「天気が良ければ訪ねて行きます」パク・ミニョン&ソ・ガンジュン、二人が考える最高のラブシーンは?"イチャイチャしながらキスするシーンが…"

KSTYLE |

韓国で4月21日に最終回を迎えたばかりのドラマ「天気が良ければ訪ねて行きます(原題)」が、7月より衛星劇場にて日本初放送。本作は、パク・ミニョンとソ・ガンジュンが主演をつとめた心温まるヒーリングロマンス。ソウルでの生活に疲れ、故郷の田舎町プクヒョンリに引っ越してきたヘウォンと、そこで個人書店を運営するウンソプが再会し、二人のラブストーリーが展開していく。

今回、日本での初放送を記念して、主演をつとめた二人のインタビューを実施! 撮影時のエピソードから、ドラマのおすすめポイントまでたっぷりと語ってくれた。

【プレゼント】「天気が良ければ訪ねて行きます」パク・ミニョン&ソ・ガンジュン直筆サイン入りポラを2名様に!応募はTwitterをフォロー&リツイート

ーー衛星劇場でドラマ「天気が良ければ訪ねていきます(原題)」が、7月16日から日本初放送されます。今作が日本で放送される感想について教えてください。

パク・ミニョン:このドラマには、夏以外の3つの季節が描かれています。今はもう夏になってしまうので、夏にこうやってご挨拶するのは不思議な気分ですね。季節の移り変わりがぎゅっと詰まっている作品です。皆さんに私たちが頑張って撮った作品をお見せできることができて、まず嬉しいですね。

皆さんがこのドラマを愛してくれたら嬉しいですし、ドラマが伝えたいメッセージがうまく伝わってほしいです。心に傷を抱えた二人の心が、氷のように溶けていく……、それがメインのメッセージなのですが、その部分を集中して見ていただけたらと思います。

ソ・ガンジュン:僕も同じ気持ちです。日本でも韓国でもそうだと思いますが、人が誰かに会う時に、誰もが少しだけ恐れる気持ちを持っていると思うんです。人それぞれに、近付きがたい柵や壁がある場合が多いと思います。この作品を通して、その壁が少しでも崩れたらいいなと思いますし、あとで心に傷を負うことになったとしても愛する覚悟を決められる作品になると思います。だから僕も日本で放送されると聞いてすごくドキドキしています。

ーー「天気が良ければ訪ねて行きます」は、どんなドラマですか?

パク・ミニョン:さっき全部話しちゃいましたね(笑)。心に傷を抱えた二人がお互いを癒やし合いながら、恋をして友情も温めながら、凍っていた家族関係ももう一度見つめ直す……、ヒーリングのメッセージがいっぱいのドラマです。

ここ最近は世界全体が、あまりいい状態ではないですよね。悲しいことも多いですし、気分も下がりがちです。その中でも希望を見つけられるドラマだと思います。だから、たくさんの方々にこのドラマをご覧になっていただき、自分の周りの人々や忘れていた思い出や愛や友情や家族について、もう一度考えていただける機会になったらいいなと思います。


“日本映画の「Love Letter」みたいな作品が好きで…”

ーー今作への出演を決めた理由は何ですか?

ソ・ガンジュン:僕は原作小説にハマっていたんです。ドラマは少し内容が違う部分もありますが、小説が持っているメッセージ性や雰囲気がすごく良かったんです。なので、それを期待しながら、この作品の台本を読みました。期待した以上に原作の良さがしっかり込められていて、とても満足しました。

パク・ミニョン:私は映画の中で、日本映画の「Love Letter」みたいに冬の雪原を背景にした映画が好きなんです。最初に原作小説を読んだときの印象がそういう感じでした。本作の前に私はロマンティック・コメディ作品を2本やって、自分にも少し一休みするような作品が必要かなと思っていた時期に、この作品のお話が来たんです。もちろんヘウォンという人物を表現するのは難しいと思いましたが、このヘウォンを美しい背景の中に溶かしてみたいと思い出演を決めました。

ソ・ガンジュン:(日本語で)お元気ですか?

