イ・ジュヨン&イ・ジュニョク出演、映画「野球少女」メイン予告編を公開…夢に向かって前進する女子高生の姿を描く

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写真=sidusHQ
「野球少女」がチュ・スインの真心と挑戦を込めた予告編を公開し、作品への期待を高めている。

女優イ・ジュヨン主演の「野球少女」は26日、チュ・スインの挑戦を収めたメイン予告編を初公開した。

映画「野球少女」は、高校野球チームの中の唯一の女性であり、時速130キロの剛速球で“天才野球少女”と呼ばれるチュ・スイン(イ・ジュヨン)が、卒業前にプロへの挑戦と現実の壁を乗り越えるために奮闘する姿を描いた成長の物語だ。イ・ジュヨンは最高134キロの回転力の優れたボールで“天才野球少女”というニックネームが付けられ注目されるが、偏見のためにまともなチャンスさえ与えられない中、夢に向かって走り続ける高校野球選手チュ・スイン役を演じた。

今回公開された「野球少女」のメイン予告編は、世間の偏見を打ち破るため、めげずに走っていくチュ・スインの姿を描いている。

「女性でそんなふうに投げる選手は全世界にも数人しかないだろう?」という野球部の監督の言葉通り、“天才野球少女”と呼ばれてきたが、高校卒業を前にして現実の壁にぶつかるチュ・スイン。野球選手なら誰でも夢見るプロチームへの合流をスインも考えているが、女性という理由で機会さえ与えられない中、母(ヨム・ヘラン)をはじめ、周りの人々は皆スインに諦めろと説得する。

新しくコーチとして赴任したジンテ(イ・ジュニョク)は、スインに「君がボールを速く投げることが重要ではなく、君が投げたボールを打者が打てないようにすることが重要だ」とアドバイスした。またリトル野球団時代から一緒に走ってきたスインの同期ジョンホ(クァク・ドンヨン)は「僕たちと一緒にやってきた子の中に、今も野球をしている人はお前と僕しかいない」という言葉でスインを応援し、彼らとの関係の中でスインが繰り広げる挑戦への期待を高めた。

「人々は私の未来をどのように知ることができますか? 私も知らないのに」「野球って誰にでもできることじゃないですか? だから女であれ男であれ、それは長所でも短所でもありません」というチュ・スインの台詞一つひとつは、スインの野球への情熱と真心をそのまま表現している。

「野球少女」は「第24回釜山(プサン)国際映画祭」の「韓国映画の今日‐パノラマ部門」に招待され、話題になった。その後、「第45回ソウル独立映画祭」で、主演を務めたイ・ジュヨンが独立スター賞俳優部門を受賞した。

「野球少女」は韓国で6月18日に公開される。

記者 : パク・アルム