KARA出身ハラさんの実兄「ク・ハラ法」を訴え続ける理由は?“苦労している子供たちを助けてあげたい”

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写真=Newsen DB
月刊誌「Woman Sense」が、KARA出身のハラさんの実兄とのインタビューを公開した。

29日、「Woman Sense」は「ハラさんの訃報が伝えられて8ヶ月。ハラさんの実兄は、子供の養育の義務を怠った場合、財産の相続ができないようにする、いわゆる『ク・ハラ法(民法の一部を改正する法律案)』の制定を進めている」と伝えた。

同誌によると、実際にハラさんの実母はハラさんが9歳、実兄が11歳になる頃に家出したが、彼女が亡くなった後、弁護士を選任して相続権を主張したという。現行の法体系によると、子供に対する養育義務を長い間果たさなかった親がいる場合でも、子供が事故などで親より先に死亡した場合、特別な事情がない限り、死亡補償金をはじめとする子供の財産は、その子供を捨てた親に相続される。

実兄は「Woman Sense」とのインタビューを通じて「母の不在で苦労して生きてきた中で、貯蓄した妹の財産であるだけに、実母の代わりに助けが必要な人々に使われることを望む」と法案発議の背景を説明した。

実兄は、兄妹の幼少期について「親戚の家に住んでいたので、いつも顔色をうかがっていた。それで僕と妹の夢はいつも『自分の家』を持つことだった」と振り返った。

続けて「ハラは他人が見た時は『スター』だが、僕にはただ平凡でかわいそうな妹であるだけだった。過去についてお互いにあれこれ話してみたら、妹がどれだけ愛を求めた子だったのか、心が痛い時が多かった」と話した。

写真=「Woman Sense」
ステージ裏のハラさんはどうだったかという質問に、彼は「おいしいものが好きで、友達とおしゃべりすることが好きで、ゲームにハマると一日中ゲームばかりする非常に平凡な20代」とし「デビュー以来、妹の最大の願いは『歌を上手に歌うこと』だった。家にしばらくカラオケマシーンを置いて、歌の練習に夢中になっていた。人に認められて愛されたい気持ちが大きかったと思う」と伝えた。

実兄は、ハラさんの財産が実母に行かない場合について「まだ具体的に決めたことはないが、妹のように苦難を経験している人々に役立つことこそ、妹が天国で最も望んでいることだと思う。離婚後、養育費をまともに受けられない人々の裁判の費用や、離婚した家庭で苦労している子供たちを助けてあげたい。ハラが寂しく、苦労して貯蓄した財産であるだけに、必ず必要な人のため使ってほしい」と答えた。

ハラさんの実兄のより詳細なインタビューは、「Woman Sense」7月号を通じて見ることができる。

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記者 : ファン・ヘジン