Vol.2 ― 日韓ユニットXRO、ロマンチックな日本語を勉強中?お茶目な素顔に迫る「僕にもよく言ってくれます(笑)」

Kstyle |

オーディション番組「MIX NINE」出身の日本人ヒロと「プロデュース101」 シーズン2出身のジェチャンの2人で構成されたパフォーマンスデュオXRO(ゼロ)が満を持してデビュー。オーディション番組出演時から歌とダンスに定評があった2人は、デビューまでの約3年間レッスンに情熱を注ぎ、7月16日にリリースした1stデジタルシングル「Welcome To My Jungle」で活動を開始した。そして早くも7月30日には日本語バージョンをリリースする。

今回Kstyleでは、自分たちで作詞・作曲、振付けもする“自作ドル”として注目される2人にリモートでインタビューに応じてもらった。ここでは、お茶目な素顔や宿舎での生活、日本に行ったらやりたいことについてたっぷりと語ってくれた後編をお届けする。

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お互いの印象は?「日本から1人で来たから…」

――おふたりのVLIVEを見ると、素顔はとてもお茶目だなとの印象を受けました。そこで、おふたりがどんな性格なのか、他己紹介をしてください。

ヒロ:ジェチャンくんは、いつもおもしろくてムードメーカー的な存在です。時々、僕よりも大人っぽくて、僕が弟なんじゃないかなって思うことがあります。僕は曲を書いているときは集中しすぎて、他のことが何も見えなくなっちゃうのですが、そんな時にコーヒーを持ってきてくれたり、フォローをしてくれます。まるでお兄ちゃんが弟にお菓子をくれるみたいに(笑)。

ジェチャン:最初は日本からひとりで来たから大変だろうし、暗い感じの子かなと想像していたのですが、そういう部分がまったくない、とても明るい子でした。韓国語の流行語でいうならば“インサ(人気者)”という言葉がぴったりです。そして兄さんのダンスを初めて見た時は、とてもうまくて驚きました。

――では、お互いの才能についても感じていることを教えてください。

ヒロ:ジェチャンくんは曲を書き終えたら、いつも僕に「お兄ちゃん~」って言いながら聴かせてくれるんですけど、一体どうしたらこんな曲が作れるんだろうって思うくらい発想や曲作りに対しての考え方が斬新で、僕にはこんな曲は作れないだろうと思うので、最高のパートナーだといつも感じています。

ジェチャン:日本語と韓国語を交えて歌詞を作るのがすごいし、やっぱりダンスがとてもかっこいいので、そういう部分を見ると、僕もマネしたいなと思います。


「休日には2人でチムジルバンに…」

――自分のチャームポイントを教えてください。

ヒロ:笑顔です。犬みたいにかわいいと言われることがあるので(笑)。

――笑顔が俳優のソ・イングクさんと似ていると思いました。

ヒロ:10人に1人くらいで言われたことがあります(笑)。すごく光栄で、うれしいです。

ジェチャン:僕は目だと思います。以前は他の人に比べると変な目だなと思っていたのですが(笑)、自分自身に愛情をもって見るようになったら、特徴があっていいと思うようになりました。

――ファンカフェを頻繁に見て、ファンの反応をチェックしているそうですが、うれしかったコメントは?

ヒロ:まだデビューして間もないのに、初ステージの後に「新人じゃないみたい」と言われたことがすごく印象に残っています。

ジェチャン:僕も同じです!!

――共同生活をしているとのことですが、掃除や洗濯はどうしていますか? 部屋ではどう過ごしていますか?

ヒロ:掃除と洗濯は一緒にしています。部屋ではお互いのベッドで携帯をいじったり、一緒に映画やドラマを見たりして過ごしています。

――どちらが部屋をきれいにしますか?

ジェチャン:う~ん。似たようなものだと思います(笑)。

――似たようにきれいにしているのですか? 似たように汚くしているのですか?

ジェチャン:あ~!! きれいです! きれいに過ごしています(笑)。

ヒロ:いつも作業室にいて、宿舎にいる時間が少ないので、汚くならないんです。

――映画やドラマはどんなものを?

ヒロ:とりあえず僕は怖いのが苦手だからホラー以外(笑)。恋愛ものをよく見ます。

ジェチャン:僕は日本の映画「君の膵臓をたべたい」がすごく好きです。あと、休日には、2人でよくチムジルバン(韓国式サウナ)に行きます。最近のチムジルバンはカラオケもあるし、食べ物もいろいろあるので、1日中遊べるんです。

――とてもチームワークがいいことが伝わってきますが、おふたりの仲良しぶりがわかるエピソードを教えてください。

ヒロ:僕が4年間で日本に帰ったのが2回か3回なんですけど、以前、僕が日本に帰る日にジェチャンが朝6時に起きて外までお見送りをしてくれました。その時に初雪が降ってきて、男同士なのになんかじーんときちゃって、2人で涙ぐんでいました(笑)。

――日本と韓国の文化の違いを感じて面白いと思ったこと、驚いたことはありますか?

ヒロ:僕はもう韓国の文化に慣れちゃって、あまり感じることがないのですが、その中でも一番感じるのは年齢の上下関係のことですね。日本では比較的、年齢に関係なく友達になれるけど、韓国では年齢によって、お兄ちゃん、弟という関係で生活する文化がすごく不思議であり、魅力的だと思います。

――ヒロさんが2歳年上ですが、ジェチャンさんは年齢による上下関係をどう思っていますか?

