SISTARからTWICEまで、今の時期にピッタリのサマーソング10曲に注目…日本で撮影したMVも!(動画あり)

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写真=JYPエンターテインメント
この時期にぴったりの最高のサマーソングは、COOLの「海岸の女」だった。

韓国で最近放送されたMnetのバラエティ番組「TMI NEWS」第53話には、(G)I-DLEのミヨン、ミンニ、ウギが出演し、「この時期に必ず聴くべき最高のサマーソングBEST10」を紹介した。サマーソングの条件は爽やかな海の風景と振り付け、そしてどこか旅立ちたくなるような美しい歌詞だった。

「この時期に必ず聴くべき最高のサマーソングBEST10」の10位はTWICEの「Dance The Night Away」だった。TWICEが初めて水着シーンに挑戦したこの曲は 「海よ、私たちと一緒に遊ぼう。風よ、君もこっちにきて」という歌詞で、自然と友達になる少女の感性そのものを表現し、注目を集めた。この曲は発売からわずか60日でミュージックビデオの再生回数が1億回を突破し、大ブレイクした。

9位は、Red Velvetを一気にサマークイーンにした「Red Flavor」だった。Red Velvetだけの感性が際立つユニークな歌詞が印象的な曲だ。この曲の中で出てくる“赤い味”は、真夏の熱い愛だった。「Red Flavor」はビルボードが選ぶ2010年代最高のK-POPソング2位に選ばれた。

8位は夏といえば頭に浮かぶフードソングの元祖ユン・ジョンシンの「パッピンス(かき氷)」だった。かき氷のレシピが盛り込まれた歌詞は、集中すればより美味しそうに聞こえる楽曲だという。「カキ氷」は発売された2001年ではなく、それより6年後の2007年にデジタルシングルが発売されてから本格的に人気を集め始めた。

7位は、理解するには難しい歌詞だが、クセになるf(x)の「Hot Summer」だった。汗をぬぐって手で扇ぐユニークな振り付けと「暑すぎるなら黒く長い服を着よう」などの歌詞が印象的だ。この曲も人気を博し、発売から9年が過ぎた今でも、夏といえば思い浮かぶサマーソングとなった。一方、この曲は元々少女時代が歌う予定だったと知られ、注目を集めた。実際に少女時代は「Take Over」というタイトルで録音まで終えていた。

6位は、パク・ミョンスの「海の王子」だった。先立って芸人のパク・ミョンスは、1stアルバム「バカ愛」をリリースしたが、あまり反応が良くなく、2ndアルバム「海の王子」もあまり注目を集めることができなかった。そのためパク・ミョンスは「海の王子」を自虐ギャグネタの素材として使ったりした。しかしある時、音楽番組でトップ20に入ると共にカラオケ定番曲になり、北朝鮮の人々も歌う曲になった。その後パク・ミョンスは、ジェシカと一緒に歌った「冷麺」で2番目のヒット曲を出した。

写真=Mnet「TMI NEWS」キャプチャー
5位は、“元祖音楽界の悪童”DJ DOCだった。DJ DOCは、3rdアルバムのタイトル曲「冬の物語」と、その後続曲「夏の物語」を年金ソングとして持っている。このうち「夏の物語」は当時ホットだった歌手Roo'Raまでおさえ、音楽番組で1位を8回も獲得する大記録を打ち立てた。

4位は、SISTARの「Touch My Body」だった。健康的でセクシーなイメージをより際立たせた楽曲で、ソロ活動で忙しかったメンバーらが約1年2ヶ月ぶりに完全体にカムバックした楽曲であるだけに、さらに意味があった。

3位は多くのアイドルの憧れで、イ・ヒョリもロールモデルにしているオム・ジョンファの「Festival」だった。明るいビートと、ウォーターパークで撮影されたミュージックビデオ、涼し気な水着姿、真似しやすいダンスまで。当時、街中ではどこでもこの曲が流れていたという。発売から21年が過ぎた今でも愛されている「Festival」。しかし、この曲はもともとチュ・ヨンフンが、カントリーココ(COUNTRY KKO KKO)のために作ったと知られた。オム・ジョンファもこの曲が気に入らなくて泣いたというが、アルバムを55万枚を売り上げる大記録を打ち立てた。

2位は、K-POPで初めて浜辺でミュージックビデオを撮影したと知られているDEUXの「夏の中で」だった。韓国初のヒップホップデュオで、ヒップホップの大衆化に尽力したグループDEUX。20年が過ぎてもなお愛されている楽曲は、すべてイ・ヒョンドの作品で、そのうち1994年に発売された「夏の中で」は、イ・ヒョンドが自ら選んだ最愛の楽曲だった。強烈さとカリスマ性を捨て、清涼感溢れるこの曲は、初恋の人へ宛てた手紙のような歌詞で人々の心に響いた。イ・ヒョンドはある番組で「地方でのスケジュールで大変な時、鏡浦台(キョンポデ)に行って青空を見たら、ふと明るくて幸せな歌を作りたいと思った。ソウルに戻って来てすぐに作曲した」と感想を伝えた。一方、この曲の著作権料は最高1億8千万ウォン(約1600万円)であることが明らかになった。

そして、この時期に必ず聴くべき最高のサマーソング1位は、強烈なオープニングが印象的なCOOLの「海辺の女」だった。現在も相変わらず各アンケート調査で定番のサマーソング1位に選ばれているという。

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記者 : ソ・ユナ