GOT7のジニョンが、ドラマ「花様年華」に出演した感想を語った。

ジニョンは6月に韓国で放送終了したtvNドラマ「花様年華 - 人生が花になる瞬間」で、主人公のハン・ジェヒョン（ユ・ジテ）の青年時代を演じた。

「花様年華」という作品のタイトルと台本に強く惹かれたという彼は、「初めて台本を読んだ時から、とても出演したかったけれど、実はGOT7のアルバムの準備と時期が重なってしまい、スケジュールを空けるのが容易ではなかった。それでも逃してはいけないチャンスだと思って、オーディションを受けた。ありがたいことに監督がキャスティングしてくださり、幸いにもスケジュールの調整がうまくいって、出演することができた」と明かした。

ジニョンは自身が演じたハン・ジェヒョンに対して、「ものすごく恥ずかしい思いをさせられた人物」と紹介した。正義と自身の信念を守るために立ち向かうジェヒョンを見ながら、自分自身に多くの問いかけをしたと語った。

彼は「『花様年華』とハン・ジェヒョンという人物に出会って、自分をすごくちっぽけに感じる瞬間もあった。自分が果たしてあんな状況に置かれたら、正しい決定や判断を下すことができるだろうか？ もしあの時代を生きていたら、僕はどこに流れて行ったのだろうか？ このようにたくさんの自問自答をし、ものすごく恥ずかしくなった。現実と正義の間で葛藤して、自身の信念の通りに突き進むジェヒョンの中に、僕が望む理想があったのかもしれない」とし、キャラクターに対する愛情を表した。

続いて「ちっぽけな僕を受け入れてくれたジェヒョンが本当にありがたかったし、ジェヒョンを作ってくださった監督と脚本家の方に本当に感謝したい。それから、数ヶ月間一緒に頑張ってきたスタッフの皆さんにも感謝している。また、俳優の先輩や仲間たちがいなかったら、ジェヒョンを完成することができなかったと思う。視聴してくださったすべての皆さんにも感謝したい。作品のタイトルのように、人生が花になる瞬間が多くあることを祈っている」と話した。

彼の演技や作品に対するGOT7のメンバーたちの反応については「羨ましいと思っているかは分からないが、ユギョムと家で一緒にご飯を食べながら放送を見たことがある。他のメンバーたちもみんな面白くて良い作品だと言ってくれた。メンバー同士で信頼し合っているので、あえてお互いに細かいフィードバックをしたりはしない。ただ、さり気なく『観たよ』と言うくらいだ。ベンベンは見てもいないのに、『兄さん、演技が上達したね』と言ってくれた。ドラマ『彼はサイコメトラー -He is Psychometric-』の時もそうだったけれど、本当に嬉しくて苦い言葉だった（笑）」と、エピソードを明かした。

ドラマ「ドリームハイ2」をはじめ、「愛するウンドン」「彼はサイコメトラー -He is Psychometric-」「花様年華」、映画「降りしきる雪」など、さまざまな作品に出演してきたジニョンは「やってみたい役が多すぎる。できる限り長く、そしてたくさん、どんな役にも苦手意識を持たずに演じてみたい。僕はこれしかやらない、あれしかやらない、というのはない。与えられたすべての役に最善を尽くしたい」と意欲を見せた。

最後に「どんな俳優になりたいかは、正直まだよく分からない。今は俳優としてスタートしたばかりの段階だと思っている。そして自分がどんな人間かもよく分からないので、どんな俳優になりたいかは、もっと時間をかけて考えなければならないと思っている」とし、「あえて言うならば、先輩俳優の皆さんのように、長く活動できる俳優になりたい」と話した。