ATEEZ、ニューアルバム「ZERO : FEVER part.1」でカムバック“活動曲投票のために悩んでくださった方々に感謝”

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写真=KQエンターテインメント
ATEEZが7月29日、ニューアルバム「ZERO : FEVER part.1」をリリース。先立って行われたファン投票で選定されたタイトル曲「Inception」は、アルバム発売と同時にミュージックビデオも公開された。

そんな中、ATEEZが新しいアルバムの紹介と今後の計画、ファンに伝えたいメッセージ、そしてビルボードのコラムニストであるジェフ・ベンジャミンのコメントについても答えた。

――前回のアルバム「TREASURE EPILOGUE:Action To Answer」以降、半年ぶりのカムバックですが感想は?

SEONG HWA:今まで活動した中で1番長い空白期を過ごしましたが、それだけ更に徹底的に準備して、素敵な歌をお聞かせすることができるということが嬉しいですし、ステージを披露できると思うと胸がときめきます。

YUN HO:「TREASURE」シリーズの幕を下ろし、「FEVER」シリーズを通じて新しいコンセプトで、ATINY(ATEEZのファンクラブ)に久しぶりに会いに行くことができるということ自体にも感謝しています。僕たちがたくさん準備をしたので、それだけたくさんの期待をお願いしたいです。

――新しいアルバム「ZERO : FEVER part.1」のアルバムと、タイトル曲「Inception」の紹介について一言お願いします。ミュージックビデオの予告映像から反応が熱いですね。

MIN GI:大切なことを探しに出る旅を描いた「TREASURE」シリーズよりも、その前の時間についての話を聞かせるアルバムです。10代の青春、情熱、若さのようなイメージをお見せしようと努力して、「ATEEZってこんなこともできるんだ、こんな姿もあったんだ」という声を聞くことができれば嬉しいです。

HONG JOONG:「Inception」は、アーバンスタイルのEDMをATEEZならではのスタイルで紐解いた曲です。夢の中で夢を見るように、届かない存在への渇望を表現しました。強烈なビートの上に感性的なメロディーに沿った歌詞が展開されるので、ミュージックビデオと一緒に存分に楽しんでいただきたいです。

――活動曲の投票を行い、自ら先輩たちのもとを訪れたりもしましたが、記憶に残るエピソードはありますか?

YUN HO:様々な分野で頑張る姿を見せてくださる先輩の元に、自らお伺いできて光栄でしたし、投票することに心の底から悩んでくださって感謝の気持ちでいっぱいでした。また、一言一言くださるアドバイスによって、今回の活動をより熱心に頑張ろうという気持ちになりました。

HONG JOONG:「驚きの土曜日」の撮影現場を訪問したときに、Block BのP.O先輩が「同じ所属事務所の後輩たちが来る」と、共演している方たちにも事前に交渉してくださって、良い雰囲気に導いて下さり、とても感謝しています。

――「Inception」と共に活動曲投票の候補に上がった「THANXX」の話も気になります。オーストラリアのアーティストのガイ・セバスチャンも「THANXX」に投票して、多くの票を得たと聞きました。

HONG JOONG:「THANXX」はウィットに富んだ歌詞とラップが楽しさを与える曲です。「感謝する」という意味のスペイン語の「Gracias」を曲の途中でインパクトと共に使用し、強烈なイメージを見せてくれます。前奏の部分からカラーが出ており、今の季節にぴったりで聞きやすい曲ではないかと思います。

――今回のアルバムで全体的にどのポイントに重点を置いて聞いてほしいですか? 作業中に最も気を遣った部分は?

SAN:トラック全体に良い歌詞が多すぎて、できるだけ感情をたくさん込めて伝えることができるように歌おうと気を付けました。ATEEZだけの“青春”をしっかりと紐解こうとしたので、歌とパフォーマンスの両方に集中してよく見ていただきたいと思います。

――ATEEZはパフォーマンスに常に“キリングパート(歌で人の心を掴む部分)”があります。タイトル曲「Inception」とダブルタイトルである「THANXX」では誰が、またどこがその部分にあたりますか?

SAN:「Inception」は、中毒性が強いフック(サビ)の部分、特にWOO YOUNGの「I'm in love」のパートとSEONG HWA兄さんが腹筋を公開するシーンではないでしょうか。

SEONG HWA:「THANXX」ではリフレインのパートで走って行くようなポイントダンスと、エンディングにYEO SANGのパートが面白くて素敵だなと思います。

――HONG JOONGとMIN GIは7トラックのうち5曲に作詞で参加し、HONG JOONGは編曲にも参加しました。作業するときに重点を置いた部分はどこですか? どこからアイデアを得ていますか?

