「皇后の品格」チェ・ジニョク、自身のギャップは?“笑った顔は子供みたいでちょっと抜けているって…”

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チェ・ジニョク×チャン・ナラ豪華共演! 架空の王室を舞台に泥沼の内情を暴くラブロマンス「皇后の品格」のDVDが好評発売&レンタル中。

本作は、ある日突然皇后になったヒロインのオ・サニーにチャン・ナラ、ナ・ワンシクから容姿と名前を変え、王室にやってきた警護員のチョン・ウビンにチェ・ジニョクがキャスティングされ、「運命のように君を愛してる」以来4年ぶりの共演を果たし話題に。また、絶対権力を握る大韓帝国の皇帝イ・ヒョクをシン・ソンロクが熱演。2018年の「SBS演技大賞」では、3人が最優秀演技賞に輝くという快挙を成し遂げた。

この度、チョン・ウビンを演じたチェ・ジニョクのオフィシャルインタビューが到着! 出演のきっかけから日本に行くと必ず食べるものまで、たっぷりと語っている。

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――2018年SBS演技大賞での水木ドラマ部門男性優秀演技賞の受賞、おめでとうございます。感想をお聞かせください。

チェ・ジニョク:僕が特別に何かしたわけではないのに、とても大きな賞を頂き光栄です。撮影の最中に賞を頂いたのですが、とても幸せでした。

――まず、本作に出演を決めた理由を教えてください。

チェ・ジニョク:以前は、ラブコメや面白くて明るいキャラクターを好んでいました。僕のイメージに対して視聴者の皆さんからの偏りがあるかもしれないと思っていたんです。男らしくてカリスマがあるキャラクターを避けようと、反対要素の多いキャラクターを演じていました。今回は復讐がテーマですが、アクションや警護員としての男らしい姿をお見せできる要素もありますし、普段から母に対する想いが強いのですが、主人公ワンシクのそういう部分も気の毒に感じて、お見せできる姿が多いと感じたので「皇后の品格」への出演を決めました。


自身が考えるギャップは?「子供みたいで…」

(c)SBS
――ナ・ワンシクとチョン・ウビンいうキャラクターに魅力を感じたのは具体的にどんな部分ですか?

チェ・ジニョク:キャラクターの魅力というより、様々な姿をお見せできるキャラクターだと思いました。警護員という職業柄、今まで見てきたスーツ姿とはまた違った姿でしたし、サニーを守るカッコいいキャラクターであることに魅力を感じました。

――復讐を胸に抱いた皇室警護員を演じられましたが、役作りにあたって何か心がけた点や努力した点はありますか?

チェ・ジニョク:特に意識した点はありませんが、ウビンとして皇室に入ってからは、キャラクターの存在が薄くならないように常に心がけていました。眼差しも、復讐心や母親を亡くした悲しみが少しでも滲み出るように心がけていましたね。ドラマでの出来事は、実際に起こった出来事だと思いながら演じたんです。もちろん、役者は誰でもそういう風に演技をしますが、実際の出来事だと考えた時、絶対に許すことができない状況だったので、役に入り込むことができました。

――演じられたチョン・ウビン(ナ・ワンシク)とご自身との似ている点や異なる点はありますか?

チェ・ジニョク:異なる点と言えば、僕の場合は復讐に燃えるほどの感情だったら、序盤ですぐに殺していると思いますね……。ドラマとして話を進めていかなければいけなかったとしても、皇室に入って復讐したり、僕を信じ込ませた後に裏切ったりと相手に苦痛を与えながらの復讐は僕とは合わないと思います。

――普段は冷静沈着で無愛想な警護員ウビンですが、時折甘い姿を見せていました。冷徹な姿との甘いギャップが魅力的でしたが、チェ・ジニョクさんにもギャップがあるとしたら?

チェ・ジニョク:僕は声が低いので、黙っていたり無表情でいると冷たい性格に見られることが多いのですが、逆に笑った顔は子供みたいでちょっと抜けているように見えると言われたりしますね。そういう点がギャップかなと思います。

(c)SBS
――サニーを演じたチャン・ナラさんと共演してみていかがでしたか?

チェ・ジニョク:実は、チャン・ナラさんとは、これといった感情の交流はあまりありませんでした。少し残念だったなと思います。チャン・ナラさんとは以前も「運命のように君を愛してる」という作品で共演しましたし、デビュー前から知り合いだったのでとても心が楽な先輩です。

――皇后サニーを助けていくうちに特別な感情が芽生えますが、ウビンはサニーのどこに惹かれたと思いますか?

