元Wonder Girls ユビン、4thシングル「ME TIME」でカムバック…ヘリムの結婚にも言及“ずいぶん前から知っていた”

Newsen |

写真=rrrエンターテインメント
元Wonder Girls ユビンが、グループのメンバーとして苦楽を共にしてきたヘリムの結婚を祝った。

所属事務所rrrエンターテインメントによると、ヘリムは7月にテコンドー選手シン・ミンチョルと結婚する。ユビンは1月、JYPエンターテインメントを離れてrrrエンターテインメントを設立し、3月にヘリムとの専属契約を締結、ヘリムの結婚に関する公式コメントを発表した。

ユビンは5月20日、ソウル江南(カンナム)区のカフェで開かれた4thシングル「ME TIME」発売記念インタビューで「ヘリムが結婚することは、実はずいぶん前から知っていました。突然出たニュースではありません。知っていたので、そこまで大変ではなかったです。代表の気持ちというのはこういうものなのだろうかと漠然と想像してみました。代表にもう少し良くすればよかったと思いました」と話した。

「(元Wonder Girls)ソネのこともありましたし、Wonder Girlsというグループ自体が少しユニークなのは、自分たちがしたいことを全部したグループだからだと思います。なので、結婚の発表がデリケートなものだとは全く思っていませんでした。これがデリケートになりがちな問題だったと言われてやっと分かりました。また、最近は流れそのものがだいぶ良くなっています。オープンマインドなので、自然に受け入れられているようで、その流れに任せようと思います。流れに沿っていったら、したいこともして、交際発表もして、結婚した後も仕事を続けられると思います」と前向きに伝えた。

代表としてヘリムの最近の活動に対する満足感も表した。ユビンは「ついに多くの方々にヘリムの魅力を知ってもらっていると思いました。今までヘリムが、グループ活動に集中していたため、自身のカラーを見せる機会が少なかったのですが、このようにヘリムが魅力をアピールすることができて、つい母みたいな笑顔になります」と語った。

続いて「昔はグループの末っ子に対する姉として申し訳ない気持ちが大きかったです。最も大変だった時に(グループに)入って、本人がしたいことより、グループを中心に活動したためです。だからグループ活動後に勉強を決心したのも、すごくカッコいいと思いました。自分の所信がある人だと思って、私のほうが姉ですが彼女から学ぶことがたくさんあって、一緒にいながらすごく力になりました。気分が良くなるというか、そんなハッピーウイルスを彼女からもらったのですが、多くの方々にも知ってもらいたいと思いました」と付け加えた。

「ヘリムに一緒に仕事をしようと提案したのも、多くの方々にヘリムの魅力をお見せしたかったからです。他の会社からもっと良いケア、サポートを受けることができる人ですが、私が最もヘリムのことを知っているから、そういうことをちゃんと見せられるという自信がありました。もっと成功してほしいですし、すごく嬉しいです。最近、自分のものより、ヘリムのものを一生懸命にチェックしています(笑)。」と笑顔で伝えた。

rrrエンターテインメントの代表として追求する方向性は何なのだろうか。ユビンは「会社名に溶けています。本物には本物が分かるということです。本物でなければならないと思います。飾るからといってよいものではなく、自分が本当に感じなければならないし、本当に楽しまなければならない、本当に幸せでなければならないと思います。会社にいるとき、本当の自分を探していく過程になったら嬉しいです」と説明した。

ユビンは5月21日午後6時、4thシングル「ME TIME」を発売した。今回のシングルは、ユビンが昨年10月に公開した3rdソロアルバム「Start of the End」以来、7ヶ月ぶりに発売した新曲だ。

事務所を設立して初めてのカムバックであるだけに、成果に対するプレッシャーを感じないかという質問に対して、ユビンは「最初はそういう心配をたくさんしたんですが、だからこそ力を抜こうと思いました。初シングルだから、カッコよくいったほうがいいかなと考えたんですが、むしろ軽く気楽にアプローチしようと思いました。最初からあまり力を入れすぎるよりは、着実にやっていく姿をお見せしようと思いました。成果がよければ、当然嬉しいですが、そういうことから離れて自分が楽しみたいですし、聴いている方々にも気軽に聴いていただきたいと思って成果は運に任せ、流れるままにしようと思います。たくさん楽しんでいただけたら嬉しいです」と答えた。

新曲ステージの観覧ポイントとしては、自由奔放さを挙げた。ユビンは「解放感、即興的なものを盛り込みました。昔はステージを決まった動線を中心に動いていました。ジェスチャーや表情もそうでした。本当にたくさん練習して考えながらしたんですが、今回は気分に任せました。ダンサーの方々と練習する時も合わせ過ぎないようにと……そうすればフィル(気分)が落ちると話しました。本当に出任せにステージで自由にやろうと話しました。そういう部分が面白いポイントだと思います」と話した。

新型コロナウイルスにより、最近の音楽番組は観客なしで収録が行われている。これに対してユビンは「残念ではありますが、私がインドア派で中継でどのように楽しく遊べるかよく分かっているので、代わりに一緒に遊んであげたいです。私がイヤホンを耳に差して心の中でダンスを楽しむように、この曲を通じて一緒に楽しみたいです。だから『慰めソング』と表現しました。こういうご時世であり、もどかしいと思う方々もいると思います。なので新曲に逸脱したい気持ちも慰めたい気持ちも盛り込みました」と話した。

ユビンは今回のシングル発売を皮切りに、歌手として精力的に活動している。彼女は「すでに作っておいた曲が多いです。あえて自分が全部書かなくてもいいし、新曲をもらってもいいですし……自分で全部書かなければならないという緊迫感はないので、良い曲があったら良い曲をもらって、またその曲でも楽しく活動したいです。できるだけ忙しく活動して、多くの方々に楽しんでいただけるようにお見せする予定です」と明らかにした。

楽しみながら活動しようという心構えが、歌手でプロデューサーのパク・ジニョン代表と同じみたいだという言葉に、ユビンは「パク・ジニョン代表を隣で見てきましたし、良い影響を受けました。すごくカッコいいと思っています。自身がやりたいことを着実に努力し続けて、忙しく生きている方です」と伝えた。

「最近、パク・ジニョン代表のコンサートに行って来ました。ヒット曲メドレーを聴きながら『本当に忙しく生きてきたんだな』と思いました。ヒット曲も書いて、演技もして、制作もして、本当にすごいと思いました。『私も人生をあのように情熱的に生きることができるだろうか』とも思いました。私もそんな人になりたいです。後悔せず生きてみたいと思いました。代表は私の師匠であり、メンター(良き指導者)です。多くのアドバイスもしてもらっていますし、本当に良い師匠で、頼れる家族でもあります」と尊敬を表した。

記者 : ファン・ヘジン