MIN GI:新しいシリーズに入るだけに、様々な変化を与えて幅広くなるように意識して作業しました。また、全トラックのすべて、それぞれ曲ごとの個性を生かしたスタイルでレコーディングしようと気を遣ったので、聞かれる方々もそのような点をキャッチしてくださると、とても嬉しいです。

――過去のアルバム活動当時、世界中の15の都市のアリーナツアーを準備し、連続して売り切れ続出でした。残念ながら新型コロナウイルスの影響によりファンに会う機会が先延ばしになりましたが、これまでファンとどのようにコミュニケーションをとっていましたか?

JONG HO:公式SNSを通じて、日常の写真や短い挨拶だけでもできるだけたくさん伝えようと努力しましたし、5月にはオンラインファンミーティング「CRESCENT」を開いて、140万人を超える多くの方々が見てくれました。それが僕たちの力になり、準備した甲斐もあったと思いました。

YEO SANG:僕たち8人のメンバーがそれぞれ個人のコンテンツも企画して、さらに多様な魅力をお見せしようとしました。僕はファンの皆さんが普段気になったことを代わりに実験するという内容でしたが、奇抜な内容が多かったです。そして、先月行われた「KCON:TACT 2020 SUMMER」の最終日のエンディングステージを飾ることが決まって、本当に嬉しかったです!

――最近、ビルボードのコラムニストのジェフ・ベンジャミンが応援メッセージも送ってくれたそうですが何の話をしてくれましたか?

HONG JOONG:オンラインですが、久しぶりに会話を交わすことができて、面白いエピソードも多かったです。ジェフ・ベンジャミンは「これは本当に新鮮で、衝撃的なアルバムだと思う。人々はATEEZの新しいアルバムを絶賛していて、今回のアルバムはATEEZにとって本当に素晴らしいリリースだと思う」と言ってくれました。なので、僕たちの姿をより多くお見せしたいですし、彼の言葉が原動力になって今回のアルバム活動は本当に楽しめると思います。

――デビューの時から“パフォーマンスアイドル”という修飾語で有名でした。他に聞きたい言葉がありますか?

YEO SANG:ATEEZが“パフォーマンスグルメ”という話をたくさん聞きます。今回はパフォーマンスだけでなく、僕たちの音楽を聞いてくださる方々の気持ちや、音楽の意味を伝えることができるようなグループという重要な修飾語も持ってみたいです。

――先行販売数25万枚という自己最高記録を樹立しました。聞いたときどのようなことを考えましたか?

YUN HO:ここまで来ることができたのは、すべてATINYのおかげだと思います。この状況に安住せず、今後ATINYと共に延々と走って行くことができるきっかけになったと思って、常に感謝の気持ちを持とうと思います。

――今回の活動計画や目標は何ですか?

WOO YOUNG:メンバーの8人全員がケガなく、無事に今回の活動を最後まで終えることができたら、これ以上の喜びはないでしょうし、何よりもATINYの皆さん全員が僕たちの姿を見てくださって、幸せを感じてくれたらと思います。

JONG HO:「ATEEZ」という名前を皆さんにより多く知らせたいですし、機会があれば音楽番組1位に挑戦してみたいと思います。

――カムバックを待ってくれたATINYに一言お願いします。

JONG HO:空白期を過ごして久しぶりにカムバックするだけに、その分より熱心に準備したので見守っていただきたいです。素敵なステージをお見せするので、ご期待ください!

SEONG HWA:ATEEZがこれまでたくさん準備をしたので、より成長した姿を期待してくださることと、一日も早く直接会う日が来ることを願います! 会いたいです、ATINY!

YEO SANG:ファンの皆さんにお会いしたかったです! 離れている間、ATEEZは休まずに、そしてより一生懸命練習しました。成長した姿をお見せするので、たくさん期待してください!

HONG JOONG:僕たち自身がカムバックできることを待っただけに、ATINYもたくさん待っていたということをとてもよく分かっています。今回の活動は、何よりもATEEZとATINYが一緒に楽しむ時間を持てることに意味を置いて欲しいです。また今回の「FEVER」シリーズは、「TREASURE」シリーズに劣らず、面白い要素がたくさんあるので忘れないでおいてください!

MIN GI:長い空白期間に色々とたくさん用意しました。歌とパフォーマンスの両方を楽しんでください!

SAN:新しいATEEZにイプドク(オタク入門)されることでしょう。

YUN HO:ATEEZとATINYのみんなが健康で、幸せでいてほしいです。愛してます、ATINY!

WOO YOUNG:今回のアルバムに魂を注ぎ込んだので、たくさん期待していただきたいと思います。

記者 : パク・ユンジン