パク・ミニョン:(日本語で)私は元気です!(笑)

ーーヘウォンはどんな人物ですか?

パク・ミニョン:ネタバレになるかもしれませんが……。幼い頃に大きな事故があり、ある意味で世間とは断絶されていた人物なんです。すごく暗くて、世間とは親しくなりたくないような……、“自発的なアウトサイダー”(笑)という感じの人物です。そうならざるを得ない状況にいた人物なんです。そんなすべてのことに懐疑心を抱いていたときに、ソウルから幼い頃に少しだけ住んでいたところに戻ってきて、そこでヘウォンが持っていた断絶を打ち壊す人物が現れるんです。その人を通して、世界をもう少し柔らかい目で見られるようになっていく、そんな人物です。

ーーウンソプはどんな人物ですか?

ソ・ガンジュン:ウンソプは慎重な性格で人々をとても愛する人物です。その愛が、すべて心を捧げる愛ではなく、自分を守るために1歩、2歩下がって離れたところから人々を愛する愛なんです。気配りがよくできて、いつも周りの人々のことを案じていて、同時に自分自身のこともきちんとケアする、そんなキャラクターです。偶然にもヘウォンと性格は似ているんです。この二人は全く違う生き方をしてきましたが、どこか似ている二人が出会って、ウンソプも少しずつ誰かを愛するようになり、心の中に誰かの心を受け入れていくことになる人物です。


お互いの第一印象?「ヌナはとても綺麗で…」

ーーお互いの第一印象はどうでしたか?

ソ・ガンジュン:ヌナ(パク・ミニョン)はとても綺麗でしたよ。

パク・ミニョン:(笑)歌のタイトルかと思った(笑)。

ソ・ガンジュン:本当に綺麗だな~ヌナ。光り輝いていますよ。顔合わせのときに、黒を基本とした、柄があるシャツを着てきたんです。そのときに共演者や監督さんたちが集まって「本当に綺麗だな~」と……。第一印象はこんな感じでした。

ーー 撮影を通して変わった点は?

パク・ミニョン:そのときだけ綺麗だったんですよ(笑)。

ソ・ガンジュン:(爆笑)。違いますよ(笑)。だけどヘウォンという人物は地味な女性というイメージだったので、こんなに美しくて光り輝いているヌナとはキャラクターが合わないんじゃないかと思ったんです。でも撮影をしてみたら、また違うんですよ。すごく地味でした。

パク・ミニョン:(苦笑)。

ソ・ガンジュン:撮影中はウンソプとして演じるのですが、自然と役に没頭できました。

パク・ミニョン:ソ・ガンジュンの第一印象については、すでに色んなところでお話してきたことなのですが、キャスティングを間違えているなと思いました。ウンソプにしてはかっこよすぎるからです。正直、この顔で田舎で本屋をやったら、インスタの写真を1枚アップするだけですごい宣伝効果があるだろうし(笑)。これはミスキャストだと思ったんです。しかもすごく肌が白いんですよね。田舎に住んでいたら日焼けもするのに……。すごくイケメンなので都会的なイメージも強くて、おそらく皆さんそう思われていたと思います。

ソ・ガンジュンさんがそれまでのご自身のイメージを壊すことができるのか、ということを考えていたのですが、その心配は撮影に入ってすぐになくなりました。背景のカラーに溶け込んでいて、本当に本屋の主人として現れたので、「この人はやっぱり俳優だな」と思って、その後からはずっと感情のラインに従って演じるだけでした。

それに、役柄であるウンソプと彼はすごく似ているんです。似ている点がたくさんあって、特別に何か努力をしなくてもウンソプに見えるという秘密兵器を持っていました。ガンジュンさんがこういう性格とは知らなかったのですが、見た目と性格が違う感じがあって、私もウンソプに惚れていく過程を自然に演じられました。

ソ・ガンジュン:ありがとうございます。


二人が考える最高のラブシーンは?「イチャイチャしながら…」

ーーお二人が考える最高のラブシーンはどこですか?