チェ・ジニョク:礼儀正しくて、さばさばしていて、思いやりのある姿に惹かれたのだと思います。それから、似たような立場だったので同情心も生まれて……そういった感情が積み重なっていったのではないかと思いますね。

――逆にサニーはウビンのどこに惹かれたと思いますか?

チェ・ジニョク:ウビンが魅力的な人物だというよりは、サニーが皇帝と幸せだった時間が、別の誰かにとっては苦しい時間でしたよね。アリバイ工作のために、自分が皇帝と一緒にいたという罪悪感のせいで、ウビンを哀れに思っていく感情から特別な思いが始まったのではないかと思います。


出演のきっかけ「心を打ちぬかれました」

――演じられていてご自身が楽しみにしていたシーンはありますか?

チェ・ジニョク:やはり、自分がナ・ワンシクだと正体を明かすシーンを一番楽しみにしていましたね。そのシーンだけを待っていました。実際に演じてみて、肉体的な苦痛を与えることもまた復讐のひとつだといえるかもしれませんが、どこかすっきりしない部分があって……そのもやもやがまだ残っています。

――ご自身のシーンで、一番気に入っているシーンと、その理由を教えてください。

チェ・ジニョク:「皇后の品格」への出演を決めるきっかけとなったシーンがあるのですが、3話で僕が警護員へと変身を遂げ、皇帝に銃を向けるシーンです。初めて台本を読んだ時、僕に強烈な印象を残しました。そのシーンだけで、このドラマへの出演を決めたといっても過言ではないほど、心を打ちぬかれたシーンだったんです。素晴らしいシーンにしたいと思いましたね。

(c)SBS
――印象に残っているセリフはありますか?

チェ・ジニョク:「俺だよ、ワンシク」。この台詞はインパクトがありますよね。似たようなニュアンスのセリフがいくつかあったのですが、本来のセリフが「そうだ、俺だよ、ワンシク」というような台詞だったら「俺だ、ワンシク」というようにコンパクトにまとめるようにしました。この台詞は、僕が一番言いたかった言葉なので、これが一番印象に残っています。

――アドリブなどありましたか? それはどんなシーンですか?

チェ・ジニョク:途中途中アドリブはありましたね。最終話で、すべてを明かして銃を構えている時、実は僕が暴言を吐くシーンはアドリブだったんです。実際の状況だったら、落ち着いて話せるような状態じゃないと思いました。ワンシク自体が荒っぽい性格なので、僕が暴言を追加したんです。視聴される方がどう受け取ってくれるかわかりませんが、僕が感じたまま演じました。元々、感じたままに演技をする方です。

(c)SBS
――撮影が終了したら、すぐに役から抜け出せるタイプですか? ある程度は引きずってしまうタイプですか?

チェ・ジニョク:正直、その質問にお答えするのは気まずいのですが……。人によってはそのキャラクターに没入して演技をされる方もいらっしゃいますが、24時間ずっとそのキャラクターでいることはできないと思っていて、僕はまだそこまでの演技力を持っているわけでもないので……実はどういう感じなのかあまり分からないんです。

――本作の見所を教えてください。

チェ・ジニョク:序盤では迫力あるアクションシーンがたくさんありますし、ドラマのスケールも大きく、1話ごとに次のストーリーが気になるエンディングになっているのが、魅力ポイントだと思います。


「沖縄に一度行ってみたい」

――日本でも度々ファンミーティングを開催していますが、日本にいらっしゃったときに必ず食べるもの、行く場所などありますか?

チェ・ジニョク:日本へ行ったら必ず、すき焼きを食べています。あと、沖縄に行ったことがないので、一度行ってみたいと思っています。行ってきた人が、とても良かったと言っていました。

――日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

チェ・ジニョク:日本の皆さん、こんにちは。「皇后の品格」でナ・ワンシク役を演じたチェ・ジニョクです。僕の出演した「皇后の品格」でこのようにご挨拶することになり、とても光栄で感謝しています。「皇后の品格」は、皆さんが楽しんで頂けるストーリーになっていますので、たくさんのご視聴と応援をよろしくお願いします。ありがとうございます。

■リリース情報
「皇后の品格」
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発売・レンタル販売元:PLAN Kエンタテインメント
セル販売元:ハピネット・メディアマーケティング
※TSUTAYA TV にて配信中

予告編:https://youtu.be/bVnbvvTHZls
(c)SBS

■関連サイト
「皇后の品格」公式サイト:https://culture-pub.jp/thelastempress/

記者 : Kstyle編集部