「風と雲と雨」パク・シフ、チョン・グァンリョルに対する復讐を決意

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※この記事にはドラマのストーリーに関する内容が含まれています。
写真=「風と雲と雨」放送画面キャプチャー
「風と雲と雨」のパク・シフが、復讐劇を予告した。

7月12日に韓国で放送されたTV朝鮮ドラマ「風と雲と雨」第17話でパク・シフは、権力の最高峰に立ったチョン・グァンリョルの横暴を防ぎ、愛する女性を守るために断固とした決意を見せる英雄らしい一面を、重量感のある演技力で表現した。

3年ぶりにペオゲ酒屋に戻ってきたチェ・チョンジュン(パク・シフ)は、過去の記憶を失ったまま興宣(チョン・グァンリョル)に捕らえられているイ・ボンリョン(コ・ソンヒ)に胸を痛めながら見守り、必ず連れ戻すと決心した。チェ・チョンジュンは、自身を密航させて命を救ってくれた大商人イ・ドクユン(パク・ジュングム)のもとを訪れて、中殿(王妃)の揀択(カンテク:王室の女性となる者を選ぶ行)に介入して、王室内部の事情を把握するという計画を伝え、新しい身分を得た。そして、ミン・ジャヨン(パク・ジョンヨン)のもとを訪れたチェ・チョンジュンは「王妃の運命を持って生まれた人」として、中殿の揀択に参加するよう促し、興宣に反撃するための計画を実行していった。これに対して、ミン・ジャヨンはチェ・チョンジュンの指示に従って、賢い行動で興宣の信頼と歓心を買うのに成功した。

チェ・チョンジュンは、景福宮の改築工事に夢中になって世の中を破綻に追い込んでいる興宣の狂乱を見て怒りを爆発させ、復讐を心に決めた。そんな中、ミン・ジャヨンを中殿に据えようとした興宣は、イ・ボンリョンにミン・ジャヨンについて尋ねた。記憶を失ったイ・ボンリョンは、ミン・ジャヨンの後ろに誰かがいて興宣を騙していると言い、「興宣が恐れているその者がこの中にいます」と予言した。これに対して、興宣はチェ・チョンジュンの行方を探すように指示し、不安を表した。

ちょうどその時、チェ・チョンジュンは興宣に「生き残るために逃げなければならないのなら、いっそのこと世の中を壊して変える」という文を矢に差し込んで最後の警告をした。この文が、かつてチェ・チョンジュンに言った言葉であることを思い出した興宣は驚きながら、すぐにイ・ボンリョンを雲硯宮の中の別棟に移動するように言い、兵士を呼び集めた。チェ・チョンジュンはイ・ボンリョンの避難行列を追い、護衛武士を攻撃した後、イ・ボンリョンを連れ出した。しかしイ・ボンリョンは相変わらずチェ・チョンジュンを思い出せない様子で、チェ・チョンジュンはイ・ボンリョンを切ない目で眺め、「必ず思い出させてやる」と断言した。

結局、中殿に選ばれたミン・ジャヨンと高宗王の盛大な嘉礼(王室の婚礼儀式)が開かれた。その時、まるで朝鮮の不吉な運命を予告するかのように、周辺があっという間に暗くなり、強い風雨が吹き荒れ始めた。そして仁王(インワン)山のふもとで激しい風雨を降られながら佇んでいたチェ・チョンジュンは、遠く宮殿を眺めながら、興宣に対する復讐と朝鮮の運命を生き返らせるという使命を決意を表し、戦慄を走らせた。

これに関してパク・シフは、「世の中を壊して変える」という英雄らしい一面と犠牲精神を、繊細ながらも爆発的な演技でリアルに表現し、人々感嘆させた。

同放送に対し視聴者たちは、「毎話ごとに見入ってしまうパク・シフの演技力」「パク・シフ=チェ・チョンジュン。完全に公式化されたようだ」「繰り返される逆転劇! とても面白いストーリーだ」「もう17話だなんて。本当に残念」「パク・シフの演技力に引き込まれる」などの反応を見せた。

記者 : パク・アルム