立から24年目にして初めて試みる最多人数の12人組男性グループである。ジフンは「多人数であるだけに、ボイスカラーも多様だと思う。それぞれのボイスごとに個性が強く、僕たちのチームワークがしっかりしていると思う。僕たち同士の調和がうまくいっている気がする。それぞれ好きなことが多く、多くのことを吸収しているので、たくさんのことを披露できるのではないかと思う」と自信を表した。

チェ・ヒョンソクは、多人数での大変なことに対して「食事のときに、たくさん食べることができる。でも、メニューをまとめる時や片付けるときが大変だ」と挙げた。

またTREASUREは、デビューアルバムであるにもかかわらず、ラップ担当であるチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトがすでにラップメイキングに参加した。タイトル曲「BOY」にはチェ・ヒョンソク、ハルトが、収録曲「COME TO ME」にはチェ・ヒョンソク、ヨシ、ハルトがラップメイキングに名を連ねたのだ。またチェ・ヒョンソクは、最近公開されたコンセプト予告映像のBGMにも参加して、強烈な中毒性を与えた。

チェ・ヒョンソクは「音楽制作をする仲間同士で、一緒に悩みながら成長している」と明かした。バン・イェダムは「グループの3分の1ほどは、自作曲を書く能力があると思う。さまざまな音楽を勉強している」と明らかにした。

このようにTREASUREは、長い時間しっかりとデビューを準備してきた。バン・イェダムは「基本をしっかりと築いてから始めた。全メンバーが同じように、一生懸命授業を受けた」と付け加えた。ジフンは「ボーカルやダンスをはじめ、楽器や言語の授業を受けた」と明らかにした。その他にもメンバーたちは討論、運動などを学んだと話した。

バン・イェダムはYGでの練習生生活が長いだけに、メンバーたちとの付き合いも長いはず。彼は「僕をはじめ、メンバー全員が成長したと思う。ともに成長してきた過程を見れば、胸がいっぱいだ。みんな可能性があるからキャスティングされたと思う」と話した。

しかしTREASUREは、新型コロナウイルスの影響により、世界を舞台に活動できない状況である。ユン・ジェヒョクは「ファンの方々に会いたい気持ちが本当に大きい。どんな形で出会えるか、さまざまな計画を模索している」と伝えた。

TREASUREには10代のメンバーもいるだけに、学業にも気を使わなければならない。最年少のソ・ジョンファンは、「8月7日以降、学校に行っていない。友達からは『おめでとう』というメッセージをもらった」と明かした。

ヨシは、最近検定試験に合格したことに対して、「僕は日本で生まれた在日韓国人4世だ。韓国の文化をもっと知りたくて勉強するようになった。合格できて本当に嬉しい。協力してくれたメンバーたちにもお礼を言いたい」と伝えた。

それでは、次のTREASUREの目標は何だろうか。チェ・ヒョンソクは、TREASUREで得たいニックネームについて、「グローバルに伸びていくグループになりたい。“グローバルアイドル”と呼ばれたい」と意気込みを表した。

チェ・ヒョンソクは、TREASUREのチームカラーについて「まだカラーがないと思う。これから塗りつぶしていくべきだと思う」と話した。そしてTREASUREのムードメーカーとしては、パク・ジョンウ、ユン・ジェヒョク、ジフンを挙げた。

また、TREASUREは出演したいバラエティ番組も告白した。ジフンは「『知ってるお兄さん』に出演したい。メンバーの数が多くても、全員で出演できると思う。制服も着ているので、僕たちのコンセプトとよく合うと思う」と話した。ハルトは「『驚きの土曜日-ドレミマーケット』に出演したい。韓国語の勉強をしながらたくさん観た」と話した。

最後にTREASUREは、今年下半期の計画と抱負をアピールした。チェ・ヒョンソクは「今よりもっと良い姿をお見せすることが、僕たちの願いだ。自作曲は、できる日まで一生懸命頑張ろうと思う」と意気込みを表した。バン・イェダムは「着実にやっていけば、いつか世界中のファンの方々に僕たちを好きになってもらえると思う」と希望を伝えた。

チェ・ヒョンソクは「僕たちが、長い間ずっと見ていたい宝物になるよう努力する。今はTREASURE MAKER(TREASUREのファン)の方々が僕たちの宝物ではないかと思う」と話した。

記者 : キム・ウネ