パク・ミニョン:私たちはとても軽い感じで撮影したのですが、二人でイチャイチャしながらキスするシーンが面白かったです。ウンソプが不器用なので、私が一人でスネてしまうんです。何故ならキスしてから連絡もないし……。

それで、ふと彼が帰ってきて、私が「どこに行ってたの?」と聞くのですが、ウンソプが何事もなかったかのように話して、「じゃあ、行くね」と言うので、「早くこっちに来てよ」と言うやり取りをして、元々のセリフに肉付けして作っていったシーンなのですが、それを画面で見たらすごく綺麗に映っていたんです。同級生の友情が愛情に変わっていく過程が、本当に「こういうこともありえるよね」と思えるくらいに、同級生同士らしいラブシーンになっていて、そのシーンが特別に感じられました。

ソ・ガンジュン:ヘウォンがクンバミ(“焼き栗”の意味)という子犬の絵を描いてくれるシーンがあります。ちょっとしたシーンなのですが、そのシーンがすごく綺麗に見えました。短いシーンなのですが、二人がその前まではお互いに歩み寄れずに、遠回りばかりしていた時間を思い出すんです。近くに寄り添って引っ付き合いながら絵を描いたり、冗談を言い合ったりするんですが、改めて以前のことを思い出すシーンでもあり、とても好きなシーンです。

ーーお二人とも繊細な感情表現や表情で見せる演技が多かったと思いますが、難しかった点やこだわったところなどはありますか?

ソ・ガンジュン:僕にとっては、第1話から第4話までが大切だと思いました。ウンソプとヘウォンがまだお互いに距離を保った状態で対話をする時期だったので、その時期がウンソプを演じるうえでとても重要でした。10年も愛し続けてきた女性と一緒に時間を過ごすことになって、愛していることを表現できないけど表現をしないといけないという、その状態をどのように演じるかが難しかったです。

パク・ミニョン:俳優にとっては、序盤が演じるうえで一番難しいかなと思います。私もやはり序盤に演じるキャラクターに入り込むところが難しかったですね。序盤に厳しくてつらい状況のシーンをたくさん撮ったので、私自身も少し暗い感じになっていました。特に、高校生の子が自殺しようと川に向かうシーンがあるのですが、その時期はつらいシーンが続いていたので心理的にもつらくて……。実際に痩せてしまって体調もあまり良くなかったし、顔色も悪くて……。その頃はこのドラマの撮影の中で一番暗くてしんどい時期でしたね。


撮影時のエピソード「1メートルを超える雪だるまを…」

ーー読書会や詩を読んだりするシーンがたくさんありますが、一番心に響いた詩や台詞などがありますか?

パク・ミニョン:序盤で「私は世間に何回も酒を買ってやったが、人生は一度も私に買ってくれなかった」という句が読まれるのですが、そのシーンでつらかったソウルでの生活が数カットにわたってパッパッパッと登場するんです。そのシーンを見ながら、急に胸に込み上げてくるものがありました。孤独な現代人が感じるような……、身にしみる痛みのような寂しさが感じられて印象深かったです。

ソ・ガンジュン:僕は「グッドナイト」です。「ちゃんと食べてちゃんと眠るのは良いことだから。だからみんな、グッドナイト」。ウンソプがいつも言っていた、彼にとっては人生の座右の銘のような言葉なんです。単純な言葉ですが、僕自身も生きている中でつらいときに、この言葉が思い浮かぶことがあったのですが、当時はまだその言葉の意味が理解できていなかった気がするんです。理解しているつもりでも、普段は忘れてしまっている言葉なので余計に印象に残っています。

ウンソプは本とだけ親しくしていた人物なので、彼の幼い頃について考えさせられました。絶対に変わらないものの一つが本だったし、本だけに心を開いていた彼の幼い頃のことを考えると心が痛くなりましたが、私たちが生きていく上で必要な言葉でもあると思いました。