ジェチャン:ヒロ兄さんは本当に友達にみたいに気楽に接してくれますが、兄らしく頼れる時もあるので、僕たちの間で年齢による境界線みたいものはないですね。


ロマンチックな日本語が好き!?「僕にもよく…」

――日本での活動も予定されていますが、日本活動で期待していることは?

ジェチャン:まずは日本のファンの皆さんとお会いすることにとても期待しています。そして個人的にはラーメンが食べたいです(笑)。まだ一度も日本に行ったことがないので。一蘭ラーメン!!

ヒロ:いつもラーメンを食べに行きたいって言っているんですよ(笑)。僕は事務所が韓国だから、日本のファンの方とまだ交流をしたことがなくて。早く交流したいです。皆さんと会うことに一番期待しています。

――ジェチャンさんは日本活動に向けて、日本語の勉強はしていますか?

ジェチャン:本当に、一生懸命にしています。

――VLIVEでの配信で「こもれび」という言葉が好きだと話していましたが、他にどんな言葉を覚えましたか?

ジェチャン:韓国語で言うと鳥肌が立ちますが(笑)、「ずっとそばにいてあげるよ」という言葉がきれいなので好きです。

ヒロ:僕にもよく言ってくれるんですよ(笑)。だから、ありがとうって言います。

ジェチャン:あと「もしも世界に終わりがきても、君がいれば何も怖くない」。

――どんな状況で、それを覚えたのですか(笑)?

ジェチャン:兄さんがよく日本人の友達とテレビ電話をしているのを見て、僕も日本語がうまくなりたくて、インターネットでかっこいい言葉やおもしろい言葉を調べたところ、この言葉がとても気に入ったんです。

――ロマンチックな言葉が好きなんですか?

ジェチャン:はい、とても好きです。ジブリの作品で使われるような言葉なので気に入っています。

ヒロ:えっ、ジブリ? そうかな~(笑)?

――アニメが好きなのですか?

ジェチャン:とても好きです。「ONE PIECE」が一番好きで、そして「東京喰種トーキョーグール」「耳を澄ませば」も好きです。

――日本のアーティストはいかがですか?

ジェチャン:SEKAI NO OWARIさんが好きです。

――では、ヒロさんが好きな韓国語は何ですか?

ヒロ:座右の銘みたいなものですが“避けることができない苦痛なら、楽しめ”という言葉が一番気に入っています。もう4年間、韓国に住んでいるんですけど、やっぱり大変な時期も、挫折もあったりして。その時にこの言葉が支えになりました。

――韓国のエンタメで好きなものは?

ヒロ:だいぶ前の作品ですが「僕の彼女は九尾狐<クミホ>」はおもしろかったです。それから幼稚園児くらいの時かな?「天国の階段」は、60回くらい見ました。幼稚園児ながらに涙を流しながら見ていたことを思い出します(笑)。

――アーティストはいかがですか?

ヒロ:韓国のラッパーのPENOMECOさん。僕と声が少し似ているんですが、音楽性も大好きです。日本アーティストでは最近、あいみょんさんの曲が好きでよく聴いています。


「日本のヒロ兄さんの家に行ってみたい!」

――ヒロさんは韓国にいて、食べたくてたまらなくなる日本食はありますか?

ヒロ:すき家に行って、「とろ~り3種のチーズ牛丼」が食べたいです(笑)。あとは、やっぱりお寿司。でも一番食べたいのは実家のご飯ですね。実家は焼き肉屋をやっているんですけど、すごくおいしいんですよ。

――ジェチャンさんが日本で行ってみたい場所は?

ジェチャン:ヒロ兄さんの家です!! 写真で見たら、とてもかっこいいんです。3階建てでジブリに出てくるような感じで。そして僕が飼ってみたい、柴犬もいるんですよ。

ヒロ:母が家を飾るのが好きで、いろいろ飾ったあげくに「借りぐらしのアリエッティ」みたいな家になってて。僕も家にそんなに帰っていませんが、ジェチャンくんに写真を見せたら「あ~、行ってみたい!」って(笑)。

――今後、どんな活動をしていきたいですか?

ジェチャン:たくさんのアルバムを出して、今よりももっと多様でチャレンジ性の高い音楽をやっていきたいです。そしていろいろな国のファンの皆さんにお会いしたいです。

ヒロ:今はHIP HOP曲で活動しているので、そういうイメージが強いですが、他にもいろんな音楽、意外な一面もお見せできるXROになりたいです。

――ところで、ヒロさんはKstyleをよくチェックしてくださっているそうですね。

ヒロ:中学生の頃からK-POPが好きだったので、毎日チェックしています。だからこのようにインタビューを受けているのが夢みたいです。

――最後に、日本のファンにメッセージを。

ジェチャン:コロナウイルスの影響で、今は日本のファンの皆さんと近くでお会いすることができませんが、早く皆さんにお会いしたいです。

ヒロ:僕たちXROを応援してくださって本当にありがとうございます。皆さんに会えるまで、僕たちももっと成長してかっこいい姿になって会いにいきますので、皆さんも健康でいてください。

取材:安部裕子

■リリース情報
「Welcome to My Jungle(JP version)」
配信開始日:2020年7月30日(木)
<収録曲>
・Chuckle(JP version)
・Welcome to My Jungle(JP version)
・Drunken(JP version)

配信URL→https://linkco.re/y3Vv4XF7

■関連サイト
XRO公式Twitter:https://twitter.com/xro_official
XRO公式Instagram:https://www.instagram.com/xro.official/

記者 : Kstyle編集部