ATEEZ、5thミニアルバムを発売…タイトル曲「INCEPTION」MVを公開

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写真=KQエンターテインメント
ATEEZが青春の熱病を描いた「FEVER」シリーズを引っさげてカムバックした。

ATEEZは29日の午後6時、音楽配信サイトを通じて5thミニアルバム「ZERO : FEVER Part.1」を発売した。

今回のアルバムはATEEZが1月に発売した「TREASURE EPILOGUE : Action To Answer」以来、6ヶ月ぶりに披露したニューアルバムだ。

4枚のアルバムを通じて「TREASURE」シリーズを構築し、しっかりしたストーリーテリングと差別化されたコンセプトを披露したATEEZは、新しいシリーズを通じて「TREASURE」(宝物、大事なもの)に向け旅に出る前の物語を語る予定だ。20代になったATEEZが青春、熱情、若さの象徴である10代の感性をどのように表現したのかにも注目が集まっている。

メンバーらは「FEVER」を通じて、誰もが一度は迎える熱病の瞬間を歌いながらファンの共感を引き出そうとした。特に、ホンジュンとミンギは7曲のうち5曲の作詞に参加し、アルバムの完成度を高めた。ホンジュンは作曲だけでなく編曲にも参加した。

所属事務所は、「胸のときめきが1人、2人と集まって、8人になった。少年たちは今の世界に妥協せず、彼らだけのアジトで夢を育んでいく。しかし、つかの間の幸せも終わり、お互いを繋げてくれた夢はすぐ現実にぶつかって8個のかけらに割れてしまう。そしてそれぞれの空間でそれぞれの熱病に苦しんでいた少年たちは、何かに導かれ再び最初の場所に戻る」と「FEVER」シリーズのストーリーを説明した。

2つのタイトル曲「THANXX」と「INCEPTION」を掲げ、ATEEZならではの多彩な魅力、ユニークなユース(YOUTH)カルチャーを披露している点にも注目すべきだ。「THANXX」はヒップホップをベースにしたポップジャンルの楽曲で、自身のルールが正解だと叫ぶ人々に伝えるATEEZの答えである。ミュージックビデオは追って公開される。

2番目のタイトル曲「INCEPTION」は、音源と共にミュージックビデオも公開された。「INCEPTION」は、アーバンスタイルのEDMで、夢に見た届かない存在への渇望を表現した歌だ。EDEN、LEEZ、Ollounder、BUDDYが共同で作曲した。

ATEEZは、柔らかさと強烈さを行き来し、今まで見せてきた姿とは違い、夢幻的で少年らしい魅力を披露した。また、「I'm in love(I'm dream in a dream、every night) / I'm in love(I'm dream in a dream、every night 君が残した痕跡を探して / 君という夢を彷徨う僕 / Nobody say oh /どんなものも君で満たすことができない / 毎日夢見る夜も全部消えてゆく / ついた香りが消えない / 君を探し求める僕を / 救ってくれ say oh/Nobody say oh)」などEDEN、LEEZ、Ollounder、BUDDY、キム・ホンジュン、ソン・ミンギが一緒に書いた歌詞で、魅力的なラップとボーカルを披露した。

今回のアルバムを通じて、どのような成績を収めるのかにも注目が集まっている。ATEEZはニューアルバムの発売前から先行注文枚数25万枚を記録し、自己最高記録を更新するなど目覚しい成績をおさめた。前回のアルバムは、海外36ヶ国のiTunes総合アルバムチャート1位になり、海外での人気の高さを証明した。

メンバーらは、活発な活動と音楽番組での1位獲得などを今回の活動の目標に掲げた。ウヨンは事務所を通じて、「8人のメンバー全員が怪我をせず、無事に今回の活動を終えることができたら、この上なく幸せだと思います。何よりもATINY(ファンの愛称)の皆様が、僕たちの姿を見て幸せになってほしいです」と語った。

ジョンホは「ATEEZの名前を皆さんにもっと知って頂きたいし、機会があれば音楽番組で1位を獲得したいです」と伝えた。サンは「新しいATEEZの姿にイプドク(ファンになること)すると思います」と自信を示した。

記者 : ファン・ヘジン