キム・スヒョン、新ドラマ「サイコだけど大丈夫」への愛情を明かす“キャラクターに関心を持ってほしい”

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写真=tvN
俳優キム・スヒョンがtvN新土日ドラマ「サイコだけど大丈夫」の主人公ムン・ガンテを演じることについて、正直な気持ちを明かした。

新しい土日ドラマ「サイコだけど大丈夫」(演出:パク・シヌ、脚本:チョ・ヨン)は、手に負えない人生の重さのために、愛を拒否している精神病棟の保護士ムン・ガンテ(キム・スヒョン)と、生まれつきの障がいで愛を知らない童話作家コ・ムニョン(ソ・イェジ)が、互いの傷をいたわり治癒していく一編の童話のようなロマンチックコメディだ。

「サイコだけど大丈夫」というタイトルに惹かれたというキム・スヒョンは、自身が演じるムン・ガンテについて「ものすごくかわいそうなキャラクターです。誰もがそうだと思いますが、他人の前では誰よりも強く、抜け目のないふりをしているけれど、一人でいる時は武装を解いて、倒れてしまうじゃないですか」と話した。また「ガンテは平気そうに見えますが、実は自身が背負っているもののために常に疲れている状態です。どこかにガンテのような人がいるだろうと思えました」とし、キャラクターへの格別な感情を示した。

ムン・ガンテは夢も希望もなしに生きているキャラクターだ。家では自閉スペクトラム症(ASD)を患っている兄ムン・サンテ(オ・ジョンセ)の世話をして、外では心に病がある患者たちをサポートしている。しかし自身の人生は見てあげられていない人物であるだけに、キム・スヒョンの繊細な演技が期待される。

キム・スヒョンは「ムン・ガンテは周りの人たちに本音を言いません。特にガンテの表情を見て感情を理解する兄の前では、絶対に心を顔に出しません。このような部分に共感してほしいです」と話し、注目を集めている。
 
ジャンルを問わずキャラクターに対する没入度と表現力が並み外れていると言われているキム・スヒョンは、ムン・ガンテを演じるにあたって常に悩み、緊張感を持ち、作品に対してものすごい熱意を見せているという。

最後に「ドラマに登場する様々なキャラクターに関心を持ってほしいです。特に思慮深いガンテに集中していただけたら、ドラマがもっと面白くなると思います」とポイントを明かし、興味をそそっている。

ドラマ「サイコだけど大丈夫」は韓国で20日の午後9時に初放送される。

記者 : イ・ユンヒ