OnlyOneOf、アルバム全曲のアートクリップを公開…絵の中に隠されたメッセージに注目

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写真=RSVP、「Heartbreak Theatre」「designer」「dOra Maar」アートクリップ
OnlyOneOfが、アルバムとミュージックビデオのほかに、オーディオクリップごとにメッセージを伝えている。

3日、OnlyOneOfは「Produced by [ ] Part 1」の3番目のトラックであり、Cha Cha Maloneがプロデュースした「Heartbreak Theatre」のオーディオアートクリップをYouTubeで公開した。これに先立ち、BOYCOLDが参加した「designer」に続くもう一つのメッセージだ。

タイトル曲「angel」のほかに、「全曲がタイトル曲並みの出来だ」という評価を受けるほど、OnlyOneOfも3曲全曲に音楽ファンが楽しめる要素を入れた。

オーディオクリップだが、視線を奪う代表イメージも印象的だ。通常のオーディオクリップは、アルバムジャケットを打ち立てるほどのものが多いが、OnlyOneOfは違った。顔が金属に覆われる様子と共に、前面に配置されたガラス、散らばったハートなどが強烈に表現された。

OnlyOneOfの所属事務所8D Creativeの音楽専門レーベルRSVPの関係者は、「楽曲のメッセージに合わせて1枚のイメージで意味を繋げていった。別れに対する傷跡が治っていき、展示されるコンセプトだ」と説明した。

ガラスは、「過去が見えるけど再び戻ることはできない」ことを象徴し、顔に覆われたどっしりとした金属は、「何もすることができない無力感」を物語る。多くのハートは「思い出の欠片」、2つの黒い輪は「未だ残る感情」を意味する。

所属事務所の関係者は、「前作『dOra maar』のオーディオアートクリップも、今回の『angel』のミュージックビデオに登場するが、このようにして繋がったストーリーを楽しんで頂きたい。今回のアートクリップも、次のアルバムにどのように繋がっていくのか、期待して欲しい」と説明した。

OnlyOneOfは「designer」のアートクリップでも深いメッセージで注目を集めた。トンネルの中にある手が、まるで指揮者を夢見るが、鎖に囲まれて自由に動けないという矛盾を表現した。燃えている車が、歌詞のように彼女に向かって突っ走っていく心に例えられ、止まっているという矛盾も興味深い。

毎回音楽以上のコンテンツで、K-POPの進化を見せているOnlyOneOfは、デビュー1周年に合わせてGRAY、BOYCOLD、Cha Cha Maloneとタッグを組み、ニューアルバム「Produced by [ ] Part 1」を発売した。「angel」「designer」「Heartbreak Theatre」など、収録曲も高いクオリティの音楽で注目を集めている。





記者 : ファン・ヘジン