「PRODUCE」プロデューサー、第1審で懲役2年の実刑判決…投票操作の疑い

MYDAILY |

写真=Mnet
ケーブルチャンネルMnetのオーディション番組「PRODUCE」シリーズでの投票操作の疑いを受けているアン・ジュニョンプロデューサーとキム・ヨンボムチーフプロデューサーに対し、実刑判決が下された。

本日(29日)午後、ソウル中央地裁刑事合意21部(キム・ミリ部長判事)の審理で、詐欺などの疑いを受けているアン・ジュニョンプロデューサーとキム・ヨンボムチーフプロデューサーなどの第1審宣告公判が行われた。

この日裁判所は、「キム・ヨンボムチーフプロデューサーは懲役1年8ヶ月、アン・ジュニョンプロデューサーは懲役2年を宣告する」と述べた。企画会社の関係者たちには罰金が言い渡された。

これら制作陣は、昨年7月に韓国で放送が終了した「PRODUCE X 101」をはじめとする「PRODUCE」シリーズで、特定の企画会社の練習生が最終デビューグループに選抜されるように投票数を操作したという容疑で、昨年12月に裁判にかけられた。

今月12日に開かれた公判で、検察はアンプロデューサーとキムチーフプロデューサーにそれぞれ懲役3年と追徴金3600万ウォンを求刑した。加えて、一緒に起訴された補助プロデューサーのイ氏には懲役2年を、背任贈賄などの疑いを受ける企画会社の関係者たちには懲役1年を求刑した。

検察は「アンプロデューサーらは個人的な利益を追求したものではないと言うが、極めて個人的な考えでメンバーの操作という発想をした。これは放送を私有物だと考えて、視聴者を付添人に考えているに過ぎない」と指摘した。

続いてアンプロデューサーは、「私は自分自身を欺いた。過程はどうであれ、結果が良ければ練習生らとスタッフの努力が無駄にならないであろうと思った自分があまりにも情けなくて残念だ」とし、「正義のない過程で得られた結果は、最終的には壊れるようになっているという真理を胸に刻んで暮らす」と頭を下げた。

キムチーフプロデューサーも、「私のせいで傷ついた国民と練習生、汚名を着せられた会社と先輩・後輩・同僚に心から許しを請いたい」と述べた。

「PRODUCE」シリーズの制作陣ら、本日(5/29)第1審宣告へ

「PRODUCE」シリーズの制作陣ら、投票操作疑惑で懲役3年・追徴金約316万円を求刑

写真=マイデイリー DB

記者 : イ・スンギル