“両親に実刑判決”Phantom サンチェス&Microdot兄弟、謝罪はなかった?詐欺の被害者が怒り
OSEN |
写真=OSEN DB
Phantom サンチェス&Microdot兄弟が最近SNSを通じて伝えた謝罪文に関して、真正性が疑われる報道が出た。韓国で6日に放送されたSBS「SBSテレビ芸能」は、詐欺容疑でそれぞれ懲役3年、1年を言い渡されたMicrodotの両親の話を報道した。
この日の放送で被害者のA氏は「20年前に大きな被害を被って今も信用不良者だ」と伝えた。被害者B氏は「Microdotとサンチェスが一緒に訪ねてきた。お金がないと言って、僕が考える元金にもならないお金をあげると言っていた。(Microdotが)『空からお金が落ちてきたら渡します』と言って帰った。申し訳なかったと先に謝罪すべきだと思うが、そのようなものはなかった」と話した。
さらに「裁判所の最終判決の時、(Microdotの母親が)にらみながら『私があれほど頼んだのに、とてもすっきりしただろう』と怒っていた」と主張した。判決が出た後も謝罪はなかったという。制作陣はMicrodot側と連絡を取ろうとしたができなかった。
4月24日、清州(チョンジュ)地方裁判所の刑事控訴1部(部長判事:イ・ヒョンゴル)はMicrodotの両親の詐欺容疑の宣告期日で、彼らの控訴を棄却、父親のシン氏には懲役3年、母親のキム氏に懲役1年を宣告した。
写真=SBS放送画面キャプチャー
Microdotとサンチェスの両親は1990~1998年まで、忠清北道(チュンチョンブクド)堤川(チェチョン)市で親戚や近所の住民ら14人から総額で約4億ウォン(約3600万円)を借りたまま返済せず、ニュージーランドに逃走した疑いで裁判に引き渡された。Microdotは当初、両親に関する報道を事実無根であると反論したが、裁判所は「20年間、被害復旧のための努力をしなかったと見られる」とし、父親のシン氏に懲役3年、母親キム氏に懲役1年をそれぞれ言い渡した。2人は控訴したが原審が維持され、今月1日に上告の放棄書を提出して刑が確定した。
Phantom サンチェス&Microdot兄弟は親に実刑が言い渡されるとSNSに謝罪文を掲載した。Microdotは「2018年11月、両親に関するニュースが報じられた時、状況を正確に把握せず、軽率に話して被害者の方々を傷つけたことを謝罪します。その時の軽率だった自分が恥ずかしく、今も深く反省しています」と綴った。
続けて「9人の被害者と示談を行いましたが、4人とは和解できず、両親は実刑を宣告されました。私の両親によって被害を受けた方々、私の未熟さで傷付いた方々に改めて謝罪致します。未熟だった自身の行動を振り返り、今後二度と同じ過ちを繰り返さないように常に注意致します」とつけ加えた。
また兄のサンチェスも「両親のことで社会的物議を醸した点に対し、お詫び申し上げます。親の過ちを息子として反省し、責任を感じ、未熟な私自身の姿をいつも振り返り反省しながら生きていきます」と述べた。
しかし「SBSテレビ芸能」で公開された内容は、もう一度人々を憤らせた。謝罪文を通じて「軽率だった」と反省したが、謝罪はなかったという被害者の主張を見ると、真正性が疑われている。
被害者たちは、Microdotの親を相手に民事訴訟を行うと明らかにした。
・Microdot、詐欺容疑で両親に実刑判決「私の過ちでもある…被害者に改めて謝罪する」
・Phantom サンチェス、弟Microdotに続き…両親の騒動を謝罪「息子として責任を感じる」
記者 : チェ・ナヨン