DKB、2ndミニアルバム「LOVE」でカムバック“PENTAGON先輩の映像を見てスランプを乗り越えた”

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最近、2ndミニアルバム「LOVE」を発売したDKBとのインタビューを行った。

あるメンバーに「私の親戚の弟に似ていて情が湧きました」と言うと、もう一人のメンバーは「彼は少し親戚の弟っぽいスタイルですよね」と新人らしくないお喋りをしながらも、好きなグループに対して話し合う時は十代のように明るかった。

DKBが驚くほどの尊敬心を表したグループはPENTAGONだった。彼らを見ながらスランプを乗り越えたメンバーがいるほどPENTAGONに対するDKBの愛情は凄かった。

メンバーのGKは「歌手になることを準備しながら、一度スランプに陥った時があります。その時にPENTAGONのキノ先輩の映像を見ました。(映像を)見たら気分が良くなり『かっこいい』と思いました。『ファンの方々は歌手からこのようなエネルギーを受けているんだ。僕もキノ先輩のような人になりたい」と思いました。デビューした時、活動時期が重なって僕が直接CDを渡した事があるのですが、手が震えてファンだとは言えませんでした」と語った。

続けてヒチャンは「ダンスはともかく、どんなコンセプトも全部こなしていました。ファンが直接撮った映像を見て鳥肌が立ったことも多いです。最近はMnet『Road to Kingdom』で披露した『Very Good』のステージで見せてくれた表情が本当に芸術でした」と先輩のステージに感動した様子を見せた。

またE-CHANは「キノ先輩は人をファンにする魅力があります。PENTAGONの曲『Shine』があるじゃないですか。それを見て僕も惚れました。僕もサイン会の現場でファンを幸せにしたいです」と伝え、テオは「僕はフイ先輩が大好きです。歌がすごく上手で、表情も完璧です。(自分も)プロデュースをしてみてフイ先輩がすごいことをもう一度感じました」と先輩への憧れを語った。

ロールモデルとして挙げたPENTAGONのように、DKBも自己プロデュースが可能だ。今回のタイトル曲「Still」のダンスもDKBが作った。ダンスを仕上げるのにかかった時間は約3週間で、その全てがDKBの作品だ。また作詞、作曲にも直接参加した。

テオは今回のアルバムについて「デビュー曲では彷徨う青春を代弁しましたが、今回は愛がテーマです。愛する相手を恋しがり、反転するパフォーマンスが特徴です。テーマが『愛』なので愛らしいと思われがちですが、非常にパワフルで途中からはブレークダンスも出てきます」と伝えた。

またGKは「今回は青春での共感できる愛に対する歌を直接作詞、作業したので若者たちが共感できると思います」と話した。

Braveエンターテインメントの勇敢な兄弟がプロデュースしたグループだという点で話題を集めただけに、今回のアルバムを準備する時も勇敢な兄弟のアドバイスがあったという。

ヒチャンは「ダンスを作ったら代表に先に送ります。今回もサビのダンスを大事に思っていました。それでいくつか送ってみたら、代表が選んだのはE-CHAN兄さんが作った『自責ダンス』でした」と話し、E-CHANは「誰が見ても自責しているようなダンスです。右胸にあざがありそうだなと言われそうなダンスです」と笑いながら話した。

このようにプロデュースとダンスの創作まで可能なDKBの実力が認められた瞬間がある。末っ子のヘリジュンは、直接作ったダンスでハンリム芸術高校に首席入学したのだ。それは夜中まで一人で残って熱心に練習した結果だ。

ヘリジュンは「親が一番先にその結果を聞いて僕に教えてくれました。驚きすぎて信じられなかったのですが、親が泣いてました。僕も母さんが泣いているから涙が出そうでした。お兄さんたちも『お前が上手なのは分かってたけど、こんなにも上手だったのか』と驚いてました」と伝えた。

これにヒチャンは「僕がハンリム芸能芸術高校の先輩として一言言うならば、見習うところがあると思っていますし、羨ましくもなります。情熱を持ってやったことを知っているのでムチにもなります。努力はやはり結果を裏切りません」と話し、E-CHANも「賞状が宅配で来たのは少し残念です。壇上で受賞したらよかったのに……」と少し残念そうな様子を見せた。

5月、6月は人気アイドルグループと音源の強者たちが一気にカムバックする。DKBだけでなく、他の歌手たちにもプレッシャーになるはずだ。しかしDKBはプレッシャーよりは期待のほうがもっと大きいと言った。

