Kassy、ニューシングル「TOCK TOCK」をリリース“聴く人に共感してもらいたい”

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写真=Nextarエンターテインメント
Kassyがニューシングルでファンのもとに帰ってきた。相変わらず魅力的な重低音を持つボーカリストKassy。繊細な歌い方で、高音まで歌い上げる彼女の新曲は、甘いピアノの旋律と合わさり、もう一度Kassyという名前を大衆に刻印するとみられる。

歌手Kassyは、最近ニューシングル「TOCK TOCK」をリリースした。これまで「The day was beautiful」「Story of night fall」「When love comes by」など、新曲をリリースする度に音楽配信チャートの上位にロングランし、多くの人々から愛されているオールラウンダーの帰還にファンの期待が高まった。

新曲「TOCK TOCK」は「Knock」と「Tok」の合成語で、雨粒が落ちる音が心をノックする音と同じであるという意味を持っている。Kassyが自ら作詞し、現実的な歌詞でリスナーの共感を得ている。

早いビートの曲が先行している今夏の音楽界に、堂々とR&BのバラードをリリースしたKassyは、TVレポートとのインタビューを通じてカムバックの感想と覚悟、計画などを伝えた。

Kassyは「今回の『TOCK TOCK』という曲は、片思いに関する曲で、雨が降って相手のことを思い出したけれど、気持ちを伝えることができない切ない気持ちが収められた曲です。従来の曲との違いは、今回はピアノと私の声だけで曲が構成されているため、より深く感情に集中できるところです」と語った。ピアノとKassyの歌が聴く人を魅了し、魅力的な重低音がさらに際立って、音楽だけに集中できる。

言葉通り、Kassyは“本当の音楽”だけで勝負をするミュージシャンだ。そのためデビューからこれまで、毎回発表する曲が音楽配信チャートでロングランし、“音源強者”“声色クイーン”というタイトルを持っている。

彼女は「まるで自分たちの話のようで、曲にたくさん共感してくれるようです。お互い知らない関係ですが、感情は通じるというのが一番大きな理由ではないでしょうか。今回の曲も率直な感情を収めた曲なので、たくさん共感してもらいたいです」という願いを伝えた。

歌手として最も強みとなる独特の声、そして共感できる作詞まで、完璧なミュージシャンとして注目を集めているKassyは、自身の長所について「色々な武器を持っているということです」と話した。彼女は「さらに磨く必要がありますが、とても楽しく、続けていると学ぶことも多いので、これからも頑張るつもりです」と恥ずかしそうに答えた。

さらにKassyは「私が追求する音楽は“真心”だと思います。私が心を込めて歌った時、誰かが聞いて心が動いたり、慰められたりすると、その喜びがとても大きなことを知っているので、こうして引き続き良い人たちと幸せに音楽をやっていくことが目標です」と明かした。

どんな時よりも“共感”“癒し”が注目される状況である中、Kassyのしっとりとしたバラードは、音楽ファンを癒してくれると期待を集めている。

最後にKassyは「今回の曲は雨に関する曲です。暑い夏ですが、少しでもしっとりとさせることができればと思います。ファンの皆さんが、私がステージに立つのを見たいと言ってくださっていますが、無事に新型コロナウイルスによる今の状況が終わって、一日でも早く楽しく公演する日が来ればいいなと思っています。皆さんに本当に感謝しています。活動をたくさん応援してください!」と呼びかけた。

記者 : イ・ユニ