ラッパーDOK2が設立したILLIONAIRE RECORDSが、アメリカのジュエリーメーカーA社とのジュエリー代金の未支払い訴訟で勝訴した。

ソウル南部地裁民事15単独のカン・ミンジョン判事は、A社がDOK2の前所属事務所であるILLIONAIRE RECORDSを相手取って提起したジュエリー代金の未支払い訴訟で、原告（ジュエリーメーカーA社）の請求を棄却したと22日に伝えた。

A社はDOK2が2018年、ネックレスや時計など2億4700万ウォン（約2200万円）相当のジュエリーを持ち帰ったが、約4000万ウォン（約357万円）ほどの代金を支払わなかったとして、DOK2が代表だったILLIONAIRE RECORDSを相手取って訴訟を提起した。

しかし裁判所は「A社が提出した証拠だけでは、ILLIONAIRE RECORDSがDOK2のジュエリー代金の債務を引き受けたと判断することができない」と原告の請求を棄却した。

裁判所はDOK2がジュエリーの取引をした当時、ILLIONAIRE RECORDSを代表するように誤解を招くような名称を使ったり、これを証明する証拠がないと判断した。

DOK2は今年2月、ILLIONAIREE RECORDSから離れた。その数ヶ月後、ILLIONAIREE RECORDSは解散となった。