NCT ドヨン&ヘチャンから神話 ドンワンまで、アイドルたちが迷惑行為の被害に…ファンからも心配の声

Newsen |

写真=Newsen DB
アイドルたちが迷惑行為により苦しんでいる。

スターたちが私生ファン(サセンペン:私生活にまでつきまとうファン)の行き過ぎた行動に苦しんでいる。私生ファンは芸能人、特にアイドルの私生活を追いかける人たちを意味する。事務所の前や美容院、空港、公開されていないスケジュールを行う場所などに駆けつけ、芸能人の生活を覗いて盗撮する。電話番号を調べて連絡したり、航空便の情報を得て同じ飛行機に乗ることもある。

NCTのドヨンは5月、NAVERのライブ映像配信アプリ「V LIVE」の放送中に電話をかけ続ける私生ファンに「僕、歌を歌っているでしょう? 電話しないで」と呼びかけた。しかし、電話とメッセージは続いた。ドヨンは「僕は私生ファンの電話には出ないし、興味もない。関心がないのだから、メッセージも送らないでほしい」と強調した。

同グループのヘチャンも、最近の「V LIVE」で、宿所前の私生ファンによりストレスを受けていると明かした。ヘチャンは「宿所前に多い時は20人くらいいるが、その20人のせいで僕たちを素敵な心で応援している方々の気持ちまで間違って受けとめてしまうかと思う。僕はそれが嫌だ」と話した。また「住民から僕たちにたくさんの苦情が届いている。僕たちは『申し訳ありません』としか言えない」とし、私生ファンが大きな被害を与えていると明かした。

X1出身チョ・スンヨン(UNIQ スンヨン)も、電話番号を調べて連絡してくる私生ファンに不快感を表した。チョ・スンヨンは6月7日、自身のInstagramのストーリーで不在着信リストと本人確認のための認証番号が送信されたメッセージを公開し「やめてください。犯罪です。もうしないでください」と書き込んだ。チョ・スンヨンの電話番号を知った私生ファンが、その番号でSNSアカウントの認証番号を発行させたとみられる。私生ファンたちは深夜4時にも引き続き通話を試みた。

写真=チョ・スンヨン Instagram
これについてチョ・スンヨンの所属事務所であるYUEHUAエンターテインメントは、「最近、継続的にアーティストの個人の番号に連絡し、不適切な悪口を言ったり、デマを流すなどの非常識で無礼な行動をとっている人がいる。継続的に連絡をしてくる番号は、別途の警告無しに直ちにブラックリストに記録された」と明かした。同リストに記録された場合、今後チョ・スンヨンの活動におけるサポート、イベント、公式ファンクラブの募集など、ファンとしての活動に参加できなくなるという。

神話(SHINHWA)のドンワンも、塀を越えて不法侵入した私生ファンの行動により苦しんだ。5月23日、ドンワンの自宅に不法侵入した私生ファンについて、ドンワンの所属事務所Office DHは「昨年の夏からドンワンの自宅を訪れる人がいる。アーティストの自宅は絶対に訪問しないようにお願いしたい」と明かした。

その後、5月28日にも別の私生ファンが自宅を訪れると「今後、ドンワンの自宅を訪れた場合、警察に通報して善処なしに処罰する予定であり、どの場所でも可能な範囲であらゆる方法を尽くして、アーティストを保護するつもりだ」と伝えた。

他にもアイドルと同じ飛行機に乗って寝顔を盗撮したり、海外スケジュールに駆けつけて同じホテルの客室を予約するなど、私生ファンの行き過ぎた行動はどんどん酷くなっている。Wanna Oneの警護を担当したコ・ソクジン氏は、6月2日に韓国で放送されたMBC every1「ビデオスター」で私生ファンの深刻性に触れた。彼は「海外に行った時、私生ファンという行き過ぎたプライベートの侵害行動をする人たちが空港からつきまとう。ホテルの前で待っていたりして、プライベートな時間を過ごすことができない」と伝えた。

あるアイドルの私生ファンが明かした、私生ファンをしている理由は簡単だった。アイドルの一挙手一投足を追うと、公開スケジュールよりもずっと多く、近くでアイドルに会うことができるためだ。私生ファンはグループで行動することが多く、集団で行動すると罪悪感も薄くなるという。私生ファンは、アイドルが自分たちを嫌ったり、不快感を表しても動じない。関心を示されたことを嬉しく思い、他のファンは見ることのできない素顔が見れたと喜ぶ。歪んだ愛情と思考が相まった結果だ。私生ファンは、芸能人の私生活を侵害し、その芸能人を最もよく知っているのは自分であるという錯覚、最も近くで彼を見守てきたのは自分であるという間違った考えを持つこともある。

写真=ドンワン Instagram
スターたちが繰り返し私生ファンに悩まされている中、ファンは私生ファンに対する強力な処罰を求めている。「ファン」という言葉をつけることもおかしいとして、「私生」「私生犯」と呼ばなければならないという意見もある。しかし、私生ファンに対する強硬な対応はできていないのが現状だ。

ある芸能事務所の関係者は「私生ファンもファンの一部であるため、強硬な対応をすることには無理がある」と悩んでいる。不法侵入や強制わいせつなどに至らないストーカー行為は10万ウォン(約1万円)程度の罰金が課せられる軽犯罪に分類され、法的な処罰も簡単ではない。単につきまとったり、連絡をすることは直接的な脅威にはあたらないという。韓国でストーカー行為を確実に処罰できる法案が必要だという声も高まっている。

身体的・経済的な被害がなくても、ストーキングによる精神的な被害は甚大だ。プライベートが保証されず、誰かが自分の一挙手一投足とSNSを覗いていると思うと、恐怖を感じるのは当たり前だ。プライバシーを侵害するストーカー行為を、これ以上見逃すことはできない。

神話 ドンワン、塀を越えて自宅に?またも住居侵入の被害…事務所が警告「何度も私生活を侵害」(全文)

X1出身チョ・スンヨン、深夜に不在着信も?プライバシー侵害の被害に「犯罪です、もうやめて」

記者 : パク・ウネ