日韓の共演に期待!池松壮亮&オダギリジョー&チェ・ヒソ出演、映画「アジアの天使」2021年に韓国で公開決定

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写真=D.O. CINEMA
日韓の演技派俳優たちが共演した映画「アジアの天使」が、韓国での撮影を終え、2021年上半期の公開を確定した。

「アジアの天使」は、互いに異なる傷を心に持った日本と韓国の家族がソウルで出会い、新しい家族の形を模索するストーリーを描く。「万引き家族」「夜空はいつでも最高密度の青色だ」などで印象的な演技を披露した池松壮亮、「金子文子と朴烈」「OUR BODY」などに出演し、多数の映画祭で賞を獲得したチェ・ヒソ、そして「メゾン・ド・ヒミコ」「舟を編む」などで韓国でも厚いファン層を持つオダギリジョーが主演を務めた。同作でオダギリジョーと池松壮亮は兄弟役を演じている。

「アジアの天使」は日本でも注目を集めている石井裕也監督が、95%のスタッフ&キャストを韓国チーム、オール韓国ロケで撮影した作品だ。撮影のため、3年間徹底した事前準備を行ってきたと伝えられ、さらに好奇心を刺激している。

池松壮亮は撮影の感想として「脚本を渡された時、妙なときめきを感じた。これからやってくる時間、後悔した時間、二度と戻らない時間のため、この映画の挑戦にかけてみようと思った。世界が厳しい状況に見舞われ、それを乗り越えて前に進んでいる今、この映画を通じて出会い、受け入れてくれたチェ・ヒソさんをはじめ、韓国のスタッフの方々に感謝している」と伝えた。

チェ・ヒソは石井裕也監督のファンだったため、出演のオファーを受けてとても嬉しく、光栄だったと伝えた。彼女は「美しい江原道(カンウォンド)の風景の中で、韓国と日本の俳優たちが一緒に旅立った姿、そして家族に対する愛と、温かく愉快な視線を収めた映画になると思う。これまで見たことのないユニークな感性と新しい世界観を披露する映画になるので、楽しみにしていただきたい」と話した。

最後にオダギリジョーは「平凡な映画ではなく、新しい挑戦、感情をお見せすることができる映画になると思い、喜んで出演した。僕や監督、数人の日本人だけが韓国へ行った。新型コロナウイルスを含め、様々な危機に向き合い、乗り越える中で、僕たちは国を超えて大きな家族になることができた」と明かした。

石井裕也監督は「チェ・ヒソさんをはじめとする韓国俳優、スタッフと一緒に仕事をすることはとても楽しく、大きな刺激になった。2008年、初めて韓国の映画祭に参加してから、これまで多数の韓国の映画人に会ってよい関係を維持してきた。そのすべての経験が今回の撮影に役立った。この映画は韓国映画でも日本映画でも合作でもない、完全に新しく自由な映画だと思う」と伝え、映画への期待を高めた。

映画「アジアの天使」は、2021年上半期に韓国で上映した後、日本でも公開される予定だ。

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記者 : イ・イェウン