歌手ロイ・キムが本日（15日）海兵隊に入隊する。

ロイ・キムは本日、慶尚北道（キョンサンブクド）浦項（ポハン）にある海兵隊教育訓練団に入所し、国防の義務を果たす。現場で特別なイベントはなく、静かに入隊するという。

昨年、アメリカのジョージタウン大学を卒業したロイ・キムは3月、海兵隊に志願し、兵務庁から合格の通知を受けた。

ロイ・キムは2012年、Mnetのオーディション番組「SUPER STAR K4」で優勝した。その後、デビュー曲「春 春 春（Bom Bom Bom）」をはじめ「HOME」「北斗七星」「その時に別れればいい」「僕たち、終わりにしよう」などを発売し、音楽シーンを代表するシンガーソングライターとなった。

しかし昨年4月、チョン・ジュニョンらがメンバーだったグループチャットでわいせつ物を流布した疑いが持たれた。そして2月、起訴猶予処分を受けた。

ロイ・キムが属していたグループチャットは、釣りが趣味である知人が集まった釣りのグループチャットだったという。当時ロイ・キムは、わいせつ物を共有したのではなく、合成写真で被害を受けているある芸能人のブログの写真をキャプチャーして「これ、その方じゃないって」と送り、問題になったことが遅れて知られた。

ロイ・キムは先月27日、デジタルシングル「生きていくんだ」をリリースした。同曲は2018年9月に発売された「僕たち、終わりにしよう」以降、約1年8ヶ月ぶりの新曲だった。「生きていくんだ」は音楽配信ランキングのリアルタイムチャートで1位を獲得するなど、ロイ・キムの健在を見せつけた。

本日入隊し、ファンにしばしの別れを告げるロイ・キム。除隊後、より成熟した姿で戻ってくるロイ・キムの新しい音楽の歩みに早くも期待が高まっている。