ーー山、平野、川など自然豊かな場所が舞台となっていますが、撮影では自然を堪能できましたか? エピソードがあれば教えてください。

ソ・ガンジュン:すごく満喫できました。

パク・ミニョン:そうですね、とても自然が良かったです。コロナウイルスで精神的にも疲れている時期の撮影でした。そんなときに撮影現場に向かったのですが、到着するとちょうどたくさんの雪が降ってきたんです。二人ともどちらが先にというわけでもなく、平野の真ん中で雪だるまを作り始めました。久しぶりに大型の雪だるまを作りましたよ。

ソ・ガンジュン:1メートルは超える大きさでしたね。

パク・ミニョン:ソ・ガンジュンさんが体を担当して、私が頭を担当しました(笑)。すごく可愛くて……。その頃は心が疲れている感じがあったのですが、一気に心が軽くなってすごく楽しかったです。自然を楽しむことができました。

ーードラマのタイトル名にちなんで、好きな天気や季節を教えてください。

パク・ミニョン:私は春が好きです。もう初夏になりつつありますが、来ないでほしいです(笑)。何かが始まる雰囲気もあるし、元々私が春生まれだからか春が好きですね。

ソ・ガンジュン:生まれた季節が好きになるのは正解かもしれませんね。僕は秋が好きなんです。あまり良くない表現ですが、秋になると少し憂鬱な感じがあって……、でも僕はその感じが好きなんです。むしろもっと色んなことを考えられるし、少し余裕が生まれて、また振り返ってみる時間も増えるし、秋が好きですね。


おすすめポイントは…ソ・ガンジュンの“カッコいい美貌”?

ーーこのドラマはご本人にとってどんな作品になりましたか?

パク・ミニョン:“休止符”のようなドラマでした。忙しい日常に疲れていたときに田舎で撮影したということもあるかもしれませんが……。田舎で雪だるまを作りながらリラックスして観られるような、そしてリラックスして演じられるヒーリングドラマでした。

ソ・ガンジュン:僕にとってもヒーリングできる作品でした。日常生活を振り返ることができた作品でしたし、勇気を出して誰かを愛したり、抱きしめてあげるような作品になりました。

ーー日本の視聴者にオススメのシーンや視聴ポイントは?

パク・ミニョン:ソ・ガンジュンさんのカッコいい美貌を鑑賞できる、映像画報のような作品であるところです(笑)。本当にガンジュンさんが役柄に合っていて、素敵な姿が視聴ポイントですよ。

ソ・ガンジュン:ウンソプが初めて勇気を出して、ヘウォンとの距離を縮める、山の頂上でのキスシーンを選びたいです。

パク・ミニョン:それとあのシーンも良かったですよ! 同窓会の映像美がすごく良かったです。

ソ・ガンジュン:ああ! 第6話のね! 同窓会のシーンもすごく綺麗でした。「いつウンソプは勇気を出すんだ?」というもどかしい気持ちに皆さんもなるかと思いますが、第8話でのウンソプとヘウォンの美しい山頂シーンはオススメのシーンです。

ーー最後に日本のファンの皆さんにメッセージをお願いします。

パク・ミニョン:冬の田舎を舞台にしたひっそりとした感性は、私たちだけでなく日本の皆さんにも愛していただけると思います。みなさんにとって、冬を思い出すようなドラマになったら嬉しいです。愛してくださいね。

ソ・ガンジュン:ドラマの中で季節が冬から春に変わっていきます。ウンソプとヘウォンもそうですが、そこに住む人々の心も少しずつ氷が溶けるように愛情が芽生えていく美しいお話です。ぜひご覧ください。

■放送情報
「天気が良ければ訪ねて行きます(原題)」
放送日時:7月16日(木)より日本初放送
毎週(木) 後11:00~深1:30 ※2話連続放送
再放送 翌週(水) 後1:30~4:00 ※2話連続放送

演出:ハン・ジスン、チャン・ジヨン
脚本:ハン・ガラム
出演:パク・ミニョン、ソ・ガンジュン、ムン・ジョンヒ、イ・ジェウク、イム・セミ

2020年/韓国JTBC/全16話

■関連サイト
衛星劇場 公式サイト:https://www.eigeki.com/special/weatherfine

記者 : Kstyle編集部