LUNEは「プレッシャーがあるのは事実ですが、多くの先輩がカムバックするじゃないですか。僕たちが練習生生活をしていた時にたくさん習った先輩たちと活動の時期が重なり、また習うことが多いと思います。プレッシャーよりは期待が大きいです」と前向きな気持ちを伝えた。

DKBが期待しているもう一つは「Still」のミュージックビデオだ。初めて水の上で踊り、エピソードもあると言う。

E-CHANは「普段から他の先輩たちが水の上で踊るところを見て本当にかっこいいと思っていました。今回そのようなシーンがあってかっこよくやってみようと思ったのですが、予想とは違いました。足で水を蹴るとお互いの顔に水が飛びました」と伝え、D1は「最後に雨が降るシーンがあるのですが、ダンスの構成上で僕とヒチャンが前にいて、他のメンバーたちはみんな後ろにいました。僕たちは『こんなに雨に濡れるの?』『ウォーターパークみたい』と思えるくらい濡れましたが、後ろを見たら他のメンバーたちはみんな全然濡れていませんでした」と撮影時のユニークなエピソードも伝えた。

またヘリジュンは「僕は自分のパートの中で、壇上でダンスをするシーンが一番記憶に残っています。僕が踊って、お兄さんたちが下でサポートするパートなんですが、主人公になったようでした」と伝えると、E-CHANは「僕たちは臣下のようでした」と答え、続けてD1も「ものすごく浮いていました」と撮影中のエピソードを楽しそうに教えてくれた。

また、ユーモア溢れるメンバーたちが集まって過ごす宿所でも面白いことが起きていた。驚くほど掃除が上手なJUNSEOとLUNEから、おやつを大量に注文するGKなど様々なエピソードを伝え、楽しそうな様子を見せた。

メンバーのD1は「掃除はチームを分けてゲームで決め、1週間後にまた変えます。最近は数字のカードゲームをして一番小さい数字を選んだ順番に掃除をすることにしました。GKとE-CHANが朝よく起こしてくれます」と答え、ヒチャンは「JUNSEOとLUNEは驚くほど上手に掃除をします。色別に整理することも、細かいところまで……掃除が上手です」と話した。

E-CHANは「最近大掃除をしました。ショッピングバックと宅配便の箱がたくさん出てきたのですが、LUNEがそれを綺麗に整理していて驚きました。そしてGKがおやつを大量に注文します。僕たちが欲しいと言うだろうと思って、前もって分けてくれます」と伝え、GKも「最近6万ウォン(約5,300円)くらいお菓子を買いました。メンバーたちに分けてますが、あげたいわけじゃなくて奪われることを知っているからです(笑)。僕の食べる量がなくなります。ヒチャンはキリがなくずっと欲しい欲しいというので最近自制させています」とお菓子を分けてあげる理由を明かした。

JUNSEOは「僕は食べた瞬間に3倍吸収するので心が痛いです。昔は(体重減量のために)真夏にダウンを着て走ったこともあります」と伝えた。

お茶目で明るいDKBだが、チームに対して話す時は真剣な眼差しに変わった。彼らだけの強さとしては「努力」と「パフォーマンス」を挙げながら今回のカムバック活動を通じて名前をより広く知らせたいという覚悟を伝えた。

YUKUは「デビュー当時よりもっと熱心にダンスを準備しました。すべてのところで一生懸命に努力するのが、僕たちが持っている魅力だと思います」と明かし、ヒチャンも「ダンスの構成を僕たちが全部(担当)するので、どうすればもっとかっこよく見せられるのか知っていますし、自信もあります。新型コロナウイルスが早くおさまってファンの前でステージを披露したいです」と心境を伝えた。

またD1は「僕たちの長所はパフォーマンスだと思います。いろんな先輩のダンスをカバーしながら僕たちのスタイルに変えたり、創作ダンスを加えることもできます。これから多くの人々が一目で分かる個性の強いグループになりたいです。僕たちがPENTAGON先輩を見つめるように歌手を夢見る人々に僕たちをロールモデルにしてもらいたいです」と目標を伝えた。

LUNEも「デビューアルバムを発表した時も話しましたが、老若男女を問わず全ての人々が僕たちのグループ名と各メンバーの名前を一度くらいは聞いたことがある、そのようなチームになりたいです」と明かし、E-CHANも「僕たちは全体的に親しみやすい方だと思います。神秘主義やダークなイメージもありますが、茶目っ気もあるしよく笑います。親しみやすいアイドルになりたいです」と伝えた。

写真=Braveエンターテインメント

記者 : キム・ミンジ