コ・ドゥシム&チ・ヒョヌ、映画「輝く瞬間」にキャスティング…美しい済州島でのオールロケ作品

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写真=ミョンフィルム
コ・ドゥシムとチ・ヒョヌが、映画「輝く瞬間」(監督:ソ・ジュンムン)にキャスティングされた。

「輝く瞬間」は、済州島(チェジュド)の最高の海女ジンオクと、彼女を取材するためにソウルから来たドキュメンタリープロデューサーのギョンフンの物語を描いた作品だ。コ・ドゥシムがジンオク役を、チ・ヒョヌがドキュメンタリープロデューサーのギョンフン役を担ってストーリーを引っ張って行く予定である。

ジンオクは済州の辛い歴史を全身で体験したキャラクターで、名実共に韓国の国民的女優であり“済州の娘”と呼ばれる済州出身のコ・ドゥシムがキャスティングされた。これに加えて2003年のデビュー以来、数多くの作品で多様なキャラクターを演じ、バンド活動も行っているチ・ヒョヌが参加し、コ・ドゥシムと呼吸を合わせる。

演出を引き受けたソ・ジュンムン監督は、2007年の「第31回 クレルモン・フェラン国際短編映画祭」の国際競争部門に招待された「Auld Lang Syne」を通して、韓国国内外の有数の映画祭で演出力が認められた。また、2011年公開された「アール・イー・シー」は、繊細な演出力で好評を受けている。ソ・ジュンムン監督はミョンフィルムと初めて手を組んだ作品「輝く瞬間」を通じて、「建築学概論」の後を継ぐ“ウェルメイド済州映画”を完成させる予定である。

コ・ドゥシムは初撮影を控え「済州島の人々は、海女の精神を持って生きていく。この精神をいつも誇りに思っている。だからこの作品に参加することになったことがありがたく、渾身の力を尽くして、美しく丁寧に作ってみたい」という感想を、チ・ヒョヌは「『重要なものは目に見えない』という星の王子様の台詞のように、心で見ればより素敵な映画になってほしい」という願いを伝えた。

また、ソ・ジュンムン監督は「コ・ドゥシムさんのような大女優と一緒に作業できることが夢のようで、チ・ヒョヌさんとの息のあった演技も期待している。美しい済州の、美しい映画を作るように努力する」と抱負を明らかにした。

2019年に映画振興委員会の製作支援作に選定されたことに加え、2019年に済州島ロケーション活性化のためのシナリオ公募展で大賞を受賞し、シナリオの高い完成度を証明した映画「輝く瞬間」は、6月までに撮影を終える予定だ。

記者 : イ・イェウン