オ・ジホ主演、映画「テベク拳」韓国で8月に公開決定…韓国流武侠アクションの誕生に期待

OSEN |

写真=映画ポスター
痛快な韓国流武侠アクションの誕生を予告した映画「テベク拳」(監督:チェ・サンフン)が、韓国で8月に公開されることが決定した。

第24回富川(プチョン)国際映画祭コリアンファンタスティック部門のコンペティションに出品された「テベク拳」が12日、俳優オ・ジホとシン・ソユル、チョン・ウィウク、そしてチェ・サンフン監督が出席した最初のGV(観客との対話) を盛況のうちに終えた。チケット販売スタートと同時に完売し、8月の期待作に浮上した今作は、太白(テベク)拳の伝承者が、消えた師兄を探すために俗世に降りてきて、指圧院を営むことから始まるストーリーを描いた予測不可能なコミカルアクションだ。

まず、ホダン(しっかりしているように見えるが、どこか抜けている人)で指圧院で働くテベク拳の伝承者、ソンジュンに扮し、多彩な姿を予告したオ・ジホは「富川国際映画祭を通じて、一番先に観客に会えて嬉しい。普段から、コメディとアクションが共存するジャンルを撮ってみたいと思っていた。シナリオを見てすぐに、自分がやらないといけないと思った」と語り始めた。

指圧院の社長で、“内助の女王”ボミ役で映画に活気を吹き込むシン・ソユルは「夫のソンジュンを殴ったりするシーンが多くて申し訳なかったが、気楽に撮影できるように配慮してくださった。テベク拳が柔軟な武術であるだけに、キャラクターそのものに余裕があってカリスマ性がある。ボミがなぜソンジュンに惚れたか分かった」と話し、俳優たちの阿吽の呼吸への期待を高めた。

さらに、オ・ジホは「節度のある普通のアクションとは違って、テベク拳は自然の摂理をモチーフにした丸い武術だ。身につけるためにたくさん練習した。そして従来のコメディとは違う演技をするために、監督とたくさん話した」とし、映画で見せる異色の演技への関心を高めた。

ソンジュンと20年間苦楽を共にしながらテベク拳を磨きあげた、師兄ジンス役を演じるチョン・ウィウクは「キャラクター分析を通じて、内面からジンスの姿を見つけるために努力した。初めての格闘シーンの撮影の前に練習をたくさんした。監督とオ・ジホさんが手伝ってくれたおかげで楽しく終えることができた」と撮影の裏話を伝え、微笑ましい雰囲気にした。

独特なアイデアとコンセプトで観客を魅了してきたチェ・サンフン監督は「いつも新しいものを求めている。重くて真剣なアクションではなくて、みんなが一緒に楽しめる作品を作りたかった」と今回参加することになったきっかけを伝え、韓国流武侠アクションの誕生への期待を高めた。

記者 : ソン・